ハンドメイドやイラスト、デザインなどが趣味で、「オリジナルのスマホケースを販売してみたい!」という方もいるでしょう。スマホは片時も手放せない存在だからこそ、ケースにもこだわりたい人が多く、デザイン性の高いスマホケースには人気があります。
今回は、オリジナルのスマホケースを売る方法について解説します。売れるスマホケースを作るコツや、ネットショップでの販売事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
オリジナルのスマホケースを売る方法は2種類
オリジナルのスマホケースを作って売る方法は、主に2つあります。
- ハンドメイドしたスマホケースを売る
- スマホケース用のデザインデータを販売する
それぞれのメリットやデメリットを見ていきましょう。
ハンドメイドしたスマホケースを売る
手芸や工作などが好きで手先が器用な方は、1点もののスマホケースをハンドメイドするのがおすすめです。ハンドメイドは手作りならではの温かみや、他の人と被りにくい希少性で人気です。
基本的には制作済みの商品を販売するため、在庫を抱えるリスクも少しあります。一方で、顧客の希望を取り入れながらオーダーメイドすることもできるため、受注販売でリスクを抑えることも可能です。
ただし、ハンドメイドのスマホケースを売る際に、顧客と直接のやり取りが多いのが懸念点といえます。オーダーメイド商品を扱う場合に限りませんが問い合わせへの対応も必要です。その分、商品の感想を直接もらえる機会も多いため、顧客と交流することがやりがいになっている方も多いようです。
ハンドメイドスマホケースの作り方は、以下の記事で詳しく紹介していますのでぜひチェックしてみてください。
スマホケース用のデザインデータを販売する
「細かい作業は苦手だけど、イラストを描いたりデザインをしたりするのは好き」「写真を撮るのが趣味で、写真を使ったグッズを作ってみたい」といった方には、スマホケース用のデータ販売がおすすめです。
最近では、個人でも1点からオリジナルデザインのスマホケースを制作できるサービスが豊富にあります。そのため、データのみを販売して顧客に各自で発注してもらうことも可能です。また、スマホケース制作機能を備えたネットショップ作成サービスを利用して、ケース制作から発送までを依頼することもできます。
どちらの方法でも在庫リスクを抱えることがない上、売れれば売れるだけ利益になるので、はじめてグッズなどを販売する方も取り組みやすいでしょう。
ハンドメイドのスマホケースはどこで販売する?
ハンドメイドの販売方法はさまざまですが、初心者には初期費用を抑えやすいオンライン販売がおすすめです。ハンドメイドのスマホケースを販売できるプラットフォームは、主に4種類あります。
- ハンドメイドマーケット
- フリマアプリ
- ネットオークション
- ネットショップ
それぞれの特徴を、代表的なサービスの名称とあわせて紹介します。
ハンドメイドマーケット
minneやCreemaといった、ハンドメイド中心の販売プラットフォームがハンドメイドマーケットです。ハンドメイド好きの人が商品をチェックしに集まっているので、自作のスマホケースが顧客の目に入るチャンスもたくさんあります。
ただし、競合するハンドメイド作家の数も多い上、商品は他のショップのものと横並びで表示されます。そのため、価格やクオリティなどで比較されやすいのが、ハンドメイドマーケットの懸念点です。また、利用するプラットフォームによっては手数料が10%程度かかる点も認識しておきましょう。
フリマアプリ
メルカリをはじめとするフリマアプリでも、ハンドメイドのスマホケースを販売可能です。フリマアプリをよく使う人であれば、慣れ親しんだプラットフォームで手軽に出品できることが魅力と言えます。
ただし、フリマアプリではハンドメイドに限らず幅広い商品カテゴリを扱っているため、商品にたどり着きにくい傾向にあります。くわえて、値引き交渉に応じる手間が発生したり、予定した収入が得られなかったりする可能性があることもデメリットです。なお、フリマアプリも手数料が10%程度かかることがあります。
ネットオークション
Yahoo!オークションをはじめとする、オークションサイトでスマホケースを販売する方法もあります。販売形式は[オークション形式]と[フリマ(定額)]の2種類から選択でき、[フリマ(定額)]であれば設定した販売価格のまま、期限を設けずに入札を募集できます。
フリマアプリとは違って最低販売価格を決められるので、利益が残らないほどの値引きを要求されることがないのが魅力です。ただし、フリマアプリと同様に商品ジャンルも数も膨大なので、検索で見つかりやすいよう商品名を工夫したり、価格や出品するタイミングを精査したりなど、商品を買ってもらえるよう試行錯誤しましょう。また、ネットオークションの落札システムも利用料として10%ほどかかります。
ネットショップ
BASEのように、自分の商品だけを扱う独立したショップを構えてスマホケースを販売する方法です。ネットショップで販売するメリットは、他のショップと比較されにくい上、カスタマイズ性が高いことです。ショップデザインをカスタマイズできるためスマホケースのデザインと雰囲気を統一できますし、商品の並びやカテゴリも自由自在に変更できます。
スマホケースは1〜2年ほどで買い替える人が多く、なかには複数のスマホケースを持っていて気分やファッションにあわせて付け替える人もいます。そうした人に向けて、リピート購入を促すアプローチを行いやすいのもネットショップの魅力です。
BASEでネットショップを開設する場合、初期費用と月額費用は無料、商品が売れた際に発生する手数料もハンドメイドマーケットやフリマアプリ、ネットオークションより低くなります。
ただし、他の方法とは違ってプラットフォームの知名度に頼れないため、自力での集客が必要な点には注意が必要です。集客をサポートする機能が充実したネットショップ作成サービスもあるので、利用するサービスを選ぶ際にぜひチェックしてみてください。
スマホケースのデザインだけ用意すればスマホケースを販売できる?
スマホ用に作成したオリジナルデザインの販売方法は、主に2つあります。
- オンデマンド出品サービス
- データ販売に対応したネットショップ
それぞれの特徴を、代表的なサービスの名称とあわせて紹介します。
オンデマンド出品サービス
SUZURIやBOOTHのように、オリジナルデザインを登録するだけで、顧客に好きな商品を1点から販売できるサービスを利用する方法です。こうしたオンデマンド出品サービスでは、受発注や発送など、デザイン登録後のやり取りはすべてサービス側に任せられます。そのため、販売する手間がほとんどかからないのが魅力です。
その分、販売時に受け取れるマージンが少なくなりやすい点には注意してください。suzuriでは原価を除いた金額(トリブン)が、BOOTHでは原価や送料から販売手数料(マージン×5.6%+22円)を引いた金額が売上となります。どちらもマージンは自分で設定できるものの、他のショップより高くなってしまうと販売数が伸びにくくなります。そのため、顧客ニーズと収益のバランスを取って価格を決めていきましょう。
データ販売に対応したネットショップ
BASEやSTORESなど、データの販売に対応したネットショップを利用して、スマホケースのデザインを販売する方法です。利用するサービスによっては、データを利用して顧客が各自でスマホケースを発注するだけでなく、連携サービスを利用してネットショップ上でスマホケースを発注することもできます。顧客の手間を軽減できるため、販売数を伸ばしやすくなるでしょう。
BASEの「オリジナルプリント.jp App」がおすすめ!
たとえばBASEでは、オリジナルプリント.jp と連携したサービスを提供しています。デザインを入稿するだけで、スマホケースの制作から顧客への発送までワンストップで行えるサービスです。スマホケースだけでなく、Tシャツやトートバッグ、ステッカーなど幅広い商品に対応しているため、顧客ニーズにあわせて扱う商品の幅を増やせます。
スマホケースの販売事例
実際にBASEのネットショップでスマホケースを販売しているオーナー様の事例を紹介します。
ハンドメイドの1点ものスマホケースを受注生産|PULCHEREST of Life
PULCHEREST of Lifeは、独自の技法で描く美しい色彩の絵画や、一点もののスマホケース、アパレルやアクセサリーなどを提供するライフスタイルブランドです。
アルコールインクやレジンなどを使って描いた抽象画を手掛けていて、スマホケースもハンドメイドしているため1点ずつ風合いが変わってきます。樹脂でコーティングしているため丈夫で、表面の艶が高級感を醸し出しています。
環境保護を大切にしているショップでもあり、在庫廃棄をなくすために完全受注生産での販売を行っているのが特徴です。
幅広いニーズに対応した、キュートなプリントのケース|ことりちゃん
ことりちゃんは「小鳥」にフォーカスしたデザインのグッズを販売するショップです。
小鳥のイラストがプリントされたスマホケースはiPhone用で、受注生産のためiPhone5から最新型まで複数の機種に対応しています。ショップページでは、商品タイトルに「対応機種」が書かれています。そのため、わざわざ商品詳細画面にいく手間が省けて、選ぶときに迷いません。
さらに、Android用ケースのカスタムオーダーも受付している上、スマホケースの種類はハードタイプと手帳型のどちらも扱っています。顧客の幅広いニーズを満たせるのが特徴です。
ボタニカルデザインをプリントしたスマホケース|Asahi art style
Asahi art styleは、印象派テイストの草花のイラストを用いたグッズを販売するショップです。スマホケースはクリアケースも手帳型も取り扱っていて、iPhoneだけでなくAndroid各種にも対応した商品もあります。
ステッカーやカードを挟み込めるよう、額縁のようなデザインを採用したクリアケースがあったり、人気のショルダーストラップつきの商品があったりと、ニーズに応えた商品を多数扱っているのが特徴です。
さらに、スマホリングやショルダーストラップ単体での販売も行っているなど、商品の種類が多いのも魅力といえるでしょう。
売れるスマホケースをデザインするコツ
BASEでの販売事例をふまえて、売れるスマホケースのデザインを作るために大切なポイントを2つ紹介します。
ターゲットを明確にする
どんなデザインを好むかは、年代や性別、趣味趣向によって変わってきます。特定のターゲットを決めて、好みにあったデザインを作ることで、売れやすくなるでしょう。
たとえば「Asahi art style」では、ボタニカルデザインを好む人はもちろん、推し活をおしゃれに楽しみたい人や、ストラップつきの便利でおしゃれなスマホケースが欲しい人に向けた商品も扱っています。
ターゲットの好みや使用シーンなどを明確にイメージした上で、デザイン作りや集客方法に活かしていきましょう。
側面のデザインにもこだわる
スマホケースは側面にデザインを施していないと、安っぽい印象になる可能性があります。ハンドメイドする場合はデザインの範囲が自由ですが、デザインをプリントする場合は印刷範囲に注意して、極力広範囲にプリントできるサービスを選びましょう。その上で、実際にスマホをセットしてみた場合の見た目をしっかり想像しながらデザインすることで、商品のクオリティを高められるでしょう。
なお、BASEと連携しているオリジナルプリント.jpでも、側面までの全面プリントに対応したハードタイプや手帳型のスマホケースがありますので、ぜひ活用してみてください。
まとめ
今回はオリジナルスマホケースの販売方法を、ハンドメイドの場合と、スマホケース向けのオリジナルのデザインデータを販売する場合とに分けて紹介しました。個人でも手軽にオリジナルスマホケースを販売できますので、ぜひチャレンジしてみてください。「スマホケースを売って稼ぎたい!」という方は、ターゲットを決めてブランドコンセプトを明確にした上で、デザインにこだわるのをおすすめします。
ネットショップ作成サービスの「BASE」でも、オリジナルのスマホケースを販売可能です。ハンドメイドのスマホケースはもちろん、連携サービスの「オリジナルプリント.jp App」を活用すると、デザインを登録するだけで商品の制作や発送までを任せられます。スマホケースの販売を検討中の方は、ぜひBASEもチェックしてみてください。
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