マネタイズとは?4つの具体的な手法と6つの成功のポイントを解説

2024.11.11

「マネタイズ」は、ビジネスモデルや新規事業でよく使われる言葉で、「収益化」を意味します。

この記事では、マネタイズとはなんなのか?という用語解説に加えて、具体的なビジネスモデルもふくめて解説します

マネタイズや、そのためのビジネスモデルを理解することで、より具体的にビジネスを発展させるための施策を考えることができます。

マネタイズを成功させるポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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目次

マネタイズの意味とは?

マネタイズとは、英語の“monetize”からきている、ビジネス用語です。

直訳すれば、「収益化」という意味ですが、とくに“事業を”収益化する、という意味で使われることが多いです。

マネタイズの文例と間違った使い方 

マネタイズという言葉を普段あまり耳にしない方でも、使い方を理解しておけば、相手の話を聞くときも、自分で話をするときも、正しく「マネタイズ」という言葉を使うことができます。

次の例文や間違った使い方を参考に、マネタイズの使い方を覚えてみてください。

<正しい使い方の例文>

  • 「このサービスは満足度が高いが、マネタイズに向いていない」
  • 「素晴らしいプランだが、マネタイズ面が課題だ」
  • 「SNSはマネタイズしやすい」

マネタイズは、無収益のサービスやコンテンツを収益化する意味を持つため、すでに有料化されていて、収益がある場合は「マネタイズ」とはいいません。

<間違った使い方の例文>

  • 「値上げしたら、マネタイズできなくなった」
  • 「この仕組みはマネタイズ化に向いている」
  • 「リピート購入者の減少によって、マネタイズできていない」

このように、すこしでも収益がある場合や、もともと収益のあるサービス・商品を指すときは「マネタイズ」とはいいません。また、マネタイズ自体が「収益化」という意味を持つため、「マネタイズ化」は二重表現になってしまいます。

Web業界における、マネタイズの使われ方

Web業界で、マネタイズは、「無料サービスから収益を生む」という意味で使われる傾向にあるようです。

これは、たとえばSNSでフォロワーを集めて、ファンの人たち向けになんらかの有料のサービスを提供する、といったイメージで使われます。

Web業界では、サービスそのものが無料、というケースが多いため、一般的な「事業を収益化」とはすこし異なる意味で使われるようです(とはいえ、広義では同じですね)。

無料のものから収益を得る、という考え方は、Web業界ならではの思考ですが、現実に多種多様な企業が、無料サービスからのマネタイズで成功を収めています。

マネタイズとビジネスモデルの違い 

収益を得るための方法を「マネタイズモデル」と呼ぶことがあります。このマネタイズモデルと混同されやすいのが、ビジネスモデルという言葉です。

マネタイズモデルとビジネスモデルの大きな違いは、次のとおりです。

  • マネタイズモデル:収益化する方法や具体的な施策
  • ビジネスモデル:商品やサービスを提供して、収益を得るための仕組み

ビジネスモデルは、収益化の方法であるマネタイズモデルを活用して、収益を得るまでの一連の流れを指します。そのため、マネタイズモデルはビジネスモデルの一部であると言えるでしょう。

マネタイズを行うビジネスシーンの例 

マネタイズを行う上で重要なのは、タイミングを見極めることです。収益を得られる見込みがないものや、費用対効果に合わないものをマネタイズしても、利益にはなりません。

マネタイズを行うビジネスシーンの例は、次のとおりです。

  • オウンドメディアやブログの訪問数、上位表示できる記事が増えたため、マネタイズする
  • SNSのフォロワー数、閲覧数が増えたのでマネタイズする
  • メルマガの登録者数が増えたので、さらに有益な情報を配信する有料メルマガを提供してマネタイズする
  • 自社が運営するゲームアプリ内で有料アイテムやサブスクなどを提供し、課金を促す
  • ロゴやオリジナルキャラクターなど、イラストを使ったグッズをネットショップで販売し、収益を得る

SNSのように収益なしで運用していたものを収益化したり、既存の無料サービスに有料オプションを追加したりなど、マネタイズを行うときは、ゼロから行うよりも、価値あるものを見つけ出す方が効率的です。

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マネタイズって、具体的にどのようなこと?4つのビジネスモデルで見るマネタイズ手法

さて、そんなマネタイズですが「実際はどういうことを指すのか?」をいまいちイメージできていない方もいるかもしれません。

ここでは、Web業界におけるマネタイズのビジネスモデルを、大きく4つにわけて解説します

それぞれの手法のマネタイズ方法を知ることで、より具体的にマネタイズをイメージできると思いますので、参考にしてみてください。

ECモデル

ECモデルとは、インターネットでの通信販売にともなう手数料などで収益を上げるビジネスモデルです。

事業者は、ECを行うことができる場を提供する対価として、出店料や売上手数料を得ています。

出店者が増えて、取引額が大きくなればなるほど、出店料や手数料などで、ECモデル事業者の売上が増えていくことが特徴のビジネスモデルです。

代表例1:ショッピングモール型(Amazon・楽天など)

多くのネットショップが商店街のように集まっていることから、ショッピングモール型ネットショップと呼ばれています。

大手のECサイトであるAmazonや楽天などが、このモデルに該当します。出店者が支払う出店料や、販売手数料、広告掲載料などで収益を上げるマネタイズ手法です。

強みは、その強力な集客力。集客力があるために、少々高い手数料設定をしても出店者が集まるため、ショッピングモール型のネットショップは、手数料などの諸経費や初期費用が高い傾向にあります。

代表例2:ASP型ネットショップ

ASP型ネットショップとは、ネットショップをASPサービスとして提供し、出店者から出店料やランニングコストを徴収するモデルです。

BASE」や「カラーミーショップ」「shopify」などが該当します。

ショッピングモール型と同様に、おもな収益源は、出店者からの出店料や販売手数料です。

ショッピングモール型よりも低コストに設定されていることが多いかわりに、どちらかというと、集客力は各ショップオーナーの自助努力による、というのが特徴です。

初期費用やランニングコストが安いため、新規に事業を立ち上げる場合や、大きなリスクを取れない場合に重宝されるECモデルです。

BASEでのネットショップ立ち上げについては下記のようなインタビュー記事を見て想像してみてください。

未経験からの”ブランド立ち上げ”を成功に導いた秘訣とは?人気アパレルブランドの作り方

ECショップを利用した代表的なビジネスモデルが「D2C」。D2Cについては、以下の記事をご覧ください。

D2Cとは?特徴やメリット・成功のポイントについてにわかりやすく解説

広告モデル

広告モデルとは、自身が運営するWebページやメディア上に、広告を掲載したり、掲載した広告がアクションされたりすることによって報酬を得るビジネスモデルです。

広告モデルには、広告を掲載することを成果とみなすインプレッション型と、エンドユーザーが、クリックしたり商品を購入したりすることによって報酬を得る成果報酬型があります。

代表例1:バナー広告

バナー広告はディスプレイ広告とも言われていて、もっともポピュラーな広告モデルと言えます。

Webサイトで、画像や動画として掲載されている広告です。最近では、このバナー広告を自社のサイトに掲載したい企業を募集し、その企業から広告掲載料を得るマネタイズ手法です。

バナー広告の多くは、広告がクリックされることで報酬が発生する成果報酬型の仕組みとなっています(一部で表示するだけで課金されるインプレッション型もあります)。

代表例2:アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは、一般的に成果報酬型広告を指します。

たとえば、自社サイトにアフィリエイト広告を掲載し、その広告をクリックしたユーザーが広告主の商品ページに移動し、「商品購入」や「資料請求」などのアクションを行ったとき、報酬が発生します。

バナー広告に比べて、成果地点のハードルが高いため、高い報酬額が設定されることが多くあります。

代表例3: YouTube

YouTubeで売上を上げるのも、広告モデルの一つです。

YouTube動画を閲覧するさいに流れる動画広告が表示されることによって、動画投稿者に報酬が支払われる仕組みです。

YouTube広告のなかには、一定時間以上広告を見なければお金が発生しないものもありますが、多くの場合では、表示されるだけで報酬が入ります。

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代表例4:Instagram

いま注目度の高いSNSといえば、Instagramではないでしょうか。

そのInstagramでも、収益を得ることが可能です。Instagramのインフルエンサーになれば、企業から広告依頼を受ける場合があります。

広告料は1フォロワー当たり、1〜3円と言われていますが、企業との交渉によって決定します。

なお、インフルエンサーは「フォロワーが非常に多い人」という意味ではありません。

企業がインフルエンサーに期待することは、その影響力の大きさ。つまり、どれだけ人を動かすことができるのか?ということです。

そのため、特定の分野において専門家として認識されている人も、影響力という観点でインフルエンサー として扱われ、広告依頼を受けることがあります。

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課金モデル

アプリやサービスに、便利な機能や特殊な機能をつけることで、課金を促し収益を得る課金モデルです。

このモデルの特徴は、無料サービスに付加価値をつけて収益を発生させる、まさにWeb業界で「マネタイズ」と呼ばれるものを体現しているビジネスモデルです。

代表例1:オンラインサロン

オンラインサロンとは、共通の趣味や目的を持つ人たちが、インターネットの環境下で、小さなコミュニティを展開するサービスです。

オンラインサロンの収益源は、入会金や月額の会費です。

有料コンテンツならではの質の高いサービスを期待して、ユーザーはオンラインサロンに加入します。そのユーザーからの利用料で、マネタイズしているのです。

多くのオンラインサロン主催者は、SNSなどで見込み客を無料で集め、有料コンテンツであるオンラインサロンに誘導しています。

代表例2:スーパーチャット

スーパーチャットとは、YouTubeの機能の一つで、ライブ配信中にユーザーが投げ銭をすることで、配信者に直接的にお金を渡すシステムです。

配信者は、投げ銭という課金を受け取ることで収益を得る、という仕組みになっています。

ユーザーが、スーパーチャットで投げ銭を行う目的はおもに二つ。

一つは、配信者を直接応援するため。もう一つは、投げ銭により、ユーザーがコメントを固定し、配信者や第三者に読ませるため。

YouTube自体は、無料で動画を配信できるため、スーパーチャットも「無料で集客してマネタイズへつなげる」手法である、と言えます。

代表例3:ソーシャルゲームのアプリ内課金

ソーシャルゲームのアプリ内課金は、ゲームユーザーが金額を支払った分だけ特典がもらえる仕組みです。

ソーシャルゲームの運営者は、無料でソーシャルゲームができることをきっかけにして、ユーザーを取り込んでいます。

また、ユーザーがお金を払ってでもさらに楽しみたい、と思えるような特典や仕掛けを、ゲームに組み込んでいるのです。

アプリ内課金を狙ったマネタイズで、大成功を収めた企業も複数あります。

仲介モデル

仲介モデルは、ユーザーと提供者を結びつけることで、運営者が仲介料を得るマネタイズモデルです。

これらのマッチングサービスの仲介料は、基本的に成功報酬となるので、提供者やユーザーは無料で使用できます。

無料ゆえに、多くの提供者を集めることができており、提供者と提供するアイテムが増えれば増えるほどユーザーも増えるのが特徴です。

仲介モデルにおいて、事業者は、提供者とユーザーが満足できるマッチングの仕組みを作らなければなりません。需要と供給のバランスも重要です。

その双方が利益を得れば、マッチングの運営者も、大きな利益を得ることができます。

代表例1:フリマアプリ

フリマアプリは、フリーマーケットのインターネット版で、各個人が不要となったものを、かんたんに出品できます。

フリマアプリ運営者は、アプリ内で売買が成立したときに受け取る仲介手数料でマネタイズをしています。

フリマアプリの利用者を増やし、取引を増やすことが、フリマアプリ運営者の収益の増加につながります。

代表例2:不動産仲介ポータルサイト

不動産仲介ポータルサイトには、全国津々浦々の、あらゆる不動産会社の取り扱い物件が掲載されています。

そして、物件オーナーや不動産会社から受け取る掲載料や仲介手数料でマネタイズしているのです。

仲介サイトは、マッチングしてはじめて手数料が得られるため、「需要に対して的確なサービスを提供するシステム作り」が非常に重要です。

大手の仲介サイトは、これらの仕組みが非常に上手に作り込まれています。

マネタイズを成功させるポイント 

ここまでお伝えしてきたように、 Web分野におけるマネタイズは4種類に分類できます。

4つのマネタイズモデルには、それぞれ特徴があり、収益を上げる手法は異なっていますが、成功のポイントでは共通点があります。マネタイズを成功させるためには、この共通点を理解しておくことが重要です。

市場調査でターゲットニーズを把握する 

マネタイズを成功させるためには、顧客が欲しがる価値を提供する必要があります。

どこにでもある価値や見慣れた価値を提供しても顧客の心には響かないので、まずは市場調査をして適切なターゲットを設定することが大切です。

市場調査とターゲット設定のやり方は次のとおりです。

  • 市場調査:ニーズはあるものの、競合が少ないジャンルの商品(サービス)を探して参入するとマネタイズしやすい
  • ターゲット設定:決定した商品やサービスを求めている人の年齢や性別、職業、生活スタイルなどを細かくイメージする

競合が少ないジャンルに参入することで、成功する可能性が上がります。競合が多いジャンルに参入するときは、独自性をアピールし、競合と差別化することを意識してみてください。

ターゲットを設定するときは、1人の実在する人物がイメージできるまで落とし込むと、集客するツール(SNS)や広告、ショップや商品のデザイン選定がしやすくなります。

無料コンテンツで集客する

4つのマネタイズモデルほとんどすべてにおいて、ユーザーが無料で利用をはじめられたり、無料で楽しめたりすることができるようになっています。

ここで重要なのは、いかに有益な無料コンテンツで集客するかです。

いずれのビジネスモデルも、人を集めることができなければ収益化は難しいものです。

利用する顧客の数が少なく需要がないときに、値上げやサービスを有料化して、マネタイズしようとしてもあまり成果は見込めません。

無料でも有益なコンテンツ提供を続けて、まずは顧客の数、集客を増やしていきましょう。

ブランド力を育てる

有益なコンテンツのほかに、集客のためにできることは、「ブランド力を高めていくこと」です。

選ばれる商品やサービスには、商品そのものの質が優れていたり知名度があったりするなど、他より優れたところがあります。

そのため、どういう会社やオーナーが、どんな考えや想いを持って販売しているかを、商品やSNSなどを通して知ってもらいファンを作ることが大切になります。

努力を積み重ねた結果、ブランド力が高まり、収益化が可能になるということを知っておきましょう。

収益までの動線を作る

優れたマネタイズモデルでも、集客から収益までの動線がしっかりできていなければ、成功は難しいでしょう。

動線とは、ユーザーをマネタイズにつなげやすくするための、仕組み作りや工夫のことです。

たとえば、ソーシャルゲームのアプリ内課金です。たんに無料と有料のコンテンツをわけても、意味がありません。

ユーザーが「課金したくなる」ような仕組みが必要なのです。

ソーシャルゲームであれば、ゲームの進行において、大いに有利になるアイテムを期間限定などで販売すれば、ユーザーもほしくなりますよね。

こういった、マネタイズまでの動線や仕掛けが重要なのです。

あからさまな収益化は実施しない

マネタイズのためには、収益までの導線が必須ですが、いままで無料で使えていたものを急に有料にするなど、あからさまな収益化はかえって逆効果になることが多いです。

顧客から「お金を稼ぐことを優先している」と思われると、せっかくできたファンが離れてしまう可能性があります。有料サービスへの露骨な勧誘や、極端な広告を掲載するのは避けましょう。

顧客を不快にさせず、マネタイズしていくためには、経緯の説明やタイミングが重要です。「自分だったらどう思うか?」と、サービスを使う顧客の目線で考えるようにしましょう。

顧客の反応を見ながら、PDCAサイクルを回す

収益化につながるための、顧客にとって有益な情報やニーズのある商品を作るためには、顧客の反応を注視し続けることが大切です。

商品やサービスの提供者側になると、消費者側の視点で見ることが難しい場面があります。そのため顧客の反応は、サービスの改善点がわかる貴重な材料となります。

顧客の反応を確認しながら、価格やサービス内容の改善を繰り返していくと良いでしょう。

そのためにやってほしいことが、「PDCAサイクル」です。

PDCAとは、Plan / Do / Check / Actionの4つの頭文字をとったビジネス用語です。

マネタイズに置き換えると、集客から収益までの動線はPlan(プラン)であり、実際の集客はDo(行動)にあたります。そしてWebのアクセス解析などで分析を行うことが、Check(チェック)です。

集客、動線、取り分(手数料)のどこにボトルネックがあるのかを分析し、最終的な利益を増やしていくために、分析/改善します。

たとえば、オンラインサロンで収益がすくないのであれば、集客がすくないのか、それとも見込み客は多いけどうまく誘導できていないのか、それとも月額料金が安すぎるのかなど、ボトルネックを改善することで、マネタイズを加速させるのです。

マネタイズに取り組む際の注意点 

マネタイズに取り組む際の注意点は、おもに次の2つです。

  • 無料コンテンツを急遽有料に切り替えるのはNG
  • 段階を踏みながらマネタイズを試みる

無料コンテンツを急遽有料に切り替えるのはNG 

サービスや商品の品質を維持するために有料化が必要な場合もありますが、マネタイズを第一優先にして、無料コンテンツを急遽有料に切り替えてしまうと、顧客離れにつながります。

無料コンテンツを有料にするときは、事前に周知するのはもちろん、有料でも無料でも顧客がメリットを得られる状態にすることが大切です。

また、有料サービスにしつこく勧誘したり、課金した人しか楽しめないようなコンテンツを作成したりするのもNGです。

段階を踏みながらマネタイズを試みる 

顧客の反感を買わないようにマネタイズを進めるためには、すこしずつ段階を踏みつつマネタイズを試みるのも一つの方法です。

たとえば、メルマガをマネタイズする場合、まずは無料のメルマガを配信しつつ、有料会員限定のメルマガを案内してみるといったアイデアがあります。これまで通りのサービスを維持しながら、有料で提供するプラスαを検討すると、顧客に受け入れてもらいやすくなります。

マネタイズのタイミングや内容を見極めるためにも、普段から顧客とのコミュニケーションを意識したり、アンケートを実施したりして、顧客が求める価値を把握しておくのがおすすめです。

顧客が不快にならない範囲でマネタイズに取り組んでみてください。

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マネタイズ成功の6つのポイントは、ネットショップ運営にも活かせる

じつは、マネタイズ成功の6つのポイントは、ネットショップ運営にも応用することができます。

無料コンテンツで集客するという視点

ネットショップ運営においては、「集客」が大きな課題の一つとも言えますが、「無料で有益なものを提供して人を集める」ということを意識してみると、すこし視点が変わります。

たとえば、なんとなく投稿しているInstagramの投稿。

これを「どうすれば、見ている人に有益になるだろうか?」と考えてみてください。

お花屋さんであれば、たんに綺麗な写真を掲載するのではなく「花が長持ちする方法」などを教えてあげると、どんどんと人が集まってくるかもしれません。

収益までの動線という視点

こちらも、ネットショップ運営にあてはめると、とても考えやすいです。

たとえば、Instagramで集客はできているけど、なかなか購入までつながらない場合、いくつか「動線」の原因が考えられます。

・Instagramの投稿から、ショップに飛べるようになっているか?

・投稿を見ている人に、行動を促しているか?

・ショップ内で、すぐにお目当ての商品を見つけられるか?

このように、動線、という観点でも、ネットショップの改善につなげられます。

PDCAという視点

こちらも、ネットショップ運営で大いに生かすことができる視点です。

もし、あなたのショップの利益がなかなか出ていない場合、「集客」「動線」「取り分」のどこにボトルネックがあるのか、Checkしてみてください。

なんとなく原因がつかめたら、改善策を考えて実行してみましょう。

この一連の流れを繰り返すことで、きっといまよりも前進していくはずです。

顧客目線の商品・サービスでマネタイズを成功させよう 

以上、ここまでマネタイズの意味や手法について、またマネタイズで成功する6つのポイントについて解説いたしました。

  • ポイント1:市場調査でターゲットニーズを把握する
  • ポイント2:無料コンテンツで集客する
  • ポイント3:ブランド力を育てる
  • ポイント4:収益までの動線を作る
  • ポイント5:あからさまな収益化は実施しない
  • ポイント6:顧客の反応を見ながら、PDCAサイクルを回す

以上のポイントは、ネットショップ運営で売上を伸ばす上でも大事なポイントです。ぜひ実践してみましょう。

マネタイズできる価値は意外と身近に隠れていることがあります。何気なく運営しているSNSも、フォロワーや登録者といったファンがいるなら、オリジナルグッズやコンテンツを販売し、マネタイズできる可能性があります。

ネットショップ作成サービスの「BASE」では、InstagramやYouTube、TikTokといった主要SNSと連携し、SNSからグッズやコンテンツを購入してもらうことができます。noteなどのメディアと連携できるサービスも提供しているため、発信することが得意な人はマネタイズできるかもしれません。

BASEは初期費用や月額費用が無料で、かんたんにネットショップを開設できるので、ぜひマネタイズの手法として取り入れてみてください。

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