ハンドメイド販売の始め方!売る方法やコツ、注意点を紹介
ハンドメイドを売りたいけれど、どこでならよく売れるのかわからず悩んでいる人も多いのではないでしょうか。どの販売方法を選ぶかによって、ターゲットや、必要な手間、かかる費用が大きく変わってきます。
本記事では、ハンドメイドの主な販売方法である対面販売、ネット販売、委託販売のメリット・デメリットを徹底解説します。それぞれの販売方法に合った作品や、売上アップのコツまで詳しく紹介するので、作品にぴったりの売り方を見つけてみてください。
【この記事でわかること】
- ハンドメイドの販売方法は、対面販売・ネット販売・委託販売の3種類
- ハンドメイド販売をはじめる流れは、まず作品やブランドのコンセプトを明確にし、ターゲットにあった販売方法を選定。発送・納品方法や販売価格を決めて、SNSを活用して集客しながら販売する。
- ハンドメイドの売上は、商品写真や説明文が魅力的か、リピーター向けのアプローチがどれだけ成功しているかに左右される。
ハンドメイドの売り方

ハンドメイド作品を販売する方法は多岐にわたります。ここでは、主な販売方法を3つのカテゴリに分け、それぞれの特徴を比較表でまとめて解説します。
| カテゴリ | 販売方法例 | メリット | デメリット |
| 対面で売る | フリーマーケット展示即売会マルシェイベント自宅 | 顧客の反応を直接見られる梱包・発送の手間がない。 | 天候に左右される出店費用がかかる。 |
| ネットで売る | ハンドメイドマーケットフリマアプリネットオークションネットショップ | 時間・場所の制約がない全国の顧客に届く。 | 競合が多い集客や発送の手間がかかる。 |
| 委託販売する | 雑貨店商業施設ネットショップ | 店舗の集客力・信用力を利用できる制作に専念できる。 | 販売手数料が高い直接顧客と交流しにくい。 |
対面で売る
顧客と直接コミュニケーションを取り、作品の魅力を熱量とともに伝えられるのが、対面販売の最大のメリットです。お客様の反応をダイレクトに知ることで、今後の作品制作や価格設定のヒントを得られます。一方で、販売ターゲットが現地に足を運べる人に限定されてしまうことが、デメリットです。
フリーマーケット
地域のお祭りや公園などで開催されるフリーマーケットは、出店料が1,000円〜数千円程度と安価な場合が多く、気軽に出店できるのがメリットです。また、購入者と直接顔を合わせられるため、梱包や発送の手間がない点も利点と言えます。
一方で、開催や売上が天候に左右されることや、訪れる客層が価格重視のため高単価な商品は売れにくいことがデメリットです。
売れやすい作品の傾向としては、掘り出し物を探している人が多く、安価なものや実用的なものが人気を集めます。
展示即売会・マルシェイベント
「デザインフェスタ」などの大規模な展示即売会やマルシェイベントは、ハンドメイド愛好家や作家のファンなど、作品の背景やこだわりに共感する質の高い顧客が多く集まるのが特徴です。そのため、ブランドイメージを構築しやすいという大きなメリットがあります。また、他のクリエイターとの交流機会があるのも魅力です。
デメリットとしては、イベントの規模やブースの大きさによって出店費用が高くなる場合があり、集客やディスプレイなど事前の準備に手間と時間がかかる点が挙げられます。また、大規模なイベントになると来場者がすべてのブースを回りきれないため、作品を見てもらえない可能性も高まります。
売れやすい作品は、世界観が伝わる一点物の作品、アート性の高い作品、または実演販売できる作品などです。
自宅
自宅の一角を販売スペースにして、対面販売することも可能です。敷地内に机やテントを設置して簡易的な販売ブースを作ったり、空いている部屋を実店舗として解放したりと、さまざまな方法があります。テナントを借りて実店舗を持つのに比べて、コストや手間を抑えられるのでチャレンジしやすい点が魅力です。
デメリットは、トラブル防止のためのさまざまな確認事項があることです。たとえば、自宅が住宅ローンの担保(抵当権設定)になっている場合、店舗として利用することで担保価値を下げてしまうような工事をすると、契約違反となる可能性があります。
また、賃貸物件の場合は事業利用が禁止されていたり、事前に大家の許可が必要とされていたりするケースも。賃貸借契約書の内容を確認して、問題ないかを必ず確認しましょう。
自宅で販売を始める場合、販売開始前に近隣に挨拶しておくとトラブル防止につながります。
どんな販売スペースにするかにもよりますが、売れやすい作品は、手に取りやすい価格のアクセサリーや、レザークラフトやキッチングッズなどの実用性の高い作品です。
ネットで売る
場所や時間にとらわれず、全国の顧客に作品を届けられるのがネット販売の魅力です。特に遠方の人や忙しい人にとって、手軽に購入できるネットショップは利便性の高さのが魅力です。
ハンドメイドマーケット
minneやCreemaなどに代表される、ハンドメイド専門の販売プラットフォームです。「ハンドメイド作品を買いたい」という明確な目的を持ったユーザーが多く利用しているため、プラットフォーム自体の集客力が高いのがメリットです。サイトのルールに沿って運営すればいいため、簡単に出品できる手軽さも魅力です。
デメリットとしては、競合が多いため自分の作品が埋もれやすいことが挙げられます。
売れやすい作品は、流行のアクセサリー、スマホケースなど、1人が何回も購入するものや、イベントにあわせて買うものなどが多い傾向にあります。また、イラストや結婚式アイテムのように、いろんな作家の作品を比較してこだわって決めたいジャンルも人気です。
フリマアプリ
メルカリやラクマなどが代表的です。ユーザー数が圧倒的であるため、幅広い年齢層の一般ユーザーにリーチできます。取引がスピーディーで、匿名配送など便利な機能が使える点も利点です。
一方で、中古品や安価なものを探しているユーザーが多いため、値段交渉される場合があることや、ハンドメイド作品の価値が理解されない場合もあるのがデメリットです。
売れやすい作品は、日用品、ベビー服、古着をリメイクした作品など、実用的なものです。
ネットオークション
ヤフオクなど。コレクターやマニア層が多く利用していて、作品に人気が出れば高値で売れる可能性があるのが最大のメリットです。競売形式で販売できるため、希少性の高い作品や限定品は特に有利です。
デメリットとしては、予想より安値で落札される可能性もあること、出品や取引の管理に手間がかかる点が挙げられます。
売れやすい作品は、アンティーク風のアクセサリー、一点物のドール服、希少な素材を使った作品など。コレクター心をくすぐるものが人気です。
ネットショップ
BASEやSTORESなど、自分でショップを立ち上げる方法です。自由にブランドの世界観を表現できること、そして顧客情報を管理できることが大きなメリットです。
デメリットは、自分で集客する必要があるため、集客ノウハウがないと売れにくいことです。ただし、BASEのように集客支援機能があるサービスもあるため、選ぶサービス次第で売れやすさが変わってきます。
売れやすい作品は、独自のブランドコンセプトがある作品、オリジナルキャラクターグッズ、オーダーメイドの作品など、リピーターがつきやすい作品です。
委託販売する
実店舗やネットショップのオーナーに作品を預け、販売を代行してもらう方法です。販売業務を任せることで、制作活動に集中できるという大きなメリットがあります。
実店舗で委託販売
雑貨店・セレクトショップ、商業施設、カフェ、レンタルボックスなどで委託販売を受け付けています。委託先店舗の信用力や集客力を利用でき、実物を見て購入してもらえることが大きなメリットです。また、個別で梱包・発送する手間もかかりません。
デメリットは、販売手数料が高い(20%〜60%以上)こと、売れ行きが店舗の立地や集客に左右されること、そして顧客の意見を直接聞く機会が少ない点です。
売れやすい作品は、店舗の雰囲気に合った作品、お店のターゲット層に合わせた作品、お土産になるような地域の特色を生かした作品などです。
ネットショップで委託販売
セレクト商品を扱うネットショップで委託販売する方法です。ショップの集客力を利用でき、作品を出品するだけで販売してもらえるのがメリットです。
デメリットは、販売手数料が高いこと、そして顧客とのコミュニケーションが取れない点です。
売れやすい作品は、ショップのテーマに合った作品、独自の世界観を持つ作家の作品など、ショップのコンセプトに惹かれたユーザーに響く作品です。
売上アップにつながる!ハンドメイド販売のはじめ方

単に作品を作るだけでなく、「誰に」「どのように届けるか」という販売戦略を立てることが、売上を安定させる鍵となります。ここでは、ハンドメイド販売を成功させるための具体的なステップをご紹介します。
作品やブランドのコンセプトを明確にする
販売を始める前に、まずブランドの土台を固めましょう。「どんな人に」「どんな価値を届けたいのか」を具体的にすることで、作品のデザインや販売戦略を立てやすくなります。
以下は、具体的に考慮すべきポイントです。
| ターゲット層の明確化 | 年齢、性別、ライフスタイル、趣味、どんな悩みを持っているかなど、理想の顧客像(ペルソナ)を詳細に設定します。 |
| 作品の提供価値 | 顧客が作品を手に入れることで、どのような感情(喜び、癒やし、自信など)やメリットを得られるのかを定義します。 |
| ブランド名・世界観 | コンセプトに沿ったブランド名や、一貫した世界観を決め、お客様に「このブランドだ!」と認識してもらえるようデザインなどを統一しましょう。 |
ターゲットに合った販売方法を選ぶ
コンセプトや作品のジャンルに合わせて最適な販売方法を選びます。販売先によって、集まるお客様の層は大きく異なります。
| 対面/オンライン | 販売方法 | 主なユーザー層(ターゲット) | 作品の傾向 |
| 対面 | フリーマーケット | 家族連れや地域住民など、老若男女問わず幅広い層 | 安価なもの実用的なもの |
| 展示即売会・イベント | ハンドメイド愛好家や作家のファン、趣味を深掘りしたい人など | 世界観が伝わる一点物の作品アート性の高い作品実演販売できる作品 など | |
| ハンドメイドマーケット | 「ハンドメイド作品を買いたい」という明確な目的を持ったユーザー | 流行のアクセサリースマホケースイラスト結婚式用のアイテム など | |
| セレクトショップ(委託販売をする実店舗) | 実店舗のリピーターなど | 店舗の雰囲気に合った作品お店のターゲット層に合わせた作品お土産になるような地域の特色を生かした作品 など | |
| オンライン | フリマアプリ | 幅広い年齢層の一般ユーザー | 日用品ベビー服古着をリメイクした作品 など |
| ネットオークション | コレクターやマニア層 | アンティーク風のアクセサリー一点物のドール服希少な素材を使った作品 など | |
| ネットショップ | SNSなどでブランドを知ったユーザーや、検索エンジンから流入するユーザー | 独自のブランドコンセプトがある作品オリジナルキャラクターグッズオーダーメイドの作品 など | |
| セレクトショップ(委託販売をするネットショップ) | ネットショップのコンセプトに惹かれたユーザー | ネットショップが扱うテーマに合った作品独自の世界観を持つ作家の作品 など |
発送・納品方法を決める
作品が売れた後、購入者の手元に届くまでのプロセスは、顧客満足度を大きく左右します。安全かつスムーズに作品を届けられるよう、発送・納品方法を確立しましょう。
梱包資材は、作品が破損しないよう、緩衝材や箱の強度を検討します。ブランドの世界観を伝えるため、梱包デザインにこだわることも大切です。
配送方法は作品のサイズや重さに応じて、定形外郵便、レターパック、宅急便などから最適なものを選びましょう。お客様の負担となる送料を考慮し、販売価格に含めるか、別途請求するかを決めます。
ネットショップサービス「BASE」でネットショップを開設すると、便利な「かんたん発送」機能を利用できます。「かんたん発送」を利用すると、ヤマト運輸および日本郵便の送料が定価より安く、全国一律になります。また、面倒な宛名書きの手間が省け、匿名配送も利用できるのも魅力です。
販売価格を決める
適正な価格設定は、事業を継続するための生命線です。材料費をはじめとする原価や市場価値など、さまざまな要素を総合的に考慮して価格を決定しましょう。
原価は、作品一つにかかる直接的な費用です。材料費、梱包資材費、制作場所の光熱費などにくわえて、自分の時給を設定して制作にかかった時間も人件費として計上します。販売手数料、レンタル料、振込手数料、広告宣伝費などの諸経費を含めることも忘れないようにしましょう。
原価を計算できたら、同様のクオリティの競合作品がいくらで売られているかを調査し、市場価値に見合っているか判断してください。ただし、作品の価値を守る上では「安売りしすぎないこと」が重要です。相応の理由がある場合、相場より高くても無理に値下げする必要はありません。
SNSを活用して集客する
ネット販売でも対面販売でも、売上アップのためには集客が重要です。InstagramやX(旧Twitter)などのSNSを活用して、積極的に情報発信を行いましょう。
作品の魅力を伝えるには、工夫を凝らした商品写真や、着用・使用イメージが伝わる動画などを投稿し、商品そのものの魅力を最大限に引き出します。
また、SNSでは、購入者やフォロワーとの交流も大切です。単に商品を知ってもらうだけでなく、作品の制作過程やこだわり、作家の日常などを発信することで、共感を喚起し、熱量の高いファンを増やせます。
SNSを最大限活用するためには、販売ページへの適切な導線を設計することも重要です。SNSのプロフィールや投稿にネットショップへのリンクを設置するなど、購入へスムーズに誘導できる導線を必ず作りましょう。
ハンドメイドの売上を左右するポイント
販売開始後、継続して売上を伸ばしていくためには、日々の運営の中でこだわるべきポイントがあります。ここでは、ブランドを長期的に成長させるための重要な要素をご紹介します。
商品写真や説明文
ネット販売の場合、お客様が作品と最初に出会う接点となるのが、商品写真と説明文です。
対面販売をする場合でも、事前にSNSやネットショップで商品情報を発信することで、店舗やイベント会場に足を運んでもらうきっかけになります。
商品写真には、自然光を活かした明るい写真、着用・使用イメージが伝わる写真、細部の質感がわかるアップの写真などを用意し、作品の魅力を視覚的に引き出しましょう。
商品説明文では、作品の素材やサイズといった基本情報はもちろん、「どんなこだわりを持って制作したか」「どんなシーンでの使用を想定しているか」など、物語性や感情的な価値を伝えることで、より多くの人の興味を惹きつけ、購入へとつなげることができます。
▶関連記事:商品説明文の書き方
リピーター向けのアプローチ
一般的に、売上の8割は2割のコアなリピーターに支えられていると言われています。そのため、一度購入してくれた顧客をファンとして定着させるための施策が、売上アップの鍵となります。
たとえば、リピーター限定のクーポンを配布したり、過去の購入者に先行販売の事前案内をしたりすることで、特別な体験を提供できます。
また、リピーターに情報をしっかり届けることも大切です。たとえば、ネットショップ作成サービス「BASE」でネットショップを開設すれば、独自のショッピングアプリ「Pay ID」で新商品入荷通知を届けられます。また、割引費用をBASEが負担するクーポンも利用できるため、商品の利益はそのままにお得に作品を購入してもらえます。
ハンドメイド販売時の注意点

販売活動を行う上での思わぬトラブルや法令違反を避けるため、重要な注意点があります。
著作権に気をつける
他者の権利を侵害しないよう、著作権や商標権について押さえておきましょうす。
たとえば、第三者の著作物をハンドメイド作品に使うのはNGです。有名なキャラクターやブランドロゴ、漫画・アニメの登場人物など、著作権・商標権を持つデザインを無許可で利用した作品の制作・販売は厳しく禁じられています。
また、既製のキット・レシピを利用して作品を作る場合も要注意です。商用利用が禁止されているケースが多いため、必ず規約を確認しましょう。市販の手作りキットや、YouTubeやInstagramなどで他の作家が公開している作り方(レシピ)通りに作品を制作して販売する場合、「商用利用」にあたります。
売上が一定額を超えると確定申告が必要
ハンドメイド販売で継続して利益を得る場合、事業所得または雑所得とみなされます。
給与所得がある人が副業としてハンドメイドを販売する場合、年間の雑所得(売上から経費を引いた利益)が20万円を超えると、確定申告が必要になる可能性があります。
確定申告を怠ると追徴課税の対象となるため要注意です。売上や経費を日頃から正確に記録して、不明な点は税理士や税務署に相談するなど、適切な税務処理を行いましょう。
ハンドメイド販売の事例

ネットショップ作成サービス「BASE」でハンドメイドを販売している作家の例を紹介します。
社会人1年目に立ち上げて、Instagramでの集客に力を入れる|FUIUCHI
ハンドメイドアクセサリーを扱う「FUIUCHI」は、オーナーが社会人1年目のときに副業として立ち上げたブランドです。モデルが商品の着用写真をインスタに掲載したことで、ブランドが急成長し、Instagramのフォロワーも1万人を達成。Instagram広告も活用することで、Instagram経由でショップへの集客を実施しています。副業としてスタートしたブランドですが、立ち上げから1年ほどで独立し、法人化も達成しています。
色鮮やかな商品写真がバズり、注文殺到|TRIP UTOPIA
「TRIP UTOPIA」は、色鮮やかなインド刺繍リボンを使った手芸キットを扱うブランドです。作り方を丁寧に解説したレシピを用意していることが特徴で、多くの購入者から支持を得ています。
ブランドが広まったきっかけは、商品写真がX(旧Twitter)で大バズりしたことです。コロナ禍で当時勤めていた会社が倒産したのをきっかけに独立して、現在は商品の準備から発送、ショップやSNSの運営まですべて1人で担当しています。
ハンドメイドの売り方のよくある質問

ハンドメイド作品の販売をはじめる際によく寄せられる疑問に対する回答をまとめました。
売ってはいけないハンドメイドは?
有名なキャラクターやブランドのロゴを無許可で使用した作品は、著作権や商標権を侵害するため売ってはいけません。
また、販売許可が必要な特定の物品を、許可を得ずに販売することは禁止されています。具体的には、以下のようなものが販売禁止・制限の対象となる代表例です。
- 販売許可が必要な物品:アンティーク品(古物商許可証が必要な場合がある)、医薬品、酒類など、特定の法律で規制されている物品。
- 自宅のキッチンなどで作った食品類:菓子製造業などの営業許可を取得していないと販売できません。
販売する前に、必ず各販売サイトの規約と、関連法令を確認することが重要です。
ハンドメイド作品はどうやって売ったらいい?
コストと手間を抑えて手軽に始めるなら、ネット販売サービスを利用するのがおすすめです。
特に、初期費用がかからず、全国の顧客にリーチできるハンドメイドマーケット(minne、Creemaなど)や、独自のブランドの世界観を構築できるネットショップ作成サービス(BASE、STORESなど)が人気です。
ハンドメイドマーケットもネットショップ作成サービスも、アカウント開設から販売まではかんたんにできます。作品が売れはじめたら、展示即売会や実店舗への委託販売など、販路を広げていくのもおすすめです。
ハンドメイド作品が一番売れるサイトは?
ユーザー数が多く集客力に優れたサイトを利用すれば、売れる可能性は高いと言えます。minneとCreemaが代表的です。
いずれも、「ハンドメイド作品を買いたい」という明確な目的を持つユーザーが最も多く集まります。サービス側が持つ高い集客力を利用できるため、初心者が最初に販売を始める場所としてもおすすめです。
ただし、minneとCreemaを使えば必ず作品が売れるわけではありません。数多くの人気作家も利用しているサイトのため、作品が埋もれてしまい、ブランドとして成長しにくいのが懸念点です。
継続的に利益を上げていくためには、Instagramを活用した集客や、他の作家と被らない作品づくりをするなどの工夫が必要です。くわえて、BASEのような独自のネットショップが作れるサービスと併用しながら、ブランディングするのがおすすめです。
まとめ
ハンドメイド作品の販売方法には、対面販売、ネット販売、委託販売の3種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、作品のジャンルやブランドのコンセプト、販売にかける時間や費用にあったものを選びましょう。
迷っている場合は、場所や時間に縛られず、手軽に始められるネットショップがおすすめです。ブランドの世界観を自由に表現でき、リピーターを獲得しやすいため、売上アップにつながりやすいでしょう。
どの販売方法でも、作品のコンセプトを明確にして商品写真や説明文を工夫し、SNSを活用して集客することが売上アップにつながります。地道にファンを増やし、ハンドメイド販売を成功させましょう。
テンプレートから選べる
BASEなら操作もかんたん

専門知識がなくても、驚くほどスムーズに、自分の世界観を表現することができます。デザインの難しさに悩むことなく、理想のネットショップを今すぐ形に。月額費用0円ではじめよう。
