フリマアプリの普及によって、個人間でも手軽に商品を売買できるようになりました。不用品やハンドメイド品の販売に、フリマアプリの活用を考えている方も多いでしょう。
利用にあたってチェックしておきたいのが、フリマアプリの手数料です。手数料が高いと、商品が売れても得られる利益が少なくなってしまいます。
本記事では、フリマアプリの手数料や特徴、メリット・デメリットを紹介します。商品販売初心者の方は、ぜひ参考にしてください。
この記事で分かること
- フリマアプリ主要3社の手数料や特徴
- フリマアプリのメリットとデメリット
- フリマアプリ選びでのポイント
- フリマアプリ利用時の注意点
- BASEは個人・スモールチームに選ばれているネットショップ作成サービスです
- 初期費用・月額費用いらずで、無料で今日からショップ運営をはじめられます
- ショップ開設後の運営サポートや集客支援も充実しています
- 「売上を伸ばしやすいネットショップ作成サービスNo.1」に選ばれています
目次
人気フリマアプリ3つの手数料を比較!

まずは、人気フリマアプリ3つの手数料を比較してみましょう。メルカリ・ラクマ・Yahoo!フリマの販売手数料・振込手数料は次のとおりです。
サービス名 |
販売手数料 |
振込手数料 |
メルカリ |
10% |
200円 |
ラクマ |
4.5%~10%(販売実績で変動) |
210円(※楽天銀行で申請金額10,000円以上は無料) |
Yahoo!フリマ |
5% |
100円(※Paypay銀行は無料) |
3社とも出品手数料はかかりません。出品していた商品が売れると、「販売手数料」が発生します。「振込手数料」は、売り上げを受け取るときに発生する手数料です。3社とも、販売手数料は商品の金額で変動します。
3社のうちもっとも手数料が低くなるのは、販売手数料が4.5%〜のラクマです。しかし、「月の販売回数10回以上、販売金額10万円以上」の条件をクリアしないと、4.5%にはなりません。毎月の販売数・販売金額が少ない方には、販売手数料5%のYahoo!フリマが向いているでしょう。
ただし、商品が売れる可能性を高めるなら、月間利用者数がもっとも多いメルカリがおすすめです。
そもそも「フリマアプリ」とは?

フリマアプリとは、「フリーマーケットアプリ」の略称で、オンラインで個人間売買ができるアプリです。登録によって、誰でも気軽に不用品やハンドメイド作品を販売できます。
フリマアプリとネットオークションの大きな違いは、価格を出品者が自分で設定できることです。また、フリーマーケットのような価格交渉もできます。オンラインでのやり取りとなるため、対面でのコミュニケーションは必要ありません。
フリマアプリのメリット

多くの人がフリマアプリを活用している理由は、以下2つの大きなメリットがあるためです。
- 誰でも手軽に出品できる
- リサイクルショップより高く売れる
2つのメリットについて、それぞれ紹介します。
誰でも手軽に出品できる
フリマアプリの大きなメリットは、スマホさえあれば、誰でも手軽に出品できることです。写真撮影や商品説明の作成は、アプリの指示に従って操作するだけで完了します。
また、フリマアプリは匿名性が高いサービスで、個人情報を隠したままでの取引が可能です。出品者だけでなく、落札者も匿名で取引できます。「商品を売買したいが個人情報を出したくない」と考える方も、フリマアプリなら安心して利用できるでしょう。
リサイクルショップより高く売れる
リサイクルショップより高く売れやすいことも、フリマアプリのメリットです。
新しくてきれいな商品でも、リサイクルショップでは安値で買取される場合があります。商品の状態が悪ければ、買取不可になってしまう場合もあるでしょう。
フリマアプリでは自分で価格設定ができ、リサイクルショップより高く売れる可能性があります。
フリマアプリのデメリット

便利なフリマアプリですが、メリットばかりではありません。利用にあたっては、デメリットを知っておくことも大切です。フリマアプリの大きなデメリットには、次の2つがあります。
- 売買トラブルの可能性がある
- 送料や手数料が発生する
デメリットについても、それぞれ見てみましょう。
売買トラブルの可能性がある
フリマアプリのデメリットの一つが、売買トラブルの可能性があることです。匿名の取引では、トラブルが起きても相手の個人情報が分からず、解決しにくい場合があります。
2024年には、「返品トラブルが起きたのに運営のサポートが受けられない」との投稿がSNSで相次ぎ、大きな話題となりました。また、「購入者からの値下げ交渉が続いたのに結局購入されない」といったトラブルもあります。
出品・購入ともに、利用時は売買トラブルの可能性を考慮しなくてはなりません。
送料や手数料が発生する
フリマアプリは、送料や手数料が発生することも大きなデメリットです。安価な商品でも、売れると一定の販売手数料が発生します。さらに、商品を購入者へと発送するためには、送料が必要です。
価格設定や発送方法によっては利益が出ない可能性があるため、利用時には注意しなくてはなりません。
主要フリマアプリの特徴

フリマアプリによって、特徴には違いがあります。そこで、3つの主要フリマアプリについて、それぞれの特徴を見てみましょう。
メルカリの特徴
2013年に生まれたフリマアプリが「メルカリ」です。メルカリの出品総数は10億点以上で、ファッション・ハンドメイド作品・ペット用品・ゲームなど、さまざまな商品が販売されています。
メルカリに出品するために必要な工程は、アプリで商品を撮影し、説明文を記入するだけです。売れた商品は、「メルカリ便」を使ってかんたんに発送できます。
ラクマの特徴
楽天グループ株式会社によって運営されているフリマアプリが「ラクマ」です。日本初のフリマアプリ「フリル」が、「ラクマ」として生まれ変わりました。
ラクマの特徴は、取引の成立には、出品者による購入希望者の承認が必要な機能があることです。出品者は、購入希望者のプロフィールや評価を確認してから、販売するかを自分で決められます。
Yahoo!フリマの特徴
Yahoo! JAPANによって運営されているフリマアプリが、「Yahoo!フリマ」です。もともとは「PayPayフリマ」という名称でしたが、2023年11月に現在の名称へと変わりました。
Yahoo!フリマはPayPayとの互換性の高さが大きな特徴です。また、売り上げの入金先がPayPay銀行の場合、振込手数料が無料になります。
フリマアプリ選びでチェックしたいポイント

メルカリ・ラクマ・Yahoo!フリマ以外にも、さまざまなフリマアプリがあります。フリマアプリを使いはじめるなら、次のポイントをチェックしてみましょう。
- 利用者の多さ
- 手数料の安さ
- トラブルへの対策
3つのポイントについてもそれぞれ紹介します。
利用者の多さ
フリマアプリでの出品では、利用者の多さが大きなポイントです。アプリの利用者が多いと、その分商品が売れる可能性も高くなります。レアで知名度が低い商品でも、購入希望者がいれば高値で販売できるかもしれません。出品時は、売りたい商品のジャンルを多く取り扱っているかもチェックしてみましょう。
手数料の安さ
手数料の安さも、フリマアプリ選びでのポイントの一つです。
出品した商品が売れても、販売手数料が高いと利益が少なくなってしまいます。そのため、販売手数料はフリマアプリを選ぶ際に確認したい大切なポイントです。
販売手数料が何%なのか、確認・比較のうえでフリマアプリを選びましょう。
トラブルへの対策
トラブルへの対策も、フリマアプリの利用前にチェックしておきたいポイントです。便利なサービスではあるものの、フリマアプリにはトラブル発生のリスクがあります。そのため、トラブルへの対策も大切です。
サポートの有無や内容は事前に確認しておきましょう。
フリマアプリ利用時の注意点

フリマアプリは、商品が高値だと販売手数料も高額になります。販売手数料の割合はフリマアプリによって違うため、利用前に比較検討を行いましょう。
手数料の安さで販売方法を選ぶなら、フリマアプリよりもネットショップ作成サービスがおすすめです。たとえばネットショップ作成サービスの「BASE」は、プランによって次のように販売手数料が設定されています。
プラン |
スタンダードプラン |
グロースプラン |
決済手数料(※) |
3.6%+40円 |
2.9% |
サービス利用料 |
3% |
0円 |
※決済手段によって決済手数料にシステム手数料相当額1%が加算されます
フリマアプリと比べると、BASEの販売手数料はお得です。
そのうえ、BASEでは商品が売れた場合、フリマアプリのように「代金が支払われない」といったリスクを回避できます。
BASE独自の決済方法「Pay IDあと払い」を選んだ場合、購入者は翌月払いまたは3回払いができますが、ショップには翌月全額入金されます。もし分割分の未払いが発生しても、BASEが全額保証するため安心です。商品の販売を検討しているなら、ぜひBASEをチェックしてみてください。
なお、中古品を販売するためには古物営業法に定められている「古物商許可」が必要になる場合があるため、注意が必要です。
まとめ
フリマアプリは不用品やハンドメイド作品などの販売に便利なサービスです。手数料や特徴はフリマアプリによって違うため、比較して自分に合ったサービスを利用しましょう。
商品の販売には、ネットショップ作成サービス「BASE」の利用がおすすめです。BASEは、手数料が安いだけでなく、売上金が支払われないリスクを回避しやすくなります。
また、フリマアプリは販売したら取引は終了ですが、ネットショップならファンづくりが可能です。BASEの「メンバーシップApp」を活用すると、会員特典やメルマガ配信など、ファンに向けた特別なサービスを提供可能です。
さらに、BASEには独自のショッピングアプリ「Pay ID」もあり、ショップをフォローしたユーザーに新商品の入荷情報などをプッシュ通知で発信できます。
販売したい商品が多いなら、ぜひBASEの活用も検討してみてください。
▶関連記事:「BASEかんたん決済」とはなんですか – ヘルプ | BASE
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ショップ開設はメールアドレスだけあれば、その他の個人情報やクレジットカードの登録も必要ありません。
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