近年では、ネットビジネスをはじめる人が増えてきています。
「ネットビジネスをはじめよう」と思っても、仕事の種類が多く、どれが自分に合っているのか、迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「ネットビジネスのおすすめ15選」について解説します。
初心者でもかんたんなネットビジネスも紹介していますので、ぜひご参考にしてください。
目次
ネットビジネスとは?
ネットビジネスとは、「インターネット上で収入を得ること」です。
YouTube配信やLINEスタンプ販売など、ビジネスの種類は多岐に渡ります。
ひと昔前までは、会社に属して働く、というのが主流でした。
しかし、昨今ではインターネット上で完結するビジネスが増えており、会社に雇われなくても、収入を得られるようになっています。
ネットビジネスの歴史
ネットビジネスが生まれたのは、約20年前です。
当時スマートフォンはなかったため、今のように、手軽にはじめられるネットビジネスは少なかった、といえるでしょう。
ネットビジネスの歴史を理解するのに欠かせないのが、「インターネット」です。ネットビジネスの手段であるインターネットは、ネットビジネスとの深いつながりがあります。
インターネットは、1993年に当時の郵政省が商用利用を許可しました。
その後、1995年にWindows 95が発売され、Internet Explorerが発表されます。
翌年の1996年には、Yahoo! JapanやBIGLOBEがサービスを開始。インターネットの利用率は、サービスの展開とともに加速していきました。
ネットビジネスという言葉が聞かれるようになったのは、2000年ごろからとされています。
無料でコンテンツを広め、集客に応じて報酬を支払う「無料オファー」が生まれたのも、この時期です。
2005年ごろからは、ヤフオク!での転売や、アフィリエイトで収入を得る人も増えてきました。
パソコンだけではなく、携帯電話を使って稼ぐことができるため、ネットビジネスが手軽にはじめられるようになってきたのです。
2007年には、iPhoneやAndoroidが発表され、スマートフォンが徐々に普及していきました。それとともに、instagramやTwitter、YouTubeを通して収入を得る方法が確立してゆきます。
近年では、有料メルマガや、オンラインサロンなどの会員制ビジネスが一般化。
ほかにも、ライブ配信やスキル販売など、ネットビジネスは多様化を極めています。
スマートフォンの普及により、隙間時間でも、手軽かつ本格的なネットビジネスが可能となりました。
副業の解禁によるネットビジネス人口の増加
近年では、副業を許可する企業が増えてきています。
本業とは違うビジネスに触れることは、幅広い知識や経験が得られ、本業にもよい影響を与えられる、とされるからです。
出典:株式会社矢野経済研究所 「アフィリエイト市場に関する調査(2020年)」
上記のデータは、インターネットビジネスにふくまれる、アフィリエイトの市場規模の推移を表しています。
スマートフォンの普及や手軽さなど、ネットビジネスへの参入障壁が低くなり、増加傾向にある、といえるでしょう。
ネットビジネスで稼ぐ仕組みとは?
広告収入での稼ぎ方
広告収入は、ブログやホームページ、YouTubeなどに貼った広告から収入を得る、ネットビジネスです。
広告のクリックや一定の長さでの視聴、広告を掲載した期間など、支払われる条件はさまざま。
広告収入の魅力は、リスクが低く、軌道に乗れば不労所得に近い形で収入を得る仕組みが作れる点、といえるでしょう。
ブログやホームページの広告収入には、以下の2種類があります。
・アフィリエイト広告
・純広告
アフィリエイト広告は、ブログを運営している人に多く利用されています。
ブログ内で企業の商品やサービスを紹介し、閲覧した人の広告からの購入や、サービスへの加入によって、報酬が支払われる仕組みです。
純広告は、掲載した期間に対して報酬が支払われます。
広告主と直接契約を結び、広告を一定期間掲示することで、報酬を得られる仕組みです。仲介料が引かれない、という点が、うれしいポイントといえるでしょう。
ただし、影響力が大きいブロガーでないと、直接、広告主から依頼が届く可能性はすくないので、自分で探す必要があります。
ここで、純広告のひとつであるYouTube広告を例に、特徴を見てみましょう。
YouTubeでの広告収入は、コンテンツと関連性の高い広告が表示される仕組みとなっています。
その広告を一定の長さで視聴したり、クリックしたりすると、YouTubeに広告料が支払われるのです。
ただし、YouTubeで広告収入を得るには、以下の条件があります。
・直近1年に投稿した動画の総再生時間が、4,000時間を超えている
・チャンネル登録者数が1,000人以上であること
・広告掲載にふさわしいコンテンツであること
総再生数は、動画の本数を増やせば、クリアしやすい条件といえるでしょう。
しかしながら、チャンネル登録者数を増やすには、投稿している動画に魅力的なものが多くないと、むずかしいといえます。
記事作成での稼ぎ方
記事作成は、メディアから提示されたキーワードでの記事作成や、商品のレビュー・サービスの体験談など執筆して収入を得る仕事です。
一般的には、文字単価○○円という形で、提示された文字数の記事を執筆します。
ただし、低単価で募集している案件も多く見られるため、業務内容の見極めが重要となるでしょう。
ECサイトでの稼ぎ方
ECサイトでは、インターネット上の通販サイトで、商品を売ることによってお金を得られます。
近年、ネットショップを利用する人が増えてきているため、それにともない、EC業界の市場規模は増加傾向にあります。
販売する商品の企画から販促活動、在庫管理などのバッグエンド業務まで、仕事内容は多岐に渡ります。
ECサイトのメリットは、インターネット上で販売するため、全国・全世界に販売できる点です。また、年中無休で営業ができるのも、大きな魅力といえます。
ショップの開設費用・人権費をふくめても、実店舗より低価格で開業できるため、コストもおさえられます。
情報販売での稼ぎ方
情報販売は、スキルやノウハウなどを動画やブログなどを通じて、有料配信することで収入を得られます。
商品が情報であることから、過剰在庫や金銭的なリスクの低さが魅力です。
ただし、価格が高い情報商材に対しては、詐欺のイメージが根強く残っています。
手軽にできるビジネスである反面、信頼性の高い情報発信を心がける必要があります。
ネットビジネスのメリット
初期費用をおさえられる
ネットビジネスは、店舗や従業員など、開店の準備なしではじめられるため、初期費用をおさえられることが、1つの魅力です。
仕事の内容によっては、リスクが少ない仕事も多いため、資金に余裕がない人でも参入しやすいといえるでしょう。
時間や場所に縛られない
ネットビジネスは、パソコンとネット環境があれば、どこでも作業できます。
スマートフォンでもできる仕事が多いため、場所や時間にとらわれることなく、自分のペースで仕事をすることが可能です。
まとまった時間がとれなくても、隙間時間を利用して作業することもできます。
手軽にはじめられる
通常のビジネスであれば、起業するさいに、店舗を構えたり、スタッフを雇ったりする必要があるでしょう。
一方、ネットビジネスの場合は、スタッフを雇う必要も、店舗を構える必要もありません。誰でも思い立った瞬間からはじめられるため、手軽にはじめられます。
不労所得になる
ブログやYouTubeで得られる収入は、不労所得となる可能性があります。
ブログで作成した記事や、YouTubeで投稿した動画は、財産となって残り続けます。
はじめは、お金にならないかもしれません。
しかし、時間が経つにつれて、PV数やチャンネル登録者数が増えると、過去に作ったものが収益を生み出す可能性もあります。そのため、ネットビジネスも、種類によっては、不労所得になり得るのです。
副業でも、大きな稼ぎが期待できる
ネットビジネスは、毎日コツコツ続けるだけでも、大きな収入を得られる可能性があります。
仕事によっては、細かい作業が多く、挫折してしまう人も多いでしょう。
しかし、ブログなどの広告収入は、続けていれば収入が増えることにつながる場合があります。
根気はいりますが、あきらめずに毎日続けていれば、大きな稼ぎが期待できることも、ネットビジネスのメリットの1つです。
出勤や人間関係のストレスから解放される
ネットビジネスは、場所を選ばないため、出勤する必要がなく、満員電車に揺られることもありません。
また、1人ではじめられることから、人間関係のしがらみから解放されます。
作業量としてはけっして少ないとはいえませんが、人間関係からのストレスから解放されることにより、心に余裕が生まれることでしょう。
「人の目が気になる」「人と比べてしまう」という人は、ネットビジネスの参入を検討してみてはいかがでしょうか?
失敗してもリスクが小さい
種類にもよりますが、ネットビジネスは「リスクが少ない仕事」といえます。
ブログやYouTubeをはじめるのに、かかる費用は数千円程度。収入が増えれば、すぐに取り戻せる金額です。
もし失敗したとしても、数千円程度であれば、金銭的なダメージはすくないため、その経験を活かし、新たなことに挑戦できるでしょう。
海外へコンテンツをかんたんに届けられる
ネットビジネスであれば、国内だけにとどまらず、海外にもコンテンツを届けられます。
世界中の方が利用しているYouTubeのコンテンツが、海外の方の心に刺されば、視聴数をそれだけ伸ばすことができます。
ネットビジネスであれば、容易に海外とつながることができるため、幅広い層の人にあなたのコンテンツを届けることができます。
ネットビジネスのデメリット
安定した収益がでるまでには時間が必要
ネットビジネスは、手軽にはじめられる反面、安定した収益が出るまでには時間がかかります。
ブログでお金を稼ごうとした場合、記事の内容を見直したり、質を高めたりする作業を、長い時間をかけて繰り返していく必要があります。
そのため、はじめてすぐに安定した収益を得ることはむずかしいでしょう。
詐欺が多い
ネットビジネスには、詐欺が多いのも実情です。
「スマートフォン1つで稼げる」「未経験でも100万円」など、InstagramやTwitterなどで見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。
このようなおいしい話は、ほとんどが詐欺といっても過言ではありません。ネットビジネスをはじめるさいには、怪しい情報に細心の注意を払う必要があります。
孤独感を感じることがある
ネットビジネスは、1人で作業を続けていかなければならない場面が多くあります。
仕事上でわからないことがあったとしても、自分で調べるしかありません。
仕事上の悩みなども共有できないため、孤独を感じる人も多いでしょう。
孤独を感じたときは、SNS上で仕事の悩みを共有したり、成果を報告するなどするとよいでしょう。
トラブルが発生しても、自分で対処しなければならない
ネットビジネスは、システムの不具合やウィルスなどのトラブルに見舞われたときでも、自分で対処する必要があります。
会社に属していれば、会社が対応してくれるでしょう。ただし、ネットビジネスの場合は、多くの場合、自分で対処していかなければなりません。
そのため、日ごろから、トラブルの予防や対策案を考えておく必要があります。
ネットビジネスの具体例15種類を解説
1.データ入力
データ入力は、未経験でもはじめられ、クラウドソーシングでも多く募集されているネットビジネスの1つです。
マニュアル通りに決められた情報を入力していくので、何からはじめればいいかわからない人でも、手軽にはじめられる仕事です。
データ入力は、入力した文字数など、成果に応じた収入を得られるのも、魅力の1つです。はじめのうちは、作業スピードが遅かったとしても、経験を重ねるうちに作業量が上がり、収入がアップしていくでしょう。
2.Webライティング
企業や個人のWebメディアで記事を執筆する仕事が、Webライティングです。
現在、ネット上ではつねに情報が求められ、Webライターによって執筆された記事の需要は高まってきています。クラウドソーシングでも、幅広いジャンルの記事執筆の募集が見られます。
Webライターは、未経験からでもはじめられる仕事といえますが、ある程度の専門知識が必要です。
本やスクールに通って学ぶか、実際に仕事を受注して学んでいく方法があります。情報収集や、コツコツと継続して続ける作業が好きな人におすすめの仕事です。
3.Webコンサルティング
Webコンサルティングは、Webサイトやそのサイトに関わる施策の問題点を解析し、改善することで、企業の売り上げに貢献する仕事です。SEO対策や広告、SNSを活用して多くのユーザーを呼び込めるような仕組みを作ります。
実際にWebコンサルタントになるには、Webサイトの企画や運用などの経験が必須です。Webマーケティング会社やコンサルティング会社での勤務経験がある、自身でサイトを運営していた、などの経験がある方は、検討してみてはいかがでしょうか?
4.Webデザイン
Webデザインは、Webサイトのデザインをおこなう仕事です。
クライアントの要望に応じて、Webサイトの美しく機能的なデザインを提案します。
Webデザイナーは、デザインをする上で、競合サイトの調査・分析や、サイト設計などを通して、クライアントの課題の解決につながるデザインを提案することがたいせつです。
たんにデザインだけをすればよいわけではなく、プログラミングやマーケティングなど、幅広い知識を有している必要があります。
5.アプリケーション開発
アプリケーション開発は、ソフトウェアやハードウェアなどのシステム開発に必要な、幅広い知識が求められる仕事です。システム設計からプログラム開発、動作テストなど、システム開発する上での一連の作業を担当します。
アプリケーション開発者になるには、過去にシステム開発の流れを経験していることがたいせつです。
さらに、ネットワークやプログラミング言語に関しての新しい情報を、つねに収集する必要があります。また、マネジメント能力やコミュニケーション能力もふくめ、高いスキルが求められる職種です。
6.画像・動画編集
画像・動画編集は、在宅でできる人気のネットビジネスの1つです。
画像編集は、YouTubeのサムネイルの作成や、ECサイトの商品写真の画像加工など、さまざまな種類があります。「Photoshop」という画像編集ソフトを使用できれば、画像編集の仕事の幅は広がるでしょう。
また、動画編集は、YouTubeなどに投稿される動画を編集する仕事です。
投稿者によって、動画のスタイルが変わってくるため、柔軟に対応できる能力が必要となります。人気のYouTuberは、編集を外注している人も多いため、近年、需要が高まってきている職種です。
7.ブログ運営
ブログ運営は、ブログに載せた広告から収入を得る仕事です。ブログでは、幅広いジャンルの内容を発信できるので、過去の経験や体験から得た知識が役立つ仕事です。
近年、ブログの数が増え続けているので、成功はかんたんではありません。
しかし、年収1,000万円を超える、プロのブロガーがいるのも事実です。
認知度が上がれば、書籍出版などの依頼が来ることもあり、根気よく続けていけば、多くの収益が見込める、夢のある仕事です。
8.アフィリエイト広告収入
アフィリエイト広告収入によって、お金を稼ぐ方法もあります。
近年は、ブログだけにとどまらず、InstagramやTwitterなどのSNSでもよく見られます。
紹介されている商品やサービスをその広告から知り、利用してもらうことで、収入につながります。
ただし、アフィリエイト広告で、はじめから安定した収入を得ることはむずかしいでしょう。
うまくいっている人の広告の貼り方を参考にしたり、認知度を上げていきながら、トライアンドエラーを繰り返していく必要があります。
9.オンラインサロン
オンラインサロンとは、「月額会員制のオンラインコミュニティ」のことを指します。
数年ほど前から、国内でも多くのオンラインサロンが開設されています。同じ目的を持った人たちとつながることができ、新しい発見や学びを得られる場です。
オンラインサロンで収入を得ることは、ご自身に認知度があり、サロンへの入会数が見込めないと、むずかしいでしょう。
もし、あなたの発信したいコンテンツが、ブログなどで広く知られていたり、あなた自身がSNSで強い発信力を持っているとするならば、オンラインサロンを開設してみてはいかがでしょうか?
10.せどり・転売
せどり・転売は、手軽で収入も得やすく、近年、注目を集めています。
せどりは、定価よりも安く販売している商品を仕入れて、利益を乗せて販売することを指します。
一方、転売は、定価で購入した商品に、利益を乗せて販売する方法です。
転売自体、違法ではありませんが、酒類などの無断転売や、チケットの転売は違法となるため、注意が必要です。
11.素材販売
素材販売とは、写真やイラストなどの素材を販売する仕事のこと。
とくに、LINEスタンプは、隙間時間でかんたんにできる素材販売として、人気が高まっています。
写真やイラストの需要はとても高く、ブロガーやデザイナーなど、幅広い職業の人が素材を必要としています。
写真を撮るのが好き、イラストを描くのが趣味、という人におすすめの仕事です。
12.note販売
自己表現のコンテンツとして、多くの人が利用しているnoteには、有料コンテンツがあり、収益化を実現することができます。
得意なジャンルやスキルがあれば、その情報をコンテンツとして手軽に販売できます。
小説やコラム・音声や動画など、さまざまなコンテンツが販売できるため、「自己表現がしたい」「作品を見てもらいたい」という人にもおすすめです。
13.YouTube配信
「趣味を発信したい」「本格的な収益を生み出したい」など、さまざまな理由でYouTubeを配信している人が増えてきています。
ゲームや音楽、キャンプなど、ジャンルはさまざま。なにか得意なジャンルやスキルがあり、発信したい方は、YouTube配信を検討してみるとよいでしょう。
ただし、更新頻度や動画の質が低いと、再生数が伸びずに挫折してしまう人もすくなくありません。定期的に、クオリティの高い動画を投稿し続けることは、精神・体力の両面で、たいへんなことが多いでしょう。
YouTube配信の収益化のしくみについて、くわしい内容は、こちらをご覧ください。
14.SNS運用
SNSを運用することで、収入を得ることもできます。
収入を得られる例として、企業からの依頼を受けて商品を紹介する、という方法があります。Instagramなどで、よく見られる化粧水などの商品の紹介は、企業からの依頼を受けている可能性があります。
また、アフィリエイトの広告をSNSに投稿し、報酬を得る方法もあります。
その広告を見て、商品またはサービスを利用した視聴者数に応じて、報酬を得られる、という仕組みです。
インスタで収入を得る方法を、こちらでくわしくまとめていますので、ご覧ください。
15.EC販売
EC販売は、店舗を持たなくても、手軽に商品を売ることができます。
スマートフォンの普及によって、ECはより身近なものになりました。
以前では、商品を売るのに店舗や従業員の準備が必要でしたが、EC販売であれば、その必要はありません。
パソコンまたはスマートフォン、そしてインターネット環境があれば、自宅に居ながらでも商品を販売することができます。EC販売であれば、店舗を持たずに、世界に発信することも可能です。
こちらで、ECサイトについてくわしく解説していますので、ご覧ください。
ネットショップを使った初心者におすすめのネットビジネスを紹介
ハンドメイド販売
ふだんからハンドメイド雑貨を作ることを趣味にしているのであれば、ハンドメイド販売を検討してみてはいかがでしょうか?
フリーマーケットなどの対面販売もありますが、手軽にはじめるのであれば、ネットを活用するのがおすすめです。
アクセサリーやバッグなどの作品はもちろん、材料やキットを販売している人も多く見られます。アプリやサイトを使えば、少数からでも気軽に販売できます。
くわしくは、ハンドメイド作品の販売をご覧ください。
OEM
OEMとは、他社のブランドの製品を製造することを指します。
自動車業界やアパレル業界など、幅広い業界で取り入れられている手法です。スーパーなど、会社のロゴが入ったプライベートブランドの商品は、OEMに当たります。
価格競争に陥りやすいEC業界では、他社製品との差別化を図ることが大切です。
OEMは、まさに他社との差別化を計るための手法の1つで、人件費や製造設備費などのコストを削減できます。そのため、販売や企画に専念することができるのです。
OEMの委託をはじめるには、企業とあなたの製品の分野が合致していることがたいせつです。
OEMを取り入れれば、少ない投資で、自社オリジナルブランドの商品を作ることができるでしょう。
ドロップシッピング
ドロップシッピングは、売れた商品を、製造元や卸元の工場から直接購入者に発送するビジネスです。
ドロップシッピングを取り入れれば、在庫を持たずに商品を販売できるため、売れ残った在庫を長期間抱えることもなく、リスクをおさえたECサイト運営ができます。
また、発送や梱包作業をおこなう必要がないのも、ドロップシッピングの魅力の1つです。
メーカー側で商品の梱包から発送までおこなってくれるので、作業コストをおさえられます。販売方法や、販売価格に制限がないため、自由度が高い手法です。
なお、通常のECサイト運営では、商品を一定数仕入れることで、通常の売値よりも安価で仕入れ、利益を得ることができます。
一方、ドロップシッピングでは、商品を仕入れることがないため、低価格で販売すると、利益が出しづらい構造になっています。
また、慣れないうちは、人気商品が品切れになってしまうことも多く、安定した売り上げを維持し続けるには、難易度が高い、といえるでしょう。
ドロップシッピングについて、くわしくこちらで解説しています。
アート・グッズ販売
絵を描くことや、デザインをすることが得意な人は、あなたがデザインしたオリジナルグッズを販売してみてはいかがでしょうか?
スマホケースやTシャツ、トートバッグなど、パソコン1つでオリジナルデザインのグッズが作れるサービスが多くあります。なかには、ECサイトと連携していて、販売までできるサービスも存在します。
スマートフォンでデザイン・販売ができるサービスも多く、隙間時間で手軽にグッズ化できます。
趣味の範囲でデザインをしていた人でも、グッズとして販売することで、認知度が高まる可能性があります。
自分のデザインを使って、かんたんにオリジナルグッズを作成する方法については、こちらのページをご覧ください。
ネットビジネスに向いている人の特徴
細かい作業が好きな人
ネットビジネスは、細かい作業が多く、コツコツ続けていく必要があります。
たとえば、ブログを立ち上げるさいにも、最初の設定は細かいものが多く、初心者の人はつまづく可能性があります。細かい作業が好きな人には、向いているでしょう。
挫折しない人
日々の努力を怠らない人は、ネットビジネスに向いています。
ネットビジネスは、新たな情報を取り入れ続けなければならないため、根気がいるビジネスです。
そのため、こつこつと物事を進められるタイプの人は、ネットビジネスに向いています。
行動力のある人
行動力があり、新しいことにチャレンジできる人は、ネットビジネスに向いています。
ネットの世界は目まぐるしく変わるため、現状維持しようとすると、成功から遠のいてしまう可能性もあります。
行動することをおそれない人は、ネットビジネスでも成功する可能性が高いでしょう。
計画性がある人
ネットビジネスにおいて、計画性があることは、とても重要です。
Webライターの場合なら、納期までに確実に納品できるよう、スケジュールを立てて進めなければなりません。
もし、納期に遅れるようなことがあれば、クライアントとの信頼関係が崩れ、仕事がなくなるでしょう。
継続して仕事を受注するには、しっかりとスケジュール管理をおこなう必要があります。
自己投資を惜しまない人
ネットビジネスは、学校で教えてくれるものではないので、自ら学んでいく必要があります。
そのさいに、本を買ったり、セミナーに通ったりと、初期投資としてお金がかかる場合があります。
そのような自己投資を惜しまず、貪欲にスキルを高め続けられる人なら、ネットビジネスでも成功する確率は高いでしょう。
ネットビジネスにあまり向いていない人の特徴
自己管理ができない
自己管理ができないと、ブログやYouTubeを更新しない日が続くおそれがあるため、ネットビジネスには向いていないかもしれません。
ネットビジネスは、つねに自己管理を怠らず、積極的に仕事に取り組む姿勢がとてもたいせつです。
すぐに行動に移せない
ネットビジネスをはじめるうえで、おこなわなければならないことは、たくさんあります。
ブログを立ち上げる、SNSで宣伝する、など、すぐに行動に移していかないと、それだけネットビジネスの開始が遅くなってしまいます。
飽きやすい
ネットビジネスは、華やかなイメージがある反面、地味な作業がとても多いです。
細かい作業をやり続けることを苦痛に感じたり、同じことを繰り返すことに飽きてしまう人は、ネットビジネスを続けていくことはむずかしいでしょう。
かんたんに稼ごうとしている
かんたんに稼ごうとしている人は、ネットビジネスに向いていません。
ネットビジネスは場所や時間にはとらわれないかもしれませんが、かんたんに稼げるわけではありません。
つねに、ニーズに応えるようなサービスを提供し続ける努力が必要です。
ネットビジネスを副業としてはじめる際の注意点
会社の就業規則を確認する
ネットビジネスを副業としてはじめるのであれば、かならず会社の就業規則を確認するようにしましょう。
企業によっては、副業が禁止されている場合もあります。
また、副業をはじめたことにより、本業に支障がでるようであれば、雇用契約に抵触するおそれもあります。
トラブルを避けるためにも、かならず事前に規則を確認するようにしましょう。
収入が年間20万を超えると確定申告が必要
副業の収入が年間20万円を超える場合、確定申告が必要になります。
確定申告を怠ると、無申告加算税を課される可能性があります。
経費と認められるものに関しては、お金が戻ってくる可能性もあるため、かならず確認しましょう。
途中から仕事が軌道に乗って、結果的に年間20万円を超える可能性もありますので、副業をはじめたときから、収入の管理はしっかりとおこなうことが必要です。
まとめ
今回は、ネットビジネスについて解説しました。
ネットビジネスは、場所や時間を選ばないため、働き方が多様化してきた近年、参入する人が増えてきています。
しかしながら、かんたんに稼げるわけではないので、挫折する人が多いのも実情です。
はじめはうまくいかなくても、すぐにあきらめずに、努力を積み重ねれば、成功への近道となるでしょう。
本記事の内容を参考に、あなたに合うネットビジネスが見つけられ、軌道に乗ることを祈っています。