【集客力強化】ネットショップで集客して売上をアップさせるコツ

2024.05.30(更新:2024.08.12)

ネットショップを開設したけれど、なかなかアクセス数や売上が伸びなくて悩んでいる方も多いと思います。ネットショップでは商品をクリックした人が購入する割合が3%前後(※)、つまり100人が見たら実際に購入するのはたったの3人だと言われています。だからこそ、「集客」が重要なポイントです。

ここでは、ネットショップの運営で困っている方へ向けて、集客方法について解説します。無料でできる施策と、短期間で成果が期待できる有料の施策、どちらもまとめました。ネットショップの集客力アップを目指すために、ぜひ参考にしてください。

※参考:Adobe Digital Index Consumer Electronics Report 2020

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ネットショップの集客方法を見直す前にできること

ネットショップの集客に課題がある場合、まずはネットショップ自体を見直してみることが大切です。

ターゲットの選定

老若男女問わず万人受けする商品やサービスが売れたのは、ひと昔前の話です。今は自社の商品やサービスを誰に買ってほしいのか、それを具体的に設定する必要があります。性別や年代はもちろん、趣味やライフスタイルなども細かく設定し、特定の顧客に刺さるように丁寧に作り込むことが大切です。

ターゲットを明確にして、それに沿った商品やサービスをラインナップすることで「ココなら自分の求める商品が見つかるかも!」と思わせることができれば、何度もリピート購入してくれる固定顧客も獲得できるでしょう。

コンセプトを見直す

ネットショップのコンセプトが定まっていないために、魅力が伝わっていない可能性もあります。コンセプトで大切なのは、オリジナリティを出して他のショップとの「差別化」を図ることです。差別化するためにも、購買する人にワクワクするような購買体験を提供しましょう。応援したくなるようなショップを作るためにも、一度客観的にコンセプトを見直してみることをおすすめします。

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【無料】自分でできるネットショップの集客方法

「集客にお金をかけたくない」と考える人も多くいるでしょう。まずは、コストがかからず集客を見込める方法を3つ紹介します。有料の施策をはじめる前に、手軽にできる方法に挑戦してみませんか。

(1)SEO対策

SEOとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位に表示されるように対策することです。たとえば女性向けの靴を扱うネットショップの場合、「スニーカー レディース」で検索して上位に表示されていれば、レディースのスニーカーを買いたい多くの人がネットショップを訪れてくれるでしょう。SEO対策はすぐには成果に結びつきません。多くは3ヶ月〜半年程度の期間が必要です。地道に長期的に行うことで集客につながっていきます。

(2)ブログやSNSを活用

ブログやSNSなどを通してネットショップの魅力を発信することで、集客力アップを図れます。

■自作のブログ、無料のブログサービス

ネットショップとWordPress を連携させたブログや、Amebaブログやlivedoorブログといった無料のブログサービスで、商品に関するお役立ち情報を発することも集客につながります。

■SNS

InstagramやX(旧Twitter)、Meta、TikTokといったSNSを活用して、商品やショップの情報を発信しましょう。目から入る情報が非常に大切なので、商品の魅力を最大限に伝えるために画像にはとことんこだわりましょう。SNSではショップと顧客だけでなく顧客同士もつながれるため、ファンづくりにも効果的です。

(3)メルマガ配信

メルマガ(メールマガジン)はリピーター向けの集客方法です。メールでお得なお知らせや新商品の情報を伝えることで、1度購入してくれた顧客にネットショップの再訪問を促せます。しかし、あまりに配信の頻度が高いと配信停止されてしまう恐れもありますので、配慮が必要です。

【有料】効率的なネットショップの集客方法

無料の施策は効果が出るまでに時間がかかるものが多いため、さらに集客したい人や短期で成果を得たい人は有料の広告を出す手段も検討してみてください。費用はかかりますが広告を出すことで、着実な成果が期待できます。どんな広告をいくらで出せるのか実際に見ていきましょう。

(1)リスティング広告

GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果画面に掲載されるテキスト広告のことです。特定のキーワードが検索された場合にのみ広告が表示される仕組みです。キーワードは自分で設定できるため、興味がある人に効率よくアピールできます。広告をクリックしたら料金が発生する「クリック課金制」なため、低予算で始めることが可能です。

SEO対策と合わせてリスティング広告を導入することで、高い効果を発揮します。ただし、人気のあるキーワードや競合の多いキーワードを設定すると費用が高額になってしまうため、予算の範囲内で設定しましょう。

(2)ディスプレイ広告(バナー広告)

Webサイトやアプリの広告枠に、画像または動画とテキストの組み合わせで表示される広告です。ディスプレイ広告の特徴は、年齢・性別・居住地といった顧客の属性を絞って顧客に効率よく配信できることと、1度ショップを訪れたことがある顧客に対して広告を表示させる「リターゲティング(リマーケティング)」です。

費用は広告をクリックすることで発生する「クリック課金制」と、広告が表示される回数に応じて課金される「インプレッション課金制」の2種類があるため、目的に合わせた方法を選びましょう。

(3)SNS広告

Instagram、Facebook、X(旧Twitter)などに、自社のアカウントを使って掲載する広告です。顧客のSNSアカウントには閲覧履歴や発信内容などの情報が蓄積されていて、これら情報をもとに最適な広告を出すサービスを提供しています。そのため、効率よく集客を見込めるでしょう。

(4)インフルエンサー広告

SNSでの影響力が高く、ビジネスとして情報を発信しているインフルエンサーにネットショップや商品を紹介してもらう方法です。インフルエンサーに商品を無料で提供して感想をSNSに投稿してもらい、インフルエンサーのフォロワーに購買してもらうことが狙いです。費用は、依頼するインフルエンサーのフォロワー数により変わるケースが一般的です。

(5)ショッピング広告

検索結果に画像と商品情報をセットで表示される広告です。商品購入率(コンバージョンレート)の高さやクリック単価の安さが魅力で、 Googleではリスティング広告よりも上位に掲載されます。スマートフォンでは画面占有率が高くなるため目に留まりやすく、高い費用対効果を得られるでしょう。

(6)プレスリリース

自社の情報を発信してニュースサイトや雑誌に紹介してもらう方法です。各メディアが掲載したくなるような情報を企画し、適切な時期にプレスリリースを配信します。ただし、メディアは届いた情報のすべてを掲載してくれるわけではありません。顧客にとって価値のある情報を選んで紹介しています。

自分でプレスリリースを行うことも可能ですが、記事を執筆して各社の受付先を調べてメールを送信などの手間が想像以上にかかるため、一括で行なってくれる代行業者を利用する方が一般的です。

 

集客方法

費用

成果が出るまでの期間

見込みアクセス数

リスティング広告

10万円〜

最短2日後〜

1,000件以上

ディスプレイ広告

10万円〜

最短5日後〜

500件以上

SNS広告

10万円〜

最短3日後〜

1,000件以上

インフルエンサー広告

10万円〜

最短当日〜

依頼するインフルエンサーによる

ショッピング広告

10万円〜

最短2日後〜

1,000件以上

プレリリース

5万円〜

最短当日〜

1,000件以上

 

ネットショップ作成サービスの集客サービスも賢く活用!

ネットショップ作成サービスでは、集客するためのサポートサービスなども提供しています。

たとえば「BASE」では、SEO設定、ブログ、Instagram広告、 GoogleやTikTokへの商品連携・広告、プレスリリース配信といった多様なサービスがあり、そのほとんどが無料で利用可能です。

さらに、BASEが費用を負担するクーポンキャンペーンも不定期で開催しています。たとえば2023年12月にはクリスマスキャンペーンとして10日間にわたって「あと払い(Pay ID)」で使える10%OFFクーポンを配布しました。こうしたサービスを積極的に利用することで、ショップへのアクセス数アップが見込めるでしょう。

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ネットショップに集客するうえでの注意点

ネットショップへの集客方法を比較検討するときは、コストや想定されるリスクなどもしっかり理解しておきましょう。

広告費は予算内におさめる

むやみに広告に費用をかけて結果につながらないのは、極力避けたいポイントです。一般的に、広告費の予算は売上目標のおよそ30%程度と言われています。個々の目標やターゲットに合わせた広告を選択し、予算内で収まるように調整しましょう。よくある目標には、次のようなものがあります。

  • アクセス数を伸ばして知名度を上げたい
  • 新規顧客を開拓したい
  • 売上を伸ばしたい

イベント・キャンペーンの開催頻度

売上を伸ばすためにクーポンの配布やキャンペーン、セールは効果的です。しかし、頻繁に開催していると通常価格で売れなくなり、結果的に売上が落ちてしまう可能性もあります。そうした事態を防ぐためにも、クーポンや割引イベントの開催頻度も考慮することが必要です。

SNSやメルマガは時間帯に配慮する 

SNSやメルマガには、読まれやすい時間帯があります。たとえば、仕事で使える商品であれば朝の通勤時間帯に配信するのが向いています。プライベートでの使える商品であれば、おうちでのリラックスタイムに配信することでネットショップへの集客を見込めるでしょう。

また、ターゲットに合わせて配信する時間帯に工夫をすると効果的です。会社員の場合は通勤時間帯、主婦層であれば10時〜午後2時頃などに配信すると見てもらいやすいでしょう。時間帯に配慮することが集客率アップに効果的です。

ステマ・炎上のリスクがある

SNSに「#PR」を付けずに投稿してしまうと、ステルスマーケティング(ステマ)になってしまいます。また、投稿内容の表現に問題があると炎上してしまう可能性もあります。そういった事態は自身のブランドの信頼も失ってしまうため極力避けたいところです。だからこそ自身のSNSへ投稿する場合はもちろん、インフルエンサーに依頼する場合は投稿前のチェックをしっかりと行ってください。

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まとめ

売上を上げるためには集客が必要であり、集客するためにはコツコツとした地道な努力も必要です。まずはご自身のネットショップの総アクセス数、SNSからの流入数、商品ページの閲覧頻度といった現状を的確に把握し、自分が行なっている集客方法が合っているか確認、検証しましょう。

BASE」ではさまざまな集客サービスを無料で提供しており、サポート体制は万全です。ネットショップオーナー様の成功体験なども情報発信していますので、ぜひ集客に活用してみてください。

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さらに、集客に必須のSNSの連携も簡単です(Instagram・TikTok・YouTubeショッピング・Googleショッピング広告)。

ショップ開設はメールアドレスだけあれば、その他の個人情報やクレジットカードの登録も必要ありません。

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