ネットショップ作成サービスの手数料を徹底比較! 失敗しない選び方も紹介

2024.11.11

ネットショップ作成サービスの料金プランを見ていると、初期費用や月額費用とともに、「販売手数料」「決済手数料」といった手数料の割合が記載されているのを目にします。

こうした手数料も含めてどの程度のネットショップ運営コストがかかるかシミュレーションした上で、自分に適したサービスやプランを選ぶことが大切です。

しかし、手数料の割合だけ見ても、どのくらいの金額が手数料として引かれるのかイメージしにくい人もいるでしょう。

この記事では主要サービスの手数料を比較したうえで、どのサービスを選ぶべきなのか考えるポイントについてお伝えします。

ネットショップを出店する方法は大きく3つ

そもそもですが、ネットでお店を開くには大きく分けて以下「モール型」「ASP型」「ソフトウェアインストール型」の3つのタイプがあります。

それぞれ異なる特徴があり、どのような事業にフィットするかも変わってくるため、ネットショップを出店するさいは、まずはこの違いを認識しておく必要があります。

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ネットショップで発生する手数料の種類

ネットショップを運営する場合、商品を販売しても販売価格分の売上金が100%手に入るわけではありません。売上金から、規定の手数料が引かれた金額が振り込まれる仕組みです。ここでは、一般的なネットショップでかかる手数料の種類を3つ紹介します。

販売手数料

販売手数料は、モール型やASP型のネットショップで発生する手数料です。商品の売上金額に対して一定の割合の手数料が加算されるため、顧客に商品が購入されるたびに発生します。手数料の割合はネットショップ作成サービスによって異なり、販売手数料0円のサービスもあれば、売上金額の10%以上を販売手数料として引かれるサービスもあります。

決済手数料

クレジットカードやコンビニ決済など、顧客が利用する決算手段に対して支払う手数料です。同じネットショップを利用する場合であっても、手数料の割合は決済手段によって変わってきます。決済手段ごとの決済手数料目安は次のとおりです。

  • クレジットカード決済手数料:売上金額×2%〜5%
  • 銀行振込手数料:100円〜500円/回
  • コンビニ決済手数料:100円〜300円/回

ネットショップ作成サービスによっては、決済手数料を商品価格の一部として含めるか、別途支払ってもらうかをショップオーナーが選べるケースもあります。

振込手数料

売上金が金融機関などに振り込まれるタイミングで発生する手数料です。振込手数料の割合は決済手数料と同様に、金融機関や振込金額によって異なりますが、1回あたり100円〜500円が相場です。

売上金を振り込むタイミングは、利用するネットショップ作成サービスによって異なります。申請するとその都度振り込んでもらえるケースもあれば、月1回のように定期的に自動で振り込まれるケースもあります。振り込むタイミングをショップオーナーが指定できるサービスであれば、振込手数料を抑えられるでしょう。

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モール型ネットショップの出店数や手数料を比較

モール型ネットショップとは、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといったインターネットショッピングモールにネットショップを出店する方法です。

ショッピングモール型に出店するメリット・デメリットは、以下となります。

メリット

デメリット

・モール自体に知名度があり集客力が高い
・ユーザーの購買意欲が高い
・モールの信頼性が高いので、安心して購買してもらえる

・出店費用や販売手数料が高い
・利用規約など制限が設けられている
・ショップのカスタマイズを自由に行えない

ショッピングモール型の最大のメリットは、集客力が高いことです。

知名度の低いネットショップでも、ユーザーに訪問してもらいやすいです。ただし出店費用や販売手数料が高いことがデメリットといえます。詳細は各社の公式HPを確認してみてください。

ここでは、モール型ネットショップ主要3社の特徴と手数料を紹介します。

Amazon

全世界で3億人以上の顧客に利用されている巨大モール型ネットショップです。国内外の顧客にリーチできる集客力の強さが魅力で、多くのネットショップで導入されている決済手段「Amazon Pay」ももちろん利用できます。

料金プランは1ヶ月の出品数にあわせて選べます。小口出品は月に49点までの商品を出品可能なプランで、商品1点ごとに出品費用と販売手数料がかかる仕組みです。

50点以上出品する場合は、月額4,900円の大口出品プランを選ぶことになります。大口出品プランになると、広告を出稿したり、Amazon内で検索されたときに優先的に表示させたりといった特典も受けられるのが特徴です。

販売手数料や決済手数料、配送料などは商品カテゴリことに決められています。とくに、販売手数料は書籍やDVD、CD、TVゲームなどは15%、その他の商品も売上合計が750円以上の場合は10%に上るものが多いため、売上が伸びるほど手数料が増えていく仕組みです。

初期費用

無料

月額費用

小口出品 100円/点

大口出品 月額4,900円

販売手数料

5〜15%
商品カテゴリごとに異なる
Amazonデバイス用アクセサリのみ45%

決済手数料

デジタルコンテンツ 4.5%
デジタルコンテンツ以外 3.9%
Amazon Pay利用時

振込手数料

無料

※数字は2024年7月時点

Amazon Payが「BASEかんたん決済」で利用可能になりました

楽天市場

2024年7月時点で約57,000店舗が出店しており、楽天市場の利用者数は1億人以上と非常に人気の高いショッピングモールです。集客力は高いといえますが、かかるコストも高いという側面をもっています。

楽天市場で最も安価な「がんばれ!プラン」を利用して出店する場合の出店費用は、初期費用が25,000円で毎月の固定費用が65,000円となっています。これに加えてシステム利用料なども必要です。

上記の出店料以外にも、お客様とのコミュニケーションを行うツールに月額3,000〜5,000円、楽天ペイ利用料金として売上の2.5〜3.5%の費用が毎月かかります。

かなりの売上がないと収益をあげるのが難しいのが実態です。

初期費用

 60,000円

月額費用

がんばれ!プラン 25,000円

スタンダードプラン 65,000円

メガショッププラン 130,000円

システム利用料

がんばれ!プラン  PC 3.5〜6.5%
          モバイル4.0〜7.0%

スタンダードプラン PC 2.0〜4.0%
          モバイル2.5〜4.5%

メガショッププラン PC 2.0〜4.0%
          モバイル2.5〜4.5%

決済手数料

2.5〜3.5%

振込手数料

無料

※数字は2024年7月時点

Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングは、初期費用・月額費用ともに無料となっています。販売手数料も無料のため、楽天市場と比べるとコスト的には出店しやすいショッピングモールです。

ただ出店料以外にも、購入者にストアポイントを付与するためのストアポイント原資負担として月商の1%以上、キャンペーン原資負担として月商の1.5%かかります。

さらに、アフェリエイト手数料として報酬原資の30%、クレジットカードやモバイル支払などの決済サービスの手数料が決済手段ごとに発生するため、結果的にはかなりの額を支出することになります。

初期費用

無料

月額費用

無料

販売手数料

無料(売上ロイヤリティ)

決済手数料

3.0%〜
コンビニ・銀行決済は150円/件〜

振込手数料

無料

※数字は2024年7月時点

ASP型ネットショップの出店数や手数料を比較

ASP型ネットショップとは、ネットショップに必要なサービスを提供する事業者へ、利用料を払ってサービスを利用し、ネットショップを出店する形態です。

自社構築しなくても手軽にネットショップの出店ができます。ASP型ネットショップのメリット・デメリットは以下です。

メリット

デメリット

・初期費用や月額費用が安い
・デザインや運営方法の自由度が高い
・商品の価格競争が起きづらい

・モール型と比べて集客力が弱い
・モールに比べてユーザーの心理的ハードルが高い

ASP型ネットショップは、無料で出店できるサービスもあり、モール型と比べて出店に必要な費用を安く抑えることができます。そのため収益率の高いネットショップ運営が可能です。

しかしモール型に比べれば集客力が弱いため、SNSを活用するなど個々人で努力をする必要があります。

続いては、ASP型ネットショップサービスを利用して出店する場合の出店費用を確認していきましょう。

BASE

BASEは、初期費用・月額費用0円でネットショップ作成できるサービスです。無料プランの「スタンダードプラン」だけでなく有料プランの「グロースプラン」も用意されていて、ほぼすべての機能が無料プランでも利用できます。

ASP型ではあるものの、累計ID登録者数 1,500万(※2024年10月時点)のショッピングアプリ「Pay ID」やポップアップショップ出店など集客面でのフォローも行なっているため、集客が不安な初心者の方でも始めやすいサービスです。

また、商品の製造や仕入れ、出荷などをサポートするサービスと連携しているため、業務負担を減らしやすいのも魅力です。

グロースプランは月額費用がかかるものの、サービス利用料が0円になり、決済手数料の割合も下がるため、月商が上がると手数料がお得になる仕組みです。グロースプランの決済手数料は業界最安水準に設定されています。さらに、ショップの規模に応じてプランをスムーズに移行できます。

グロースプランの詳細について、料金面での他社比較は、「BASEのグロースプランとは?お得な利用料やSTORES・Shopify・カラーミーショップとの比較」をご覧ください。

BASEのグロースプランとは?お得な利用料やSTORES・Shopify・カラーミーショップとの比較

初期費用

無料

月額費用

スタンダードプラン 無料

グロースプラン 16,580円

販売手数料

スタンダードプラン 3%

グロースプラン 無料

決済手数料

スタンダードプラン 3.6%+40円

グロースプラン 2.9%

振込手数料

250円(2万円未満の引き出しの場合、別途事務手数料500円を加算)

※数字は2024年7月時点

STORES

STORESも初期費用無料で利用できる、ASP型のネットショップ作成サービスです。

BASEと同様に月額費用が無料の「フリープラン」と、月額2,980円の「ベーシックプラン」が用意されていますが、フリープランとベーシックプランで使える機能に差があります。

フリープランでも使える無料のデザインテンプレートも多数あるため、デザイン重視の方におすすめです。

初期費用

無料

月額費用

フリープラン 無料

ベーシックプラン 2,980円

販売手数料

無料

決済手数料

フリープラン5.5%

ベーシックプラン3.6%

振込手数料

275円

※数字は2024年7月時点
2025年1月6日(月)昼12:00以降に注文手続きが完了したオーダーより、決済方法に応じて変更後の手数料率が適用されることが発表されています。フリープラン・ベーシックプランともに、PayPay・楽天Pay・PayPal・あと払い(ペイディ)は、手数料が1.0%高くなります。(参照:STORES「2025年1月6日実施の一部決済方法の手数料率変更について」)

MakeShop

MakeShopは初期費用・月額費用ともに有料のASP型ネットショップ作成サービスです。

固定費用は発生しますが、どれだけ売れても販売手数料が0円な点はBASEやSTORESの有料プランとも共通しています。

650を超える豊富な機能が取り揃えられており、独自デザインも可能なので、自由度の高いネットショップの作ることが可能です。ただし、機能数が多すぎるがゆえに個人で使いこなすにはハードルが高いと感じる場合もあるでしょう。月額費用も比較的高いため、法人利用と相性がいいサービスといえます。

特にデザインテンプレートは170以上あり、他サービスと比べても圧倒的に多くなっています。

初期費用

プレミアムプラン 11,000円

makeshopエンタープライズ 110,000円〜

月額費用

プレミアムプラン 12,100円

makeshopエンタープライズ 60,500円〜

販売手数料

無料

決済手数料

プレミアムプラン 3.19%〜

makeshopエンタープライズ 3.14%〜

振込手数料

250〜800円

※数字は2024年7月時点

カラーミーショップ

有料のASP型ネットショップ作成サービスであるカラーミーショップは、ショップ運営や集客に役立つ機能が豊富です。

サポート体制も手厚いため、ある程度の予算はあるものの、「ネットショップの運営方法は右も左もわからない」という方にもおすすめです。そのため法人向けのサービスというイメージをお持ちの人が多いかもしれません。

プランも3種類用意されているため、ショップのニーズにあったものを選びやすいでしょう。

初期費用

レギュラー 3,300円

ラージ 3,300円

プレミアム 22,000円

月額費用

レギュラー 4,950円

ラージ 9,595円

プレミアム 39,600円

販売手数料

無料

決済手数料

レギュラー3.4%〜

ラージ3.19%〜

プレミアム2.99%〜

振込手数料

決済方法による

※数字は2024年7月時点

Shopify

Shopifyは、2004年にカナダで創業され、現在では世界170ヶ国以上で利用されている世界No.1シェアのネットショップ作成サービスです。

ベーシックプランであれば月額3,650円と導入コストも低く、豊富なテンプレートからデザイン性の高いネットショップを作れます。

またShopifyでは、世界中の決済方法や言語をカバーしているため、越境ECにもチャレンジしやすいのが特徴です。

初期費用

無料

月額費用

Basic 3,650円〜

Standard 10,100円〜

Advanced 44,000円〜

販売手数料

無料(Shopify ペイメント利用時)

決済手数料

Basic 3.55%〜

Standard 3.4%〜

Advanced 3.25%〜

振込手数料

無料

※数字は2024年7月時点

ネットショップを開業するならどのサイトがおすすめ?徹底比較しました!

インストール型ネットショップについて

インストール型のネットショップは、自分で用意したサーバーなどの上に、機能が入ったソフトをインストールすることでネットショップを立ち上げる方法です。

フルスクラッチと呼ばれる、完全オリジナルのネットショップに近い形で作成できるため自由度が高いのが特徴。

一方ですべてを自社のサーバー内に作っていくので、セキュリティ対策やサーバーの保守運用などASP型やモール型では気にする必要がない点もカバーしていく必要があります。

またASP型と同様に自分で集客する必要もあるため、はじめてネットショップを運営する方にはハードルが高い作成方法です。

メリット

デメリット

・機能や仕様の自由度が高い
・サーバーやドメインまで全て自由にできる

・集客、セキュリティなど自社で行う必要がある
・決済代行会社を利用する必要がある

 

失敗しないネットショップ作成サービスの選び方と視点を解説

さてここまで各ネットショップ作成サービスの比較をしてきましたが、結局のところどうやってどれを選べばいいのか分からないのではないでしょうか?

そんな場合は下記の6つの視点で考えてみることをおすすめします。

視点1. あなたの商品に合うのはどのような形態か? 

あなたのショップはどのような商品をイメージしているでしょうか?

たとえば一点一点こだわり抜いた作品の販売なのか、卸業者から大量に仕入れた商品を大量に捌いていく形態なのか。

一般的にモール型ネットショップよりもASP型ネットショップの方が、ほかにはないオリジナルの商品や世界観を求めるユーザーが多いとされています。

そのため、あなたのショップにしかないこだわりの作品を販売するのであれば、ASP型ネットショップの中から検討していくことが考えられます。

また仮にハンドメイドだけを扱うのであれば、ハンドメイド作品のマーケットプレイスであるminneやCreemaなどの選択肢も浮かんでくるでしょう。

一方で、確実にマーケットがあるところにOEMなどで製品を展開する場合などは、モール型も相性はよいでしょう。

このように、商品に合わせて販売場所を検討するのも一つのポイントです。

  • 商品特性に合わせて出店先を選ぶ
  • 買う人がいる場所でお店を出す

視点2. ビジネスモデルや規模から考える

あなたのショップのビジネスモデルや規模から考えることも重要です。

というのも、モール型ネットショップや一部のASP型ネットショップでは、売れても売れなくても基本的に一定の固定費が発生してきます。

もしあなたのショップが「季節によって変動が大きい」商材を扱っていたり、たまに高額商品が売れるビジネスモデルだったりする場合、一定の固定費がかかるのは無駄が大きくなります。

商品単価が安い場合はどうでしょうか?

この場合は、ほかの商品も含めて大量に売っていくのか、売上規模はそんなに大きくなくていいのかによっても変わってきます。

やはり大量に売りたい場合は、多数のユーザーがいるモール型の方が相性がいい可能性があります。

  • 固定費の有無を慎重に考える必要がある
  • 月にどれくらいは売るのか。それによって固定費は十分まかなえるのか

視点3. ショップの集客力から考える

前述の通りASP型ネットショップは、自分たちで集客する必要があり、そこが1番のハードルです。

逆に言えば、集客さえクリアできるのであれば、手数料も安くブランディングもしやすいため最適です。

「SNSでフォロワーが多く集客できそう」「実店舗がありある程度知名度もあるので大丈夫そう」「広告などマーケティングで集客できそう」「SNS運用などに時間を割けそう」

といった具合に、ある程度集客に対して想定できるのであれば、ASP型ネットショップを1番に検討してみることをおすすめします。

  • ASP型は自分たちで集客する必要がある
  • 集客の目処が立つか否かも重要

視点4. 純粋に費用負担で考える

「実店舗を持っていて、とりあえずECサイトも持ちたい」「期間限定でECを持ちたい」など、純粋に固定費をかけたくない場合もあるかと思います。

そういった理由があれば、固定費の安いASP型ネットショップは大変便利な選択肢です。

1年間にかかる手数料を月商別に紹介

主要ASP型ネットショップ作成サービス各社で、客単価10,000円のネットショップを運営する場合にかかる費用をシミュレーションしてみましょう。

固定でかかる初期費用・月額費用にくわえて、決済手数料を含んだ場合の合計金額は次のとおりです。

 

初期費用

月額費用

手数料

月商10万円

月商50万円

月商100万円

BASE
(スタンダードプラン)

無料

0円

決済手数料
3.6%+40円

サービス利用料
3%

84,000円

420,000円

840,000円

BASE
(グロースプラン)

無料

16,580円

決済手数料
2.9%

233,760円

372,960円

546,960円

STORES
(フリープラン)

無料

0円

決済手数料
5.5%

66,000円

330,000円

660,000円

STORES
(ベーシックプラン)

無料

2,980円

決済手数料
3.6%

78,960円

251,760円

467,760円

MakeShop
(プレミアムプラン)

11,000円

12,100円

決済手数料
3.19%

194,480円

347,600円

539,000円

カラーミーショップ
(レギュラープラン)

3,300円

4,950円

決済手数料
3.4%

103,500円

266,700円

470,700円

Shopify
(ベーシックプラン/年払い)

無料

3,650円

決済手数料
3.55%

86,400円

256,800円

469,800円

※数字は2024年7月時点
※決済手数料はクレジットカードの場合の割合を参照

月商10万円規模のショップでは初期費用・月額費用が無料のプランが、月商100万円規模のショップでは固定費のかかる有料プランが手数料を抑えやすい傾向にあることがわかりました。

ただし、Shopifyの月額費用は、年払いで20%オフになった費用をもとに計算しています。思ったよりもネットショップの売上が振るわず、契約期間の途中で解約しても支払い済みの月額費用が返っていない点には注意してください。

また、一般的に有料プランと無料プランでは利用できる機能やオプションが異なります。固定費用や月額費用で判断すると、いざショップの設定を進める段階で思ったようなデザインにできないなどの自体に直面するかもしれません。

反対に、やりたいことを実現できるサービスやプランを選択すると、想定よりも費用が膨らんでしまい思ったように利益を得られないリスクも考えられます。

その点、BASEならプランに関わらずすべての機能を利用できるため、そういった心配はありません。

実際にBASEでは、一時的に販売するためにショップを開設する方も多くいらっしゃるので、ぜひ検討してみてください。

  • BASEなら固定費不要
  • 固定費が不要だと、様々な使い方ができる
  • 無料のスタンダードプランでも有料のグロースプランと同じ機能が利用できる

【資金調達の新しい方法】将来の売上を「すぐに使えるお金」にかえるサービスとは?

視点5. 開設のスピードで考える

抜けがちな観点ですが、どれくらいのスピード感でネットショップを立ち上げたいか?というのも忘れてはなりません。

たとえばモール型ネットショップであれば、申請から実際の販売開始まで数ヶ月かかることもあるそうですが、BASEの場合は、ネットショップの開設は最短30秒、販売開始まで最短30分で可能です。

実際に、麺屋武蔵様では30分でネットショップを作って販売を開始したそうです。

売上激減期の麺屋武蔵を支えたのは、30分で作ったネットショップだった。人気ラーメン店がBASEを選んだ理由とは。

開設までのリードタイムを短くすることができれば、それだけ検証も早くすることができるため、スピード感を持ってやりたい場合にもASP型ネットショップは最適です。

ただし、ASP型ネットショップの中でも、サービスによっては操作がむずかしく、とても数日では立ち上げられない場合もあります。

また立ち上げにさいして、デザインなどもしなければならない場合は、その外注費なども必要になってきます。

BASEであれば、デザインさえもスマホでできてしまうので非常にかんたん。その辺りも含めてサービス検討が必要です。

  • 何日でネットショップを立ち上げたいのか
  • どれくらいかんたんに立ち上げたいのか

視点6. 運用のしやすさで考える

ネットショップは作って終わりではありません。日々、在庫を確認したり商品を登録したりと様々な作業が発生します。

サービスによっては、そういった登録作業が複雑で、慣れた人しか扱えないということもあります。

特に小規模な事業者の場合は、通常業務の合間を縫ってネットショップの運営をするなども考えられます。

そのため、EC専用の担当者などを置けない場合や運用業務に時間をかけたくない場合は、BASEのようにかんたんな操作のネットショップ作成サービスがおすすめです。

実際にBASEを使っているショップオーナーに話を聞くと、ECはおろかパソコン操作自体が苦手な方も多くいらっしゃいます。

  • 運用できる人材はいるのか
  • 自分の運用イメージに近いのはどのサービスか

まとめ

この記事では、ネットショップ作成サービスの手数料についてくわしく紹介しました。ネットショップが軌道に乗るまではリスクが抑えられる無料プランが魅力的です。しかし、一定以上の月商を安定して獲得できるようになったあとは、有料プランのほうが手数料を抑えられる可能性もあります。

また、手数料だけでなく機能やサポート体制の手厚さもサービスによって変わってきます。ご自身の目的と各サービスの特徴を比較しながら、相性のよいサービスを見つけてみてください。

ネットショップ作成サービスの「BASE」は、月額無料の「スタンダードプラン」と月額16,580円の「グロースプラン」で同じ機能が使えます。

そのため、リスクを抑えて機能の充実したネットショップ運営を行える上、月商が伸びたあとに決済手数料を大きく抑えられる有料プランへ移行もしやすいのが魅力です。「売上を伸ばしやすいネットショップ開設サービスNo.1()」にも選ばれているBASEで、ぜひネットショップ運営をはじめてみてください。

最近1年以内にネットショップを開設する際に利用したカート型ネットショップ開設サービスの調査(2024年2月 調査委託先:マクロミル)

 

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