Google 広告で、つねに、広告費の7倍以上の売上を達成!秘訣は、写真・キーワード・ターゲットにこだわること

2023.02.22(更新:2023.03.16)
  • Google 商品連携・広告 App」を活用することで、今まさに商品を探している方に、ショップをアピールできる
  • 広告で成果を出す秘訣は、「商品名」と「画像」にこだわること
  • 「クリックしたいと思うか」「目を引けているか」を、ユーザーの目線でもチェック
  • 楽天市場に比べて、熱量の高いファンを増やすのに成功
  • 少額でも試せるので、「とにかく、やってみよう」が大事

BASEは、Google 広告を使ってショップの売上を伸ばす「Google 商品連携・広告 App」を提供しています。

「BASE」の商品をGoogleに!「Google商品連携・広告 App」でできることとは?

今回、「Google 商品連携・広告 App」を活用しているショップオーナー様に、Google 広告を利用したきっかけや成果などについてうかがいました。

お話を聞いたのは、一升米や出産祝いなど、子どもの記念日を彩るオーダーメイド商品を展開する<adorable closet>さん。

2021年10月から「Google 商品連携・広告 App」を使いはじめ、着実に売上を伸ばしています。いったい、どのように広告運用を成功に導いたのでしょうか? ショップオーナーの吉田さんのエピソードをご紹介します。

ショップ情報

出産祝いや内祝い、誕生日、記念日などで喜ばれる、オーダーメイド商品を販売。子どもの出生体重と同じ重さでつくる「だっこ米」や、子どもの写真や出生情報を印字できる「ちょこっと米」など、ほかにはない商品を展開しています。

とくに人気のアイテムは、1歳の誕生日を祝う「一升餅」をアレンジした「一升米」。「お名前刺繍リュックつき」との一升米セットは、心をくすぐるかわいいデザインで、日本の風習をおしゃれに楽しめます。

ショップサイト:adorable closet

Google 広告をはじめたきっかけは、Instagramでの集客の限界

——さっそくですが、Google 広告をはじめた理由を教えてください。

吉田さん:Instagramでの集客に、限界を感じはじめたからです。

ショップの立ち上げ直後は、さまざまな方に、商品を実際に使っていただき、感想を投稿いただく情報発信がうまくいっていました。しかし、すこしずつ、その方法にいきづまりが出てきました。

——どんな、いきづまりがあったのですか?

吉田さん:お客様と同じ立場で発信できる方が、限られていたことです。商品のターゲットが、1歳のお子様がいるパパ・ママなので、そういった方々に、感想を投稿いただくのが、だんだんむずかしくなってきました。

——Instagramにかわる集客手段として、なぜGoogle 広告を選んだのでしょうか?

吉田さん:BASEのApp一覧ページを見ていて、「Google 商品連携・広告 App」をたまたま見つけたのが、きっかけですね。

Google 広告のことは、前から知っていましたが、むずかしそうなイメージがありました。ところが、「Appをつかえば、Google 広告をかんたんにはじめられる」のを知ったんです。

Google ショッピング広告の魅力は、「Google 検索で、今まさに商品を探している方に、ショップをアピールできる」ことだと思います。

▲Googleで「冬服」と検索すると、冬服に関連したショッピング広告が表示される

Googleで集客するには、「記事をたくさん書く」という方法もあります。ただ、それは、ほかのサイトがかなりがんばっていたので、真似できないなと。

Google のショッピング広告なら、もっと確実に、Google 検索ユーザーに商品を宣伝できます。少ない予算からトライできるので、「とにかく、まずはやってみよう!」と思いました。

費用対効果700〜800%をキープする秘訣は、広告で選ばれる「商品名」と「画像」にこだわること

——「Google 商品連携・広告 App」で、Google 広告をはじめるのは、たいへんでしたか?

吉田さん:「Google 商品連携・広告 App」は、アカウント開設から広告出稿まで、すごくかんたんでした。自分たちで一からやったら、もっとたいへんだったかもしれませんね。AppがBASEショップと連携していたので、すぐにはじめられました。

▲「Google 商品連携・広告 App」の管理画面

——広告では、どんな商品を載せていますか?

吉田さん:広告で反響がいいのは、「一升米」「ちょこっと米」の2種類ですね。「探している人が多い商品」だからだと思います。

「一升米」は「1歳のお祝い」、「ちょこっと米」は「出産祝い」で使うもの。ターゲットが狭く、検索するニーズもハッキリしています。

それに「一升米」は、服や家具と比べると、比較されるショップは少なめです。ニッチだけど、確実に商品を探している人へのアピールを続ければ、「そのなかで、いちばんになれる」という狙いがあります。

最高で、月3万円の広告費で67万円の売上。成果を伸ばす秘訣は、「検索ユーザー視点で、商品名と画像にこだわる」こと

ーーGoogle 広告による成果はどうですか?

吉田さん:広告の費用対効果(ROAS※)は、だいたい700〜800%をキープしていて、とても満足しています! 成果のよい月では、3万円の広告費で67万円の売上を達成したときもありました。

BASE U編集部:※ROAS(ロアス)とは、広告の費用対効果を計算する指標。「広告による売上 ÷ 広告費用 × 100(%)」で計算します。

たとえば、10,000円の広告費で50,000円を売り上げた場合、「(100,000円 ÷ 5,000円) × 100(%)」で、ROASは「500%」になります。

ー費用対効果2,000%超えとは、すばらしいですね! どんな工夫が、成果につながっているのでしょうか?

吉田さん:1つ目は、「BASEショップの商品名には、Google 検索で使われそうなキーワードをしっかりと入れている」ことです。

商品に関連しそうなキーワード、たとえば「一升米」などで検索してみて、「表示されるか」や「あまりに下位に表示されていないか」などをチェックします。表示されなければ、商品名に入るキーワードを追加しますし、上位に出ている広告を参考に、修正したりもしますね。

▲商品名は、実際の検索に使われるキーワードを入れておくのがおすすめです

2つ目は、画像の工夫です。ほかと並んだときに、わたしたちの商品を選んでもらえるように、画像にはこだわっています。

見た目のかわいさ、パッケージにどんなものが入っているか、何ができるのかが、一目で伝わるようなビジュアルを目指しています。

実際に、商品名で検索してみて、「クリックしたいと思うか」「目を引けているか」を、ユーザーの目線でもチェックしています。

お客様に、実際に使っている写真をもらって、商品画像に使うことにもこだわっています。実際のお子様が、選び取りをしているシーンなどを載せておくと、イメージが湧きやすいですよね。

それと、広告にのせる商品を、検索ニーズがハッキリしている商品に絞っているのもポイントかもしれません。

試してみて、上位に出るのがむずかしい商品・検索する方が少ない商品・利益が低い商品は、あまり広告には出ないように調整します。

BASE U編集部:Google ショッピング広告は、掲載する商品が少なすぎると、広告の効果が落ちる可能性があるので、ご注意ください。とくに、広告のスタート時期は、どうしても配信してはいけない商品だけの、最小限の除外設定をおすすめします。

吉田さん:ペルソナを絞れていない商品や真似されやすい商品、並んで違いが分かりにくい商品は、広告に限らず、売上は伸びません。

わたしたちは、商品の企画時点で、「この商品を、どんな人(ペルソナ)に、届けたいのか」を深く考えます。きちんとターゲットを絞って、設計した商品だと、広告でも成果が出ます。

だから、ターゲットの方に、ちゃんと広告が届けられれば、成果の出る自信がありましたね。

熱量の高いファンを増やすことに成功

ーーGoogle 広告と、ほかの集客方法の違いは感じまますか?

吉田さん:Instagram広告も併用していますが、Google 広告は、“掲載から購入までの早さ”を感じますね。Instagram広告では、半年後まで購入にはつながらないこともありましたが、Google 広告は、すぐ売上につながっています。

ーー楽天市場でも出店されていますが、BASEでの集客やお客様の違いなどは、ありますか?

吉田さん:楽天市場にくらべて、BASEのショップは、“お客さんの熱量が高い”イメージがあります。

「お子さんの記念日を素敵にお祝いしたい」という想いの強いパパさん・ママさんが集まってくれていますね。わたしたちも、「その期待にこたえたい、もっといい商品を届けたい!」と、気持ちが上がりますね!

ーーたしかに、楽天市場で買う方は、「値段」で店選びをする方が多いと聞きます。

吉田さん:<adorable closet>の商品は、ほかのショップに比べると、値段設定がすこし高めです。それでも、「ずっと知っていて、ほしくて買う」という方が多く、リピートやご紹介にもつながっています。「1年前から、決めていました!」というファンの方もいました。

Google 広告をきっかけに、ファンになってくださり、「子どもの1歳のお祝いは<adorable closet>の一升米と決めていました」「ぜったいこのデザインがよくて買いました!」と、うれしい言葉をいただくこともありましたね!

知識がない人でも、気軽にはじめられるのがポイント。少額でも試せるので、「とにかく、やってみよう」が大事。

ーーBASEの「Google 広告・商品連携 App」を使ってみた感想を教えてください。

吉田さん:「Google 広告・商品連携 App」のいい点は、かんたん、そして手軽なこと。解説記事を見ずとも、管理画面をみるだけで、うまく設定できました。安い金額から、広告をはじめられるのもいいですね。

改善点を挙げるなら、「Google 広告で不承認になった理由が、Appの管理画面でわからないこと」ですかね。

たとえば、画像のなかに文字が多く入っているのが原因で、不承認になってしまうことがあります。原因をGoogle Merchant Centerをチェックして、修正するのに手間がかかりますね。

BASEU編集部:ショッピング広告が「不承認」となった場合、Google Merchant Centerの「診断」から改善点をチェックしてください

ー 最後に、Google 広告を検討している方へのメッセージをお願いします!

吉田さん:「とりあえず、やってみよう!」がたいせつです。やってみないと、数字がわからないし、理解できないですから。

少ない予算で試せるので、失敗しても、大きなリスクにはなりませんしね。

わたしたちのように、お客さんのニーズが絞った商品を売っているショップにとって、Google 広告は、「届けたい人に、まっすぐアピールできる」集客方法です。

「自分たちの自慢の商品が、なかなか広がっていかない……」と悩んでいるショップオーナーさんには、とにかく一度やってみてほしいですね!

「Google 商品連携・広告 App」を見る

「Google 商品連携・広告 App」の特徴

  • Google で、EC向けの広告「ショッピング広告」を配信できます
  • Google のショッピング枠と、BASEのショップや商品の情報を連携できます
  • めんどうな広告設定や、広告文の作成が不要。Google 広告をかんたんに配信できます
  • 毎日何億人ものユーザーが利用しているGoogle で商品をアピールできるようになり、新たなお客様を獲得し、ショップの売上をさらに伸ばせる可能性があります

機能の詳細、利用方法については、「Google商品連携・広告 App」をご覧ください。

「Google商品連携・広告 App」をインストール

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