「どんなハンドメイド作品が人気なの?」「自分の作るものも売れるのかな…?」そんな不安や疑問を抱える方も多いのではないでしょうか。
本記事では、今人気のハンドメイドジャンルを紹介しながら、売れている作品の共通点や販売のコツを解説します。
【この記事でわかること】
- 売れているハンドメイドジャンルは、アクセサリー、ファブリック雑貨、キッズ・ベビー用品、キーホルダー・チャーム、アロマ雑貨・キャンドル、刺繍・ワッペン作品、ドライフラワー・リース、手編みニット小物、ペーパークラフト雑貨、テーブルリネン・布製品
- ハンドメイドのジャンル選びでは、かかるコストや時間にくわえて、トレンドや季節性などから需要があるかを考慮する
- 人気ジャンルでハンドメイド作品を売るためには、コンセプトを明確にして、SNSを活用しながら、販売機会を増やすことが大切
テンプレートから選べる
BASEなら操作もかんたん

専門知識がなくても、驚くほどスムーズに、自分の世界観を表現することができます。デザインの難しさに悩むことなく、理想のネットショップを今すぐ形に。月額費用0円ではじめよう。
人気のハンドメイドジャンル10選を徹底解説

ハンドメイドジャンルの中でもとくに人気のあるジャンル10選を表にまとめました。各ジャンルの価格帯の目安と向いている人もまとめているので、参入するジャンルを決める際の参考にしてみてください。
| ジャンル名 | 価格帯の目安 | 向いている人 |
| アクセサリー | 1,000〜5,000円 | 小ロットで複数の作品を出したい人 |
| ファブリック雑貨 | 1,500〜6,000円 | 縫製スキルを活かしたい人 |
| キッズ・ベビー用品 | 2,000〜8,000円 | 子どもがいる人、高い縫製技術を持っている人 |
| キーホルダー・チャーム | 500〜3,000円 | 手軽に始めたい人 |
| アロマ雑貨・キャンドル | 1,500〜7,000円 | アロマの知識がある人、ハンドメイド初心者 |
| 刺繍・ワッペン作品 | 2,000〜6,000円 | 刺繍や細かい作業が得意な人 |
| ドライフラワー・リース | 2,000〜10,000円 | ギフトジャンルの作品や季節の作品を出品したい人 |
| 手編みニット小物 | 1,500〜7,000円 | 手作り感のある作品を出品したい人、編み物が得意な人 |
| ペーパークラフト雑貨 | 800〜3,000円 | 文房具好き・アート系が好きな人 |
| テーブルリネン・布製品 | 3,000〜12,000円 | 単価が高めの作品を出品したい人 |
では、ハンドメイドの人気ジャンルごとの特徴や作り方、販売のポイントなどについて解説します。
アクセサリー
| 価格帯の目安 | 向いている人 | 始めやすさ |
| 1,000〜5,000円 | 小ロットで複数の作品を出したい人 | ★★☆ |
ハンドメイドの定番ジャンルであるアクセサリー(ピアスやネックレスなど)は、初心者でも取り組みやすく常に人気があります。100円ショップの素材を組み合わせて誰でも短時間で制作できるため、作品点数も増やしやすいでしょう。
購入者はデザインを重視するため、他の作家と差別化できれば高めの価格設定でも売れやすい点が魅力です。一方、類似作品が多く競合が激しいため、オリジナリティを出す工夫が必要なジャンルでもあります。
ファブリック雑貨(ポーチ・巾着など)
| 価格帯の目安 | 向いている人 | 始めやすさ |
| 1,500〜6,000円 | 縫製スキルを活かしたい人 | ★★☆ |
ポーチやティッシュケース、エコバッグなど布を使った雑貨類は、日常的に使えて実用的なため、安定した人気があるジャンルです。一度型紙を作れば生地を変えるだけで量産が可能で、ミシンに慣れている人なら比較的スムーズに制作できるでしょう。
柄や素材の選び方次第で他にはない個性的な作品に仕上げられるというメリットがある反面、生地選びにこだわらないと他作品との差別化が難しいと言えます。
キッズ・ベビー用品
| 価格帯の目安 | 向いている人 | 始めやすさ |
| 2,000〜8,000円 | 子どもがいる人、高い縫製技術を持っている人 | ★★☆ |
スタイ(よだれかけ)やベビー服、入園・入学グッズなど子ども向けアイテムは、子育て世代に根強い需要があります。オーガニックコットンなど肌に優しい素材や、安全性に配慮した設計にすることで、品質を重視する子育て層からの信頼を得られるでしょう。
子どもが使うものなので安全性や耐久性への配慮が不可欠で、素材選びや製法にも注意が必要です。
ベビー服の販売事例
子どもが生まれたことによってベビー服に興味を持ち、ブランドを立ち上げた作家もいます。
BASEでベビー服ブランド「サンジー 0123sies」を運営しているオーナーは、手軽に独自のネットショップが開設できるBASEを活用。縫製に苦手意識があるため、小ロットに対応してくれる工場を探して、オリジナル商品の制作を委託しています。オリジナルのアイデアを活かしつつ、ショップ運営や商品制作の手間を抑えることで、子育てや家事と両立しながらの忙しい合間を縫って、1人でブランドを運営しています。
キーホルダー・チャーム類
| 価格帯の目安 | 向いている人 | 始めやすさ |
| 500〜3,000円 | 手軽に始めたい人 | ★★★ |
レジンや革、プラバンなどさまざまな素材で作るキーホルダーは、小さく手軽に作れることからハンドメイド初心者にも人気のジャンルです。とくにUVレジンを用いたキーホルダーは、専用のシリコン型(モールド)に素材を流し込むだけで簡単におしゃれな作品が作れるため、多くの人がチャレンジしています。
材料も100円ショップで揃うものが多く、低コストで始められるのも魅力です。しかし、1個あたりの単価が低めで利益を出しにくいため、セット販売にしたり多数制作したり、利益をあげるための工夫が必要でしょう。
アロマ雑貨・キャンドル
| 価格帯の目安 | 向いている人 | 始めやすさ |
| 1,500〜7,000円 | アロマの知識がある人、ハンドメイド初心者 | ★★☆ |
香りを楽しむアロマ雑貨は、近年のリラクゼーション需要の高まりとともに注目されているジャンルです。代表的なのはキャンドルで、蜜蝋やソイワックスなど天然素材のろうにアロマオイルで香りを付けたボタニカルキャンドルが人気を集めています。
専用の器具が必要とはいえ、基本的にはロウを溶かして固めるシンプルな工程で初心者でも始めやすく、花材や色を使ったアレンジで見た目にも華やかな作品になります。インテリアやギフトとしても需要が高く、誕生日や季節のイベント向けにセット商品を展開することも可能です。
一方で、ロウの温度管理や芯の選定など、安全に配慮した製造の知識が求められたり、夏場の保管・発送に注意が必要だったりと、取り扱いには専門的な心得が必要です。
刺繍・ワッペン作品
| 価格帯の目安 | 向いている人 | 始めやすさ |
| 2,000〜6,000円 | 刺繍や細かい作業が得意な人 | ★☆☆ |
布やフェルトにオリジナルの図案を刺繍した小物やアイロンで付けられるワッペンは、ハンドメイドならではの温かみと一点物の魅力があるジャンルです。既製品にはない凝ったデザインや色使いを楽しめるため、洋服やバッグのワンポイントに購入する人も多く、minneやCreemaでも多くの作品が出品されています。
刺繍糸・布・刺繍枠・針と基本的なものを揃えれば制作できるので、比較的取り組みやすいジャンルと言えるでしょう。自分のペースでコツコツ進められるため隙間時間を活用しやすい反面、完成までに時間がかかるため量産には不向きです。
とくに手縫い刺繍は一点にかかる手間が大きく、適正な価格を付けないと割に合わなくなってしまう可能性があるので注意しましょう。
ドライフラワー・リース
| 価格帯の目安 | 向いている人 | 始めやすさ |
| 2,000〜10,000円 | ギフトジャンルの作品や季節の作品を出品したい人 | ★★★ |
生花を逆さに吊るして乾燥させたドライフラワーは、水やりなどの手間が不要で長期間楽しめるインテリアとして人気のジャンルです。スワッグ(花束を束ねて壁掛けにしたもの)やリース、ハーバリウムなどアレンジの幅が広く、旬の花材を取り入れることで季節感のある作品展開も可能です。
近年はプリザーブドフラワー(特殊加工で美しさを長期間保つ花)も普及し、高品質なアレンジメントとして結婚式のブーケや母の日ギフトなど高単価商品も増えています。ただし、花の種類によっては時間とともに色褪せたり劣化したりして数ヶ月しか持たないものもあり、売れ残った場合に赤字リスクがある点には注意が必要です。
手編みニット(帽子・小物など)
| 価格帯の目安 | 向いている人 | 始めやすさ |
| 1,500〜7,000円 | 手作り感のある作品を出品したい人、編み物が得意な人 | ★★☆ |
手編みのニット作品は毛糸ならではの温かみと柔らかな風合いが魅力で、冬の定番であるマフラーや手袋にくわえ、コースターやポーチなど年中使える小物を販売することも可能です。編み物はミシンや大型機械が不要で、毛糸と編み針さえあれば場所を選ばず作業できるため、隙間時間にコツコツ進められる点もメリットです。
最近では編み図不要で作れるキット商品や編み方動画を販売するなど、関連ビジネスに発展させている作家もいます。デメリットとしては、完成までに時間がかかるため生産効率が低く、受注が増えると対応が大変になる点が挙げられます。
また、ウール素材の冬物は季節需要が偏りがちなので、春夏にも通年使えるアイテムを揃えておくと売上が安定しやすいでしょう。
ペーパークラフト雑貨(カード・シールなど)
| 価格帯の目安 | 向いている人 | 始めやすさ |
| 800〜3,000円 | 文房具好き・アート系が好きな人 | ★★★ |
紙を素材に用いたペーパークラフトは、カードやガーランドなどイベントの飾り付けアイテム、シールなどの文房具として一定の需要があります。ボール紙や色画用紙を切り貼りして立体的な花やリースを作ったり、オリジナルデザインでシールやステッカーを作ったりなど、アイデア次第で幅広い作品が生み出せます。
比較的原価が安く、簡単なものなら特別な技術がなくても作れるので、初心者でも始めやすいでしょう。その反面、「誰にでも作れる」分野でもあるため単価は低い傾向です。SNSなどで流行しているペーパークラフト作品を参考にしつつ、自分なりのテーマや付加価値をくわえて、他にはないオリジナル商品としてアピールすることが大切です。
テーブルリネン(ランチョンマットなど)
| 価格帯の目安 | 向いている人 | 始めやすさ |
| 3,000〜12,000円 | 単価が高めの作品を出品したい人 | ★☆☆ |
テーブルクロスやランチョンマット、コースターなどのテーブルリネン類は、食卓を彩るインテリア雑貨として安定した人気があります。とくにナチュラル志向の方にはリネン(麻)素材のテーブルクロスや、北欧風のファブリックを使ったランチョンマットなどが支持される傾向にあります。
サイズや柄の好みが人それぞれ異なるため、セミオーダーでカラーや生地、サイズを決めてもらって制作したり、刺繍を入れたり、ハンドメイドならではの強みが発揮できるジャンルです。ただし、大判のテーブルクロスなどは布代が高額になりやすく、裁断や縫製にも手間がかかるため、適切な価格設定をしないと赤字になる可能性があります。
とはいえ、自分好みのインテリアを求める層に響けばリピーターもつきやすく、世界観を統一したシリーズ展開をすればブランドとしてファン獲得も見込めるジャンルです。
ハンドメイドを販売する際の商品選定のポイント

ハンドメイドマーケットで売れているジャンルには共通要素があります。ここでは、素材コストやニーズ、トレンド、季節性などを軸に、売れ筋を見極める基準を解説します。
素材コストと時間効率のバランス
現実的に利益を上げるためには、使用する素材や制作工程にコストをかけすぎないことが大切です。
ハンドメイド作品の販売価格を決定するときは、原価(ハンドメイド作品を作って購入者に届けるまでにかかる費用の合計)をもとにして、原価率30%程度に設定するのが一般的です。
そのため、原価が高すぎると販売価格も高く設定する必要があり、購入のハードルが高くなる可能性があります。また、制作工程に手間をかけすぎると、作れる数が少なくなり、販売機会を逃してしまうかもしれません。
素材選びや工程数にメリハリを付け、「クオリティ」と「効率」のバランスを重視しながら制作しましょう。
需要とトレンド感
流行に合ったデザインやテーマを取り入れることで、ユーザーの目に留まりやすくなります。
最近ではインテリア雑貨やエコ素材を使った製品、ナチュラルテイストのデザインなどが注目されています。
また、トレンドリサーチも大切です。ハンドメイドマーケット各社が発表する流行予測や、SNSのハッシュタグ検索、Googleトレンドなどを活用すれば、今どんなデザインやテーマに人気が集まっているかわかります。
トレンドに完全に迎合するのではなく、自分ならではのアレンジをくわえたり、ブランドのコンセプトに落とし込んだりすることで差別化しましょう。
季節性・イベント性
季節ごとのイベントに関連したジャンルは、一時的に爆発的な需要が生まれやすい傾向があります。年間の販売計画に季節商品を盛り込むことで、新規顧客の獲得や売上アップにつながります。
たとえば、以下のような季節イベントに合わせた作品を展開してみましょう。
- 母の日:カーネーションや感謝のメッセージをモチーフにしたアクセサリーや雑貨など、プレゼント需要を狙った商品が売れやすくなる。ラッピングを工夫して贈り物感を演出すると効果的。
- ハロウィン:仮装や部屋飾りに使えるハロウィンモチーフのアイテムが人気。かぼちゃやオバケなど遊び心のあるデザインのアクセサリーやインテリア雑貨を期間限定で販売すると注目を集められる。
- クリスマス:ツリーや雪の結晶など季節感のあるデザインで、オーナメントやギフト向けのハンドメイド作品を販売すると売上が伸びる傾向にある。ギフトセットやクリスマス限定パッケージを用意し、プレゼント需要を取り込むのがおすすめ。
季節イベント向けの商品は、事前に制作・告知を行い販売機会を逃さないことがポイントです。イベント終了後も在庫が残らないよう数量限定にしたり、汎用的なデザインにアレンジしたりするとリスクを軽減できます。
人気ジャンルで作品を売るためのコツ

ハンドメイド作品の人気ジャンルを選ぶだけでは、すぐに売上につながるとは限りません。継続的に売れる仕組みを整えるためには、ブランドの世界観の伝え方、集客から購入への導線設計、販売機会の創出など、総合的な工夫が必要です。
ここでは、人気ジャンルで売上を伸ばすための具体的なコツを紹介します。
テンプレートやデザインでショップの世界観を整える
ネットショップのトップページや商品ページのレイアウト、商品写真の雰囲気、SNSのバナー画像など、すべてに一貫したデザインやテーマカラーを持たせることで、「プロらしさ」を演出でき、購入者に「安心感」を与えられます。
たとえば、ブランドのメインカラーとアクセントカラーを決めておき、ロゴや背景などに反映させると統一感が出ます。
商品写真は世界観に合わせた背景や小物を用いて撮影し、ショップ内でテイストがブレないようにしましょう。また、統一感のあるテンプレートを活用してページを作成したり、オリジナルの包装・台紙にブランドロゴを印刷して送付したりすることも大切です。
ブランドやショップを作り込むことは買い手に信頼感を与えるのはもちろん、リピーターにつなげる効果も期待できます。
InstagramやTikTokなどSNS連携で集客導線を作る
ハンドメイド作品のファンづくりには、SNSの活用が欠かせません。InstagramやTikTokなどで制作過程や作品の魅力を発信し、ショップへの導線をつなげましょう。
たとえば、Instagramではリール動画やストーリーズでハンドメイド作品ができあがるまでの過程を見せると、作家の人柄やものづくりへの思いが伝わり、フォロワーとの信頼関係が深まります。できあがった作品の使い方提案やコーディネート例を投稿するのも効果的です。
TikTokでも短い動画で作品の魅力や制作風景を紹介すれば、新規顧客獲得につながります。SNSとショップはプロフィールのリンクや投稿内の商品タグ付けで必ず連携させ、シンプルな導線でSNSの視聴者を商品購入へ誘導しましょう。
とくにInstagramはショッピング機能が充実しています。BASEのネットショップを利用している場合は「Instagram販売App」を使って投稿にネットショップで販売中の商品をタグ付けし、そのまま商品ページに飛ばすことも可能です。
SNSを活用してファンと交流しながら、しっかり購入導線を整えておくことで、売上アップにつながるでしょう。
キャンペーンやコラボ出品で販売機会を増やす
売上をアップするには、露出を増やす工夫も必要です。季節イベントやトレンドに合わせて期間限定キャンペーンを開催したり、他のクリエイターやブランドとのコラボ企画に参加したりすることで、新たな顧客層にアプローチできます。
たとえば、クリスマスシーズンに割引セールや送料無料キャンペーンを行えば、普段より購入のハードルを下げて新規顧客を獲得しやすくなるでしょう。
BASEでは、年に数回BASEのすべてのショップで使えるクーポンキャンペーンを実施しています。BASEのクーポンキャンペーンの特長は、クーポンを使って割引された金額をBASEが補填することです。購入者はお得に商品が手に入り、オーナーにとっては集客に活用できるため、毎回好評です。
BASEでハンドメイドを販売している作家の成功事例

ここからは、実際にBASEでネットショップを開設し成功を収めたハンドメイド作家の事例をご紹介します。それぞれのブランドがどのようにスタートし、どんな工夫でファンを増やして売上を伸ばしたのか、その背景や戦略に注目してみましょう。
社会人1年目で思い切って独立|ハンドメイドアクセサリーブランドFUIUCHI

「FUIUCHI」は、女の子の「不意のかわいい瞬間」をコンセプトにしたハンドメイドアクセサリーブランドです。オーナーは社会人1年目のときに副業でブランドを立ち上げ、会社勤めと両立しながら運営していました。
思い切って会社を辞め、ブランド一本で生きていくことに踏み切ったその後、あるモデルがFUIUCHIのアクセサリーを着用した写真をInstagramに投稿したことがきっかけでブランドが急成長。Instagramフォロワー数は一気に1万人の大台に乗りました。
知名度アップに伴ってInstagram広告も積極的に活用し、さらにポップアップショップの出店などリアルの場でも販売機会を広げたことで、地道にファンを増やしていきました。こうした努力の結果、現在では法人化も果たすブランドに成長しています。
ファンを作るSNS戦略で成功|ヴィンテージアクセサリーブランドmaruo vintage
「maruo vintage」はコスチュームジュエリー(ヴィンテージ風アクセサリー)を扱うブランドです。SNSを駆使したファン作りによって成功を収めた事例として紹介します。
「maruo vintage」は、「パリ×ヴィンテージ」という独自の世界観を打ち出すことでコアなファン層を獲得しました。
とくに注目すべきはInstagramを中心としたSNS戦略です。maruo vintageのInstagramアカウントには、まるでパリのヴィンテージショップを巡っているかのような美しい写真や動画が並びます。その統一された世界観が人気につながっているのです。
また、ネットショップ購入者からもらった口コミをストーリーズに載せたり、反応のいいリールを広告として配信するなど、さまざまな角度の取り組みがファンの心を釘付けに。
その結果、ショップの売上を伸ばし、法人化も果たしています。
ハンドメイドの人気ジャンルでよくある質問(FAQ)

ハンドメイドに関してよくある疑問にお答えします。参入するジャンル選びや販売に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
ハンドメイドで稼ぎやすいジャンルはある?
比較的収益を得やすいと言えるジャンルは、プレゼント需要が高いものや日用品として使えるもの、定番のアクセサリー系などです。利益率・売れ行きともに安定しやすい傾向があります。
たとえばアクセサリー、キッズ・ベビー用品、スマホケース、布小物、キャンドルなどのジャンルは、材料費を抑えつつ制作効率を工夫することでコンスタントに制作・出品できるため、未経験からでも収益化しやすいでしょう。
人気ジャンルだと競合が多いから売れるのが難しい?
アクセサリーなどの人気ジャンルには多くの作家が参入しているため、競争は激しいです。しかし、競合が多い=売れないというわけではありません。
たとえば、ひと口にアクセサリーと言っても「20代女性向けのミニマルジュエリー」「ペットとお揃いで身に着けられるチャーム」など、ターゲットや用途を絞り込んだデザインで独自性を出せば、特定の人に強く刺さる商品を作れます。
ブランド独自の個性やコンセプトを全面に打ち出せば、熱狂的なファンやリピーターづくりにつながるでしょう。
人気ジャンルでハンドメイド作品を販売するメリットは?
人気ジャンルはすでに市場ニーズがあるため、商品を出したときに興味を持ってくれる人の母数が多く、売上につながるまでのスピードが比較的早い傾向があります。
たとえばアクセサリーやベビーグッズなどは検索する人も多く、ハンドメイドマーケット上で目に留まりやすいでしょう。
さらに、人気ジャンルはSNS上で話題になりやすく、写真映えや共有したくなる要素を備えていれば拡散のチャンスも多いです。市場規模の大きさを活かしつつ、自分ならではの価値を乗せることで、大きな売上につながる可能性が広がるでしょう。
まとめ
今回紹介したハンドメイドの人気ジャンルはあくまで目安に過ぎません。最終的には、自分らしさや作品の品質で差別化を図ることが大切です。
ネットショップ作成サービス「BASE」を利用すると、人気ジャンルはもちろん、オリジナル作品もSNSを活用しながら集客しやすい仕組みを確立でき、販路を拡大できます。人気のジャンルを参考にしながら、自分の得意分野や相性の良いカテゴリーを見つけて、人気のハンドメイド作品を制作できるよう、第一歩を踏み出してみてください。
テンプレートから選べる
BASEなら操作もかんたん

専門知識がなくても、驚くほどスムーズに、自分の世界観を表現することができます。デザインの難しさに悩むことなく、理想のネットショップを今すぐ形に。月額費用0円ではじめよう。

