資金調達方法には何がある?個人事業主におすすめの資金調達サービス6選の比較

2024.02.15(更新:2024.10.11)

資金調達の方法は複数あり、ショップや事業の状況ごとに最適な方法が異なります。この記事では、どんな資金調達サービスがあるかについてと、最適な資金調達方法の選び方を紹介します。
「資金調達」の基本概要については、以下の記事をご参照ください。

資金調達とは?資金調達のタイミングと、事前に確認すべきポイント。「YELL BANK」についてもご紹介

個人事業主向けの資金調達方法、6選

資金調達の手段として、家族や友人から借りる手段もありますが、この記事では、それ以外の5つの方法を紹介します。

▼資金調達方法、6選

  1. 金融機関からの融資
  2. 国や自治体の補助金・助成金
  3. ファクタリングサービス
  4. ノンバンクのローン
  5. クラウドファンディング
  6. YELL BANK
資金調達方法の比較表

1. 金融機関からの融資

資金調達というと、金融機関からの融資をイメージする方も多いのではないでしょうか。
融資が受けられる金融機関は、以下の3つに分けられます。

  • 銀行
  • 信用金庫
  • 日本政策金融公庫

金融機関からの融資には、計画的な資金使途や、明確な事業計画書、返済計画などの準備が必要です。事前準備をしっかりおこなったうえで、融資申し込みをしましょう。

2. 国や自治体の補助金・助成金

政府や自治体が提供する補助金や助成金のなかには、個人事業主が利用できる制度が複数あります。
申請に一定の基準がありますが、補助金や助成金は返済が不要なので、うまく活用して事業に役立てましょう。

▼補助金・助成金の例

  • ものづくり補助金
  • IT導入補助金
  • 小規模事業者持続化補助金
  • 事業再構築補助金
  • キャリアアップ助成金
  • 創業助成事業

注意したい点としては、補助金と助成金は「立替払い制」が多い点です。
最終的には、返済不要の補助金や助成金を受け取ることができるのですが、先に自身の資金で支払う必要があるため、その点も考慮した資金繰り計画を立てましょう。

3. ファクタリングサービス

ファクタリングとは、商品やサービスに対する売掛債権をファクタリング会社に売却することで、即時に現金化する資金調達方法のことです。
個人事業主が利用できるファクタリングサービスは、以下が挙げられます。

4. ノンバンクのローン

「1. 金融機関からの融資」でお伝えした以外にも、ノンバンクのローンがあります。
金融機関での融資が、事前審査や資金調達までに数ヶ月かかるのに比べ、ノンバンクのローンだと即日〜1週間ほどで調達できるため、緊急性の高い資金調達手段として活用できます。 ただし、金利は最大18%前後で設定されているため、金融機関からの融資よりも返済の負担が大きい点には注意が必要です。

個人事業主が利用できるノンバンクのローンは、以下が挙げられます。

5. クラウドファンディング

クラウドファンディングとは、プロジェクトを立ち上げた個人・法人に対し、不特定多数の人が、購入・寄付・金融といった形態で資金を供与するしくみのことです。
また、クラウドファンディングは、資金を調達できるだけでなく、事前に告知(認知を拡大)ができたり、売る前の反応が見られるのがメリットです。

個人事業主が利用できるクラウドファンディングは、以下が挙げられます。

6. 資金調達サービス「YELL BANK」

BASEのショップオーナーの皆様だけが利用できる資金調達サービスとして、「YELL BANK」があります。
「YELL BANK」とは、ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」が提供する「将来の売上」を「すぐに使えるお金」に変えるサービスです。
「YELL BANK」では、BASEで運営しているショップの売上が伸びるほど、調達できる金額が大きくなるため、資金の活用できる幅が広がります。

BASEショップオーナのみが利用できる、資金調達サービス「YELL BANK」とは?仕組みについて

「YELL BANK」のサービス概要やしくみについては、以下の記事でご紹介しています。

BASEの資金調達サービス「YELL BANK」とは?概要やしくみについて解説

シーンに合わせたおすすめの調達方法

開業時におすすめな資金調達方法

  • 金融機関からの融資
  • クラウドファンディング

開業までに時間の余裕がある場合は、金融機関からの融資や、クラウドファンディングを活用するのがおすすめです。
金融機関での資金調達は、ほかの手段と比較して手数料が安く、大きい金額も調達できるため、設備投資などに最適です。ただし、利用に一定の条件があるため、事前に確認をしたうえで申し込みましょう。
クラウドファンディングの最大のメリットは、商品やサービスの販売前でも、資金集めができることです。
作りたい商品やサービスの構想はできているが、資金が足りないがゆえに商品制作に進めない場合や、事前にまとまった金額がほしいときに最適です。

運転資金におすすめな資金調達方法

  • ファクタリングサービス
  • YELL BANK
  • 金融機関からの融資
  • 国や自治体の補助金・助成金

運転資金とは、事業を運営するうえで必要な資金のことで、商品の仕入費用・人件費・事務所やアトリエの家賃・水道光熱費などがあげられます。
運転資金には、短期から長期にかけての資金繰りを円滑にできるサービスを選ぶことが重要です。
継続的に必要な資金のため、利用料や支払い方法に無理のないサービスを選択するのがおすすめです。

経営難や資金繰りに困ったときにおすすめな資金調達方法

  • ファクタリング
  • YELL BANK
  • クラウドファンディング
  • ノンバンクのローン

事業を継続していると、商品が売れて利益が出ている「黒字」の状態でも、支払い日に資金が不足してしまい、支払いが滞ることで、事業が継続できなくなる「黒字倒産」になる可能性も出てきます。
そのような状態に陥った場合は、できるだけはやく資金を調達する必要があるので、調達までに時間を要しないサービスを選ぶことがおすすめです。
資金繰りが悪化する原因については、以下の記事でくわしくご解説しています。

BASEで活用できる、「YELL BANK」での資金繰りも紹介。「資金繰り」とは?くわしく解説

事業運営や緊急時に頼れる「YELL BANK」

「YELL BANK」は、事前審査が必要ないため、資金が必要なタイミングですぐに資金調達ができるので、緊急時にご活用いただけます。

▼「YELL BANK」の活用例

  • 毎月の仕入れ資金として
  • 人件費として
  • 業務効率化のための機材購入資金として
  • 支払い資金が足りないときの、臨時資金として
銀行融資(金融機関の融資)とBASEの資金調達サービス「YELL BANK」の利用までの流れ、違い、比較

また、他のサービスだと、毎月固定の金額を支払う必要がありますが、「YELL BANK」はBASEでの商品が売れたら、その売上から少しずつ支払いをするしくみなので、支払いが事業運営を圧迫することなくご利用いただけます。

BASEの資金調達サービス「YELL BANK」の利用シーンの一例

「YELL BANK」を利用する

「YELL BANK」をはじめて利用する方は、以下の記事を参考にしてみてください。

【はじめての方向け】YELL BANKの使い方ガイド

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