集客の決め手は商品写真?インスタグラムで映える撮り方講座

2020.09.15

手に取って商品を見ることができないネットショップでは、商品写真や説明文がいかに魅力的かが、お客様の購入の決め手になります。

ご自宅で商品の写真を撮影する場合、スマートフォンを使って試行錯誤しながら撮っている方も多いと思います。

今日はちょっと意識するだけで、グンと見違える、すてきな商品写真の撮り方をご紹介します。

また、新規の顧客の流入が見込みやすい、Instagramでも映える写真の撮り方についても、あわせてお届けします。

Instagramで映える構図とは

商品写真を撮影するときは、何パターンか違う構図や角度から撮り、いちばんきれいに撮れたものを、商品画像の一枚目に持ってくる方が多いと思います。

商品画像の一枚目に指定する写真は、ショップの世界観や、すでにある商品とのバランスを見て決めているのではないでしょうか。

商品写真を撮影するときは、「一枚目に指定する写真」とは別に「Instagramで映える写真」も、ぜひ一緒に撮っておきましょう。

Instagramのタイムラインに流れてくるフィード投稿や、ハッシュタグ検索で上がってくる写真は「俯瞰した構図」が映える傾向があります。

この「俯瞰した構図」とは、いわゆる「平置き」と呼ばれる真上から撮影した写真のことで、少し余白があるのも特徴です。

(商品を中央に置いた「日の丸構図」)

この「日の丸構図」と、商品の周りに余白が生まれるように意識すると、Instagramで映える写真が完成しますよ。

もし、取り扱っている商品が写真映えしない場合や、ひと工夫したいときは、「使っているイメージが想像できる写真」に仕上げると、雰囲気のあるものに。

(例:マルシェバッグが商品の場合、ナチュラルなテイストに合うカードケースやお財布を小物として一緒に撮影)

俯瞰した写真を撮るさい、もし平行に撮れなかった場合は写真加工・動画編集アプリVSCO」を使うと、うまく調整することが可能です。

「調整」のタブを選択し、「スキュー」を選ぶと、上下や縦横の平行具合を調整することができます。

もし撮影のさい曲がってしまった場合は、こちらで直すと、きれいに「俯瞰した図」を作り上げることができます。

背景がボケた、雰囲気のある写真の撮り方

Instagramのフィード投稿が「俯瞰した図」ばかりになってしまい、今度はメリハリがほしい、と思ったときは、「ボケ」を意識した写真はいかがでしょう。

手前に商品、奥に小物の2段階でもいいのですが、今回はさらにもうひとつ奥に小物を入れた、「3段階」を意識した写真がおすすめです。

スマートフォンで撮るときは、メインの商品にピントが合わせるのを忘れないようにしましょう。

「3段階」のボケを意識した写真に慣れたら、一味違う印象になる「前ボケ」を意識した写真もおすすめです。

商品とスマートフォンのカメラの間に、お花やレースなど、ふわっとボケそうな小物を置くと完成しますよ。

100円ショップでそろう、使える撮影小物

撮影小物は家にあるもの、もしくは「あまり費用をかけたくない」という方も多いですよね。

そんな方のために、100円ショップなどで手に入る、使える撮影小物をご紹介します。

  • 造花(もちろん生花でも◎)
  • コースター
  • アクセサリーボックス(小物入れ)
  • 洋書(古本屋さんで購入が可能です)

女性に人気な大理石風の背景や、ナチュラルなウッド調の背景を作れる「背景シート」も、最近は100円ショップでも購入することが可能です。

文房具やDIYを扱うコーナーに置いてあることが多いので、ぜひチェックしてみてください。

撮影小物は「色味」をまとめるとあかぬける!

俯瞰した写真が仕上がる基本の「日の丸構図」や、ボケを活かした写真に慣れてきたら……先ほどご紹介した撮影小物の「色味」を合わせるよう、意識してみましょう。

一枚の写真の中で多くの色が使われているよりも、「寒色系」「暖色系」といったように色味がまとまっていると、よりあかぬけた印象になります。

 (左:ゴールドのリングに合わせた暖色系の小物 右:シルバーのリングに合わせた、寒色系の小物)

また、背景シートを使う場合は、丸々一枚を敷くのもいいのですが、白い背景や布と「半分割」にしてみるのもおすすめです。

商品のデザインがシンプルな場合や、背景の印象が強すぎて商品が浮いてしまう場合、ぜひ試してみてください。

ストーリーズ用に撮りたいときに使える「Foodie」

商品の写真を撮影するさい、正方形だけではなくInstagramのストーリーズ用のサイズも用意したいときは、カメラアプリ「Foodie」が便利です。

ストーリーズ用の比率「9:16」で撮られるモードがあるため、スマートフォンの画面いっぱいに商品を見せることができます。

「Foodie」では動画も撮影できるため、「Instagram用に写真や動画を撮りためておきたい」というときにおすすめですよ。

まとめ

商品写真のきれいな撮り方や、Instagramで映える構図についてご紹介しました。

最初は難しく感じるようなコツも、実践していくうちに感覚がつかめていくはずなので、まずは試してみることが大事です。

\こちらもあわせて読んでみてください/

▼商品写真が誰でもスマホでかんたんに撮れる5つのポイント!初心者向け「商品写真講座」

▼少しのコツでOK!集客上手がやっているインスタグラム運用

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