個人でも副業でもできるおすすめの在宅ビジネス7選!注意点とともに解説

2020.08.23(更新:2024.09.17)

昨今の社会的背景もあり、在宅ビジネスに興味を持っている方も増えてきました。

在宅ビジネスとはその名の通り、家にいながらにしてできるビジネスですが、その種類は多岐に渡るため「何をすればいいか分からない」方もいると思います。

そこで今回は、おすすめの在宅ビジネスやそれぞれの仕事内容について7つご紹介していきます。

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月10万円は難しい?在宅ビジネスの月収の実態

家にいながらはじめられる在宅ビジネスですが、そもそも毎月どれくらい稼げるものなのか気になっている人もいるでしょう。まずは、在宅ビジネスの月収がどれくらいなのかという実態をご紹介します。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000068004.html

<株式会社RaiseTech> が発表しているエンジニア市場に関する実態調査のなかに、エンジニアとして副業をしている人を対象にしたアンケートがあります。エンジニアを始める前の一般的な在宅ビジネスによる月収は、「5万円未満」という回答が最多で全体の34.8%でした。また、続いて多かった回答は「5〜10万円」で、全体の23.8%です。

エンジニアスキルを身に付けると稼げるとの声も多くありますが、実際はどうなのでしょうか。

引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000068004.html

エンジニアスキルを活かして在宅ビジネスを始めた場合も、月収は「5万円以下」が一番多く34.8%、次に多いのが「5~10万円」で23.2%と、ほぼ同じ結果が出ています。月10万円未満の人が半分を占めており、実際に在宅ビジネスで月10万円を達成するのはかんたんではないことがわかるでしょう。

また、在宅ビジネスで5万円未満しか稼げなかった人は、アンケートに次のように答えています。収入をアップするためには、スキルアップや時間管理、そして単価の高い仕事選びなどが重要なポイントになるといえるでしょう。

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個人でも副業でもできる!おすすめ在宅ビジネス7選

それではここからおすすめの在宅ビジネスを紹介していきます。それぞれの仕事内容や始め方、おすすめの人、収入面などについてもお伝えするので参考にしてみてください。

①ハンドメイド商品の販売

ハンドメイドアクセサリーや手作りのスマホケースを販売して収入を得ます。

作った作品をハンドメイドマーケットプレイスや、自分のネットショップで販売して収益を得ます。ネットショップなどは無料で始められるので、何かを作るのが好きな方はチャレンジしてみたい領域です。

はじめかた

はじめ方としては、<Creema>などのハンドメイドマーケットプレイスに出品したり、「BASE」などでネットショップを作成して販売する方法があります。

収入はまちまちですが、ハンドメイドでは生産できる数量に限りがあるため月に数万円程度が目安となるでしょう。

ハンドメイド作品を販売できるサービス例
Creema
minne
iichi
BASE(ネットショップ作成)
メルカリ(フリマサイト)

 

②商品を仕入れてネットで販売

自分で作った商品ではなく、既存の商品を仕入れて商品を販売する方法です。

自分で商品を作る必要はありませんが、卸問屋から商品を仕入れたり、仕入れサイトから商品を仕入れたりして、販売していきます。

はじめかた

仕入れ販売を始めるには、「BASE」などでネットショップを作成したり、<Amazon>や<楽天>などで販売する方法があります。

多くの人に販売できる仕組みができれば、仕入れ販売はビジネスを際限なく拡大することも可能。いかに商品を多く仕入れて、どれだけ販売できるかがポイントです。

仕入れ販売は、「売れる商品の目利きがうまい方」「仕入れた商品の見せ方、売り方に自信がある方」「仕組み化してビジネスを拡大させたい方」におすすめです。

なお「BASE」では仕入れサイトの<スーパーデリバリー >と連携しています。「BASE」だけの特典もありますので、下記の記事を参考にしてみてください。

「スーパーデリバリー App」を活用して、仕入れ販売をはじめよう

またドロップシッピングと言って在庫を持たない販売手法もあります。「BASE」では、<タオバオ新幹線>というサービスと連携していて、ドロップシッピングの実現も可能です。

「タオバオ新幹線 App」の使い方|BASEと連携して輸入販売をはじめよう

 

③OEMなどによる独自ブランドの販売

OEMは、メーカーなどに依頼して自分のオリジナルブランド商品を製造してもらうことをいいます。自社ブランドを作り、オリジナル商品を企画製造して、販売していく方法です。

はじめかた

販売するには、OEMメーカーに製造してもらった商品を「BASE」などで作ったネットショップや、<楽天>や<Amazon>などに出店している自分のお店で売る必要があります。

またOEMメーカーに製造してもらうには、ある程度の数量が必要になるため、在庫のリスクも抱えることに注意が必要です。

集客やマーケティングを工夫して、うまく商品をブランディングできれば、大きな売上が見込めるでしょう。

独自ブランドの販売は、「アイデアを形にしたい人」や「仕組み化してビジネスを拡大させたい方」、「競合との価格競争に巻き込まれたくない人」におすすめです。

「BASE」では、オリジナル商品をかんたんに作成できるサービスとも連携しています。下記の記事を参考にしてみてください。

自分だけの「オリジナル商品」でビジネスをはじめよう。BASEと連携可能なオリジナルグッズ作成方法

 

④スキルやノウハウの販売、商品化

これまで自分が仕事や趣味を通じて培ってきたスキルはノウハウも、有料で販売することができます。

スキルシェアサービスなどを利用して、自分のスキルやノウハウを欲しがっている人に販売します。

デザインやSNS運用、ライティング、筋トレ法など、さまざまなスキル・ノウハウを販売することができます。

はじめかた

ココナラ>などのスキルシェアサービスを利用して、自分のスキルやノウハウを販売するのが一般的です。

スキルシャアサービスでは、スキルを求めている人とマッチングされるので、集客やマーケティングに関しては労力をかける必要はありません。

確かな実績や高単価で需要のあるスキルを身につけていれば、大きく稼ぐことも可能です。

スキルやノウハウ販売は、「人のために何かをすることが好きな人」や「特定の分野における線もpん的な知識やノウハウ持っている人」におすすめです。

スキルを販売できるサービス例
ココナラ
サイタ
TIME TICKET
nutte
クラウドワークス
BASE(ネットショップ作成)

 

⑤ファンビジネス

ファンビジネスはBtoFというビジネスモデルで、消費者ではなくファンを増やし、そのファンに対して自分が発信できる価値を提供して収益をあげていくビジネスです。

わかりやすいものでいえば、芸能人やユーチューバー、ツイッタラー、インスタグラマーもファンビジネスの一つといえるでしょう。

はじめかた

ファンビジネスを始めるには、SNSやメディア、ライブ配信アプリなどを使ってファンを獲得していくところから始まります。

多くのファンを掴むためには、発信力や共感力といったものが必要です。

何かを売るというよりは、価値を提供するのがファンビジネスの特徴のため「稼げる仕事」とはいえません。

しかし強い影響力を持つインフルエンサーになれば、広告案件や書籍化、有料noteといった手法で収入を得られるケースもあります。

さらに、オンラインサロンやコンサルティング、アフェリエイトというように多面的な分野で収益をあげることも可能です。

ファンビジネスは、「自分の持っている価値を人に提供したい人」や「目立つことに抵抗がない人」に向いています。

ファンビジネスができるプラットフォーム例
Youtube
Instagram
17Live
Pococha
MixChannel
SHOWROOM

 

⑥メディア運営

メディア運営は、自分のホームページやブログ、そのほかYouTubeやSNSを運営して収益をあげる方法です。

例えば自分のブログに広告を貼ってそこから収益を得ると言う方法があります。

はじめかた

メディア運営は、ホームページやブログ、YouTubeチャンネルなどのメディアを立ち上げ、コンテンツを発信していくことから始まります。

メディアにユーザーが集まらないと収益が発生しないため、アクセスを集めるための定期的な情報発信やマーケティングが必要になります。

取り扱う商材によっては大きな収入になるが、収益化するまでに時間を要する場合がほとんどです。

またブログであれば、SEOの知識なども必要のため、初心者には難しいジャンルと言えるでしょう。

メディア運営は「データ解析など細かい作業が好きな人」や「消費者の目線に立って物事を考えられる人」におすすめです。

 

⑦クラウドソーシングでの請け負い業務

クラウドソーシングは、インターネットを使って企業や個人が不特定多数の方に業務を委託するという形態のしごとをいいます。

デザインやライティング、コーディングなどさまざまな仕事が受けられます。

はじめかた

クラウドソーシングを始めるには、<ランサーズ>や<クラウドワークス>といったサービスに登録することから始まります。

個人や企業からの仕事の求人が集まっており、その案件に応募する形で仕事を獲得していきます。高度なスキルが必要とされる仕事は単価が高いため、大きく稼ぐこともできます。

また、継続的に仕事を獲得するには、クライアントとのコミュニケーションスキルも必要になるでしょう。汎用性の高いスキルは単価が低く、多くの応募が集まる傾向があるため大きく稼ぐのは難しいでしょう。

クラウドソーシングは、「セルフマネジメントができる人」や「企業や担当者とのコミュニケーションが苦手でない人」に向いています。

クラウドソーシングで受けられる仕事の例
・WEBライティング
・データ入力
・WEBサイト制作
・イラスト制作
・動画編集
・翻訳
・ナレーション
・アンケート

 

在宅ビジネスのメリット

そもそもですが、これから在宅ビジネスを始めるのであればそのメリットを認識しておきましょう。在宅ビジネスのメリットとしては、以下のようなものがあげられます。

  • 時間を自由に使える
  • 副業でもできる
  • 余計な人間関係がない

それぞれのメリットについて具体的に解説していきますが、これらのメリットは「何をするか?」という時にも参考になります。

たとえば在宅ビジネスなのに「人間関係に悩まされる」ものがあった場合、それは在宅ビジネスのメリットを生かせていないことになります。

こういったことも想定しながら、在宅ビジネスのメリットを確認してみてください。

 

メリット①時間を自由に使える

在宅ビジネスは、時間を自由に使えるというメリットがあります。

基本的に会社勤めとなると就業時間が定められているため、決まった時間に出勤・退勤しなければなりません。

しかし在宅ビジネスは、就業時間が定められていないため時間を自由に使えます。

早めに仕事を切り上げて出かけることも可能ですし、反対に仕事に時間を費やして成果につなげることもできるでしょう。

ほかにも、これまで休みが合わずに会えなかった友人と遊べるようになるといった時間的にメリットもあります。

 

メリット②副業でもできる

在宅ビジネスは、副業という形で会社員でも始めることができます。

平日は本業でお金を稼いで、週末や平日帰宅後に在宅ビジネスをして収入アップを目指すことも可能です。

特に最近では、会社員だからといって安定しているといえる時代ではなくなってきました。

Wワークやパラレルワークという働き方も徐々に浸透しつつありますので、本業とは別に在宅ビジネスによる副業を始めて、二足のわらじで収入を得るのも魅力です。

なお株式会社リクルートキャリアが2019年に実施した調査によると、約4割の人が副業・兼業を「現在している」と回答しています。

会社員の多くが、副業に関心を持っていることが、調査結果より理解できますね。

 

メリット③余計な人間関係がない

近年では、企業内でのさまざまなハラスメントが問題となっています。

企業には、さまざまな人が集まるため、中にはどうしても自分と合わない人もいるケースもあります。

大阪府に寄せられる「職場における人間関係に関する相談件数の推移」では、平成26年の476件から平成30年では848件と大幅に増加しています。

在宅ビジネスによっては、基本的に自宅にいながら一人で仕事をすることができるため、余計な人間関係に悩まされたり巻き込まれたりする心配がありません。

人と関わるのが苦手な人や会社の人間関係に疲れた方は、在宅ビジネスを始めるのも一つの方法です。

 

在宅ビジネスのデメリット

在宅ビジネスはメリットだらけ、という訳にもいきません。そこにはさまざまなデメリットも同時に存在しています。

  • 孤独になりやすい
  • 収入は実力主義
  • 自己管理が必要である

ただこれらのデメリットをデメリットと感じないのであれば、在宅ビジネスへが非常に向いているかもしれません。

デメリット①孤独になりやすい

在宅ビジネスは一人で行うビジネスが多いため、どうしても孤独になりやすいという側面があります。

また通勤がなくなり自宅で仕事をする機会が増えるため、外出や人と接する機会も多くなりがちです。

仕事をするうえで、何か問題や悩みが生じたさいに相談できる相手がいないという点もデメリットになりうるでしょう。

ときにコワーキングスペースやカフェで仕事をしたり、前職の人や仕事仲間、友達との接点を定期的に作るようしたりすることも大切です。

 

デメリット②収入は実力主義

在宅ビジネスの場合、会社員とは違って自分で仕事を産み出し稼ぐ必要があります。何時間働いたらいくらもらえるという話はありません。

そのため、毎月安定した収入を継続的に得られるとは限らないのです。常に「仕事がなくなるかもしれない」というプレッシャーは、つきまとうことになるでしょう。

仕事が途切れないように定期的に営業をかけたり、付き合いのある取引先に声をかけたりするといった努力も必要です。

ただ反対に実力さえあれば、会社員の給料では手にすることができないほどの大金を得られる可能性もあります。

 

デメリット③自己管理が必要である

在宅ビジネスは、誰にも管理・監視されないというメリットがある反面、すべて自分で管理しなければならないというデメリットが存在します。

日々の業務量や業務時間も、自分でコントロールしなくてはなりません。

きちんと成果を出していくためには、そういった誘惑に負けずしっかりと自己管理していくことが大切です。

在宅ビジネスで稼ぐためにできること

在宅ビジネスは、挑戦すれば必ず成功するというものではありません。在宅ビジネスで少しでも安定して多く稼ぎたい人は、工夫が必要です。

ここからは、利益率や初期投資、専門性など稼ぐために知っておきたいことをご紹介します。

利益率が高いことを考える

副業で成功するには、利益率が高いかどうかを見極めることが大切です。

例えば、ネットショップを始めるさいには、利益率が高い商品を仕入れるように心がけましょう。価格を下げて利益率を低くすると数は売れるようになりますが、薄利多売になり赤字になってしまう可能性が高くなります。

赤字を防いでショップ運営を軌道に乗せるためにも、利益率の悪い商品は避ける必要があります。商品の価格が高くなり全く売れなくなるのも問題なので、業者と交渉して仕入れ値を下げてもらうことで利益率をあげるのも一つの方法です。

さらに、後述しますが、自身が資格や専門分野を持っている場合は知識を切り売りすることで利益が得られます。ノウハウは仕入れ値がないため、低リスクで在宅ビジネスを始めやすいでしょう。

初期投資も検討する

ネットショップなどで商品を仕入れる場合は、一度にたくさんのお金を使って多く仕入れた方が商品の単価を抑えることができます。

目先の利益だけ考えて、大きなお金を動かすのが怖いという人もいますが、初期投資をきちんと行うことでリターンも大きくなる可能性があることも理解しておきましょう。

また、商品の魅せ方で売り上げは大きく変わるため、ネットショップのデザイン・ロゴなどもプロに依頼することを検討しましょう。ネットショップを開業時から充実させておくことも初期投資のひとつです。

資格・専門知識などを学ぶ

先ほども触れましたが、利益率の高い在宅ビジネスとして、知識を切り売りする方法があります。

心理カウンセラーやセラピスト、薬事法、英語翻訳、栄養士など、学べば仕事になる資格や専門知識はたくさんあります。初期投資の話とも関連しますが、こういった資格・試験に向けた勉強に投資するのも有効な方法です。どのような知識が在宅ビジネスに役立つか検討してみましょう。

 

在宅ビジネスの求人サイトも利用してみよう

在宅ビジネスを自分ではじめたいけど自信がないという人は、下記のような求人サービスを利用すると気軽にはじめられます。

忙しくて在宅ビジネスの計画を立てる時間がない人や、とにかく副業をやってみたいという人は、求人サイトで自分ができることを探してみるとよいでしょう。アンケートやデータ入力、翻訳、発送業務など、能力をいかせるタスクが見つかる可能性があります。

・クラウドテック
・ママワークス
・シュフティ
・Reworker
また、<indeed>などの求人サイト上で「在宅 求人」や「在宅 (希望業種)」といったキーワードを検索するのもひとつの方法です。

怪しい副業には注意!安全な求人サイトを利用しよう

スマホで在宅ワークができるのは便利ですが、求人サイトのなかには怪しい案件がふくまれている場合もあるため注意が必要です。個人情報を提出する前に、利用するサイトや取引する業者が信頼できるかどうか確認しましょう。

はじめての副業だと見極めが難しいケースもありますが、必要以上に個人情報を聞かれたりあおりや押し付けがあったりする場合は特に注意する必要があります。危険な在宅ワークにひっかからないために、下記のチェックポイントを参考にしてください。

● 報酬の支払い方法や支払い時期は明記されているか
● 仕事内容は明確に記載されているか
● しっかりとした運営実績や定評があるか
● 運営者情報が正確に記載されているか
● 不当な費用が請求されないか
● 「100万円稼げます!」など、過剰な宣伝や不確かな情報でつっていないか

▼おすすめの副業について、こちらの記事もご覧ください。</ br>

まとめ

以上、在宅ビジネスについてお伝えしました。

昨今ではインターネットの普及により、さまざまな在宅ビジネスの選択肢が登場しています。どのビジネスも一長一短ありますので、自分に合ったビジネスモデルを検討してみましょう。

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