カゴ落ちとは?カゴ落ちの原因TOP6と、現実的な対応策を解説

更新日 : 2021/01/28
投稿日 : 2020/08/27

カートに商品を入れたにも関わらず、購入しないままサイトから離脱することを「カゴ落ち」といいます。

ネットショップの売上を上げるために、このカゴ落ちを改善することは、非常に重要です。なぜなら、カゴ落ちを改善することが、売上アップの特効薬とも言えるからです。

そこで、今回は、カゴ落ちの原因となる理由とその対策を解説します。

カゴ落ちとは?

カゴ落ちとは、別名「カート放棄」とも呼ばれ、カートに商品を入れたにも関わらず、購入せずにサイトから離脱してしまうことです。

ネットショップの売上を左右する重要な要素であり、ショップ運営者は、カゴ落ち対策することにより、購入率を大きく上げることができます。

<株式会社ジャストシステム>がおこなった調査結果によると、7割以上の運営者がカゴ落ちを経験している、というデータが出ています。

また同様に<ベイマード・インスティテュート>が発表した調査結果によると、2006年から2018年の平均で69.57%となっています。

カゴ落ち率の計算方法

カゴ落ち率の計算方法は非常にシンプル。

<計算式>
①カゴ落ち人数を出す
式:購入画面のユーザー数 − 購入人数 = カゴ落ち人数

②割合を出す
式:カゴ落ち人数 ÷ 購入画面のユーザー数 × 100 =カゴ落ち率 

ですので、例えば「購入画面のユーザー数=100」「購入人数=30」の場合は以下のようになります。

①カゴ落ち人数
→100 – 30 =70人がカゴ落ち

②カゴ落ち率
→70 ÷ 100 × 100 = 70% 

このように計算することができます。つまりカゴ落ち率70%であれば、10人購入画面に進んでも3人しか買わないということなので、早急な対策が必要なのがわかるかと思います。

 

カゴ落ちする理由 トップ6と対策

では、なぜカゴ落ちは起きてしまうのでしょうか? その理由を探ることにより、カゴ落ちの対策を立てることができます。

カゴ落ちの原因TOP6は以下の通りとなっています。

1位:送料や手数料が高い
2位:配送日が遅い
3位:選べる決済手段が少ない
4位:会員登録が必要だった
5位:セキュリティに不安があった
6位:返品ルールに不満があった

以上の通りとなっています。見ていただくこと、自分でも体感したことのあるような理由ではないでしょうか?

こういった単純な理由によってカゴ落ちというのは発生してしまいます。このあとそれぞれのくわしい解説に加えて、対策も紹介しますので参考にしてみてください。

 

第1位. 送料や手数料が高かったため

カートに商品を入れたにも関わらず、購入しなかった理由の第1位として、「送料や手数料が高かったため」というものがあります。

これは、全体の53%にも及びます。

商品の金額を確認してカートに入れたにもかかわらず、請求金額の総合計金額を見ると、送料や消費税、手数料などが加算され、お客様の想定よりも金額が高い、という場合があります。

多くの方が、こういった理由により「商品を購入しない」という判断をしてしまうので、早急に対策を取った方がいいでしょう。

「送料や手数料が高い」への対策

送料や手数料が高く、請求金額の総合計金額を見てカゴ落ちしてしまう場合は、可能であれば送料を無料にする、もしくはできるだけおさえる、といった方法があります。

とはいえ、そんなにかんたんに送料を下げられたら、苦労しませんよね。

そんな場合は、送料や手数料がその金額になる根拠や理由を説明してあげることで、カゴ落ちをすくなくできる可能性があります。

そのほかにも、商品ページで送料などの追加費用を記載したり、特定の金額以上で無料にしたりして、お客様への金額の負担を減らすことができます。

 

第2位. 配送日が遅かったため

商品を購入しようと思ってカートに入れても、配送日が遅かったために、そのままサイトを離脱する、という人は、全体の16%になります。

最近のネットショップは、翌日配達やお急ぎ便を選ぶことができるなど、とても便利になっています。

そのため、購入後から配達までに3、4日だとしても、「配達日が遅い」と思ってしまう人も、すくなくありません。

「配送日が遅い」への対策

配送日が遅くてカゴ落ちしてしまう場合には、配送手段を数多くそろえる必要があります。

配送手段によって配送日に違いが出れば、そのなかからお客様が選べるようになるからです。金額が上がっても、配送日を重視するようなお客様のカゴ落ちを防ぐことができるでしょう。

また、配送日や納期を、その日付になる根拠とともに、わかりやすく明記することも一つの方法です。

たとえば、「10月~12月までは多忙期となるため、配送までに一週間程度お時間をいただきます」などと記載することにより、お客様も納得したうえでの購入となるので、カゴ落ち対策につながります。

 

第3位. 選べる支払い方法がすくない

同じく第2位の理由として、「支払いのさいに選べる方法がすくない」ということも、カゴ落ちの原因の一つです。

配送日が遅い場合と同じく、この理由で商品を購入しない人は、全体の16%になります。

クレジットカードで支払いポイントをもらいたい人や、便利なキャリア決済で支払いたい人、銀行振込で支払いたい人など、支払い方法にこだわる人は多くいます。

そのようなお客様のニーズに応えることはできなければ、カゴ落ちの原因となるようです。

「選べる支払い方法がすくない」への対策

選べる支払い方法がすくなくてカゴ落ちしてしまう場合は、決済方法を多くそろえましょう。

<株式会社ネットプロテクションズ>が2020年に実施した調査では、「利用したい決済手段」として、クレジットカードが1位でした。続いて後払い、前払い、という調査結果が出ています。

引用元:「実店舗やネットショップでの決済ニーズに対する調査」

「BASE」では、決済方法も複数あるので、お客様の利用したい条件を満たせる決済手段を導入しましょう。

 

第4位. 会員登録が必要だったため

ネットショップでは商品を購入するさいは、会員登録が必要な場合が多いです。

しかし、会員登録するのが面倒だと考える人は多く、この理由により商品を購入しない方は、全体の10%となります。

会員登録は、名前や住所、電話番号、クレジットカードの情報など、記入項目が多く、手間がかかります。

そのため、ネットショップを利用する人でも、利用するサイトをいくつかに限っている人は多いのです。

「会員登録の必要性」への対策

会員登録が必要なためにカゴ落ちをしてしまう場合は、入力項目を必要最低限に設定しましょう。

画面遷移を減らし、入力しやすいフォームやスマホからも入力できると、カゴ落ちする確率は低くなります。

たとえば、購入完了までに必要となる入力項目の数です。入力項目数を減らしただけでも、コンバージョン率(成約率)が大きく上昇した、というケースはすくなくありません。

なお、「BASE」では、自社で提供する決済サービス「PAY ID」があるため、一度会員登録しておけば、その都度、名前やクレジットカード情報を入力せずに、購入できるようになりますね。

 

第5位. セキュリティに不安

カゴ落ちの原因として、「セキュリティに不安があり購入しなかった」という人もいます。

ネットショップで商品を購入するにあたり、名前や住所、電話番号やクレジットカードの情報などを登録する必要があります。

セキュリティがしっかりしていなければ、そのような個人情報が流出してしまう恐れがあります。

そのため、セキュリティに不安のあるネットショップでは、カートに入れても購入せず、カゴ落ちの原因となる場合が多いです。

「セキュリティ不安」への対策

カゴ落ちが多い場合は、ネットショップのセキュリティ対策にも目を向ける必要があります。

購入のさいに、クレジットカードや個人情報を入力するため、セキュリティに不安を感じたお客様は購入をためらうから、です。

しかし、ネットショップのセキュリティを強化するには、システム費用など、膨大なコストがかかります。

そのため、個人でショップ運営をはじめるのであれば、強固なセキュリティ環境が用意されている「BASE」などのネットショップ作成サービスを利用するのがおすすめです。

また、「BASE」では、実際にシステムなどを構築しているエンジニアが、開発の裏側などをブログで情報発信しています

興味がある方は、ぜひエンジニアブログをのぞいてみてください。

▶︎「BASE PRODACT TEAM BLOG」

 

第6位. 返品ルールに不満があった

返品のルールが厳しすぎる場合も、カゴ落ちの原因となってしまいます。

ネットショップでは、現物を見て購入することができないので、お客様側のリスクが高く、返品不可や返品ルールに不満がある場合は、購入することに慎重となります。

その結果、「商品をカートに入れたけれど、購入しない」という行動をとる可能性もすくなくありません。

こちらに関しては、お客様の見えやすい場所にしっかりと返品ルールについて記載しておくことが最優先の対策となります。

 

カゴ落ちを減らすにはEFO対策も重要

さてここまでカゴ落ちの原因や対策について解説してきましたが、もう1つ知っておきたいのがEFO(Entry Form Optimization)で購入画面などを最適化することです。

例えば、購入画面が煩雑で何度何度も入力が必要だと「購入をやめる」というお客様も一定数発生します。

そういった事象を減らすために必要なのが、入力フォームの最適化です。

例えば以下のようなものがあります。

・郵便番号を入力したら自動で住所が入力される
・メールアドレスの入力は一度だけ
・入力画面が不必要に多くない
・最終決済する前に確認画面がある
・入力例が記載されている

このように入力フォームを最適化することでカゴ落ちを減らすこともできます。

なお「BASE」では、購入画面についてもしっかりと対策していますので、自分で何か対策を行う必要はありません。

 

「BASE」でできる、カゴ落ちを改善するための便利な機能を紹介

最後に、「BASE」で設定できる、カゴ落ち対策に有効であると考えられる機能を紹介していきます。

配送日時の指定

「BASE」では「配送日設定 App」をインストールすれば、無料で配送日時指定の機能を利用できます。

お客様は、購入時に希望する配送日時を指定できるようになります。また、ショップオーナーは、配送時間やお届け可能日を設定できます。

お客様の希望の配送に合わせて商品を配送したい場合や、定休日や臨時休業があり配送できる日時が決まっている場合などに、非常に便利な機能となります。

希望する配送日時を設定できる、「配送日設定 App」がリリース!

 

柔軟な配送日・料金の設定

「BASE」では「送料詳細設定 App」を利用すれば、柔軟に配送日や配送料金を設定できます。

たとえば、商品に対して複数の送料を設定したり、都道府県ごとまたは地域一律の送料を設定したりすることが可能です。

また、送料を無料に設定する、などのコントロールも、この拡張機能で可能ですので、一度詳細をご覧ください。

BASEの送料詳細設定 Appで、複数の配送手段を各商品に設定する方法

 

配送の効率化

提携している運輸業者がある、メール便を利用することができると、配送が非常にスムーズになります。

「BASE」には、<ヤマト運輸>と連携できる「かんたん発送 App」があります。

このアプリを使えば、送り状をファミリーマート店頭端末やヤマトの営業所で発行し、そのまま発送することが可能です。

また、送料は全国一律にすることもでき、追跡・補償サービスもあります。送り状を作成することなく、気軽に発送することができます。

発送にかかる手間をなくす支援アプリ、「かんたん発送(ヤマト運輸連携) App」って?

 

ショップ運営業務の効率化

人気のネットショップになると商品の出荷点数が増え、出荷業務や商品管理などの業務が増えてきます。

出品業務や商品管理などの業務に手間を取られると、ショップへの集客や商品の企画・制作がおろそかになってしまう場合があります。

「BASE」では、「商品コード App」「CSV商品管理 App」などの拡張機能で、ショップ運営業務を効率化できます。

たとえば、商品名のみで管理をおこなうと、「入力ミス」や「入力に時間がかかってしまう」など、非効率な業務が増えてしまいます。

そこで、任意の記号や番号を組み合わせた「商品コード」や「種類コード」によって商品を ID 管理することにより、業務の改善化が図れ、受注ミスや発送ミス防止につながります。

また、「CSV商品管理 App」を使うと、CSVファイルによって商品情報を一括で登録したり、更新できたりするため、商品の種類が多くても、一括でかんたんに処理ができるようになります。

また、データをダウンロードして、ほかの業務システムのデータと連携させて、在庫の管理がおこなえたりもします。 

発送にかかる手間をなくす支援アプリ、「かんたん発送(ヤマト運輸連携) App」って?

 

レビュー機能の導入

ショップにレビュー機能をつけ、高いレビューを集めることができれば、お客様の信頼を上げ、結果的にカゴ落ちの抑制に役立ちます。

「BASE」では、「レビューApp」により、レビュー機能を無料で利用できます。

購入者はレビューを投稿できるようになり、商品ページにレビュー情報が表示されるようになります。高いレビューはショップの信頼を高め、カゴ落ちを防止しましょう。

また、レビュー機能は、カゴ落ち対策以外にもたくさんのメリットがあります。

たとえば、評価の高いレビューが投稿されれば、商品の信頼性が増し、新規購入やリピート購入につながる可能性が高まるでしょう。

 

まとめ

今回は、カゴ落ちについて解説しました。

カゴ落ちは、ネットショップの売上がなかなか上がらない、ボトルネックにもなりうる事象です。

とくに、レビュー機能は、購入検討層の背中を押す重要な一手になりますので、ぜひ導入してみてください。

また、実際にレビュー機能をうまく活用されているショップオーナー様の例も参考にしてみましょう。

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