「YELL BANK」とは、BASEの「将来の売上」を「すぐに使えるお金」に変えるサービスです。 今回は、<FruColle>の大嶋さんと永井さんに、「YELL BANK」の魅力や活用方法についてお話をうかがいました。
ーー運営している<FruColle>について、教えてください。
BASEでは、お野菜やフルーツから、水分だけを取り除いたフリーズドライや、フルーツシュガー、フルーツの甘酒などの販売をしています。
それ以外にも、フリーズドライの卸販売やOEM生産、受注製造などもおこなっています。
ーー「資金調達」に対して、どのような印象をお持ちでしたか?
「お金が足りないときに、利用するもの」という印象を持っています。
これは今も昔も変わってなくて、銀行融資や「YELL BANK」などを利用するときは、資金不足のときに助けてもらうサービスとして認識しています。
スピーディーで手軽に使えるのが「YELL BANK」の魅力
ーー「YELL BANK」を利用するに至った、決め手を教えてください。
はじめて知ったときは「BASEで資金調達ができるんだな」と思った程度でしたが、審査なしで即時で資金を調達できると知り、試しに使ってみることにしました。
銀行融資を受けた経験もあるのですが、何度も銀行に出向かないといけなかったり、事前の審査などに時間がかかるので、「YELL BANK」のスピーディーで手軽に利用できる点が魅力的に感じました。
また、BASEが「YELL BANK」というサービスを使って、小さいショップの運営を後押ししようとしている点にもポジティブな印象を抱きました。
自動で支払われるため、「支払っている感覚がない」のがいい
ーー実際に「YELL BANK」を利用してみて、いかがでしたか?
BASEからお金を「借りる」のではなく、私たち<FruColle>の未来の売上を「今使えるお金に変えている」ような感覚でした。BASEでの売上が信用となり、それが調達できる金額に反映されている点も安心できるポイントでした。
「YELL BANK」で調達した資金は、BASEの売上から自動で支払われるので、気づいたら支払いが終わっていて、支払っている感覚がない点も気に入っています。また、すべてBASEという自分のテリトリー内で完結することも安心感につながっています。
さらに、毎月決まった金額を支払うわけではなく、売上が立たない月は支払いが発生しないしくみは、キャッシュフローの観点でも助かるなと思いました。
ーー「YELL BANK」で調達した資金は、何に利用されましたか?
ネットショップ<FruColle>の運営だけでなく、株式会社フルコレ全体の支払いの一部として利用しました。
毎月かかる事務所や加工場の家賃や、電気代、仕入れ資金などに使いました。とくにフリーズドライ製品の加工に多くの電力を使うので、電気代の支払いに助かりました。
ーー2回目に「YELL BANK」を利用した理由を教えてください。
一度使ってみて便利だったことと、ちょうど資金繰りが厳しかった時期だったため、再度「YELL BANK」を利用しました。
私たちが扱う商品は季節性によって売れ行きが変動します。とくに夏場はドライフルーツよりも新鮮なフルーツの需要が高いので、一時的に売上が下がってしまう時期が発生し、資金繰りが厳しくなります。
そんなときに、「YELL BANK」で調達した資金を、毎月の支払いなどに充てていました。
ーー「YELL BANK」を利用するさいの、調達金額はどのように決めていますか?
資金繰りが厳しいタイミングで「YELL BANK」を利用するため、手数料などもとくに意識することはなく、最大金額を調達するようにしています。
直近の売上状況に応じて調達できる額が変わるので、その時点での最大限の調達額を利用しています。
「YELL BANK」の使い方については、以下の記事をご覧ください。
お客様の声に聞く場所としてのネットショップ
ーー最後に、今後どのようなショップを目指していきたいですか?
私たちは、フリーズドライの卸販売やOEM生産、受注製造がメインのため、ネットショップはお客さまの声を直接聞く場所として運営しています。
商品を買ってくださったお客様からのご意見を取り入れて、今後も商品開発などに活かしていきたいです。
編集後記
「気づいたら支払いが終わっていて、支払っている感覚がない点」にメリットを感じていた大嶋さんと永井さん。
「YELL BANK」では、売上から自動で支払われるので、煩雑な支払いなどはいっさいありません。また、売上が立ったときだけ支払いが発生するので、季節によって売上が変動するショップにもおすすめです。