第1回
ネットショップ運営するなら他のSNSよりもInstagramに力を入れるべき4つの理由
更新日 : 2022/01/07
投稿日 : 2021/12/15

「ネットショップとInstagramって本当に相性がいいの?」
「ネットショップの集客を強化したいけど、どうしたらいいのかわからない」

実際にネットショップを運営されている方は上記のように考える方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、実際にネットショップを運営するならInstagramを活用すべき理由について事例やノウハウを踏まえながら解説していきます。

※この記事は<株式会社sakiyomi>による寄稿コンテンツです。

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理由①ユーザーへのアプローチに最も強いSNS

まずわかりやすくInstagramの特徴として挙げられるのが「ユーザー数の変化」です。

直近数年でユニークユーザー数はなんと3倍になりました。TwitterやFacebookなどの他のSNSと比較しても、そのユーザー数の伸びはInstagramがずば抜けています。

当然ユーザーが使っているということは、そのプラットフォームでポジションを確立できれば、自社商品の集客において非常に強い影響力を発揮します。

また、実際に若者を中心にユーザー数の増えているTiktokユーザーを取り込む新機能(リール機能)も実装されました。

公式のユーザー数の発表自体は更新されていませんが、ユーザー数と滞在時間がこのリール機能によってさらに増えていると言われています。

テキストではなく画像メインのSNSとして人気を集め、さらに動画機能も取り入れることで、幅広いアプローチ方法を取れることもInstagramがビジネスにおいて注目を集めている理由になります。

有名SEOメディア*並の拡散力

また、実際に拡散力も有名SEOメディア*に負けないぐらいの影響力(集客力)があります。
※SEO:「検索エンジン最適化」といい、Googleなどの自然検索結果で自社のページが表示されるように対策するマーケティング手法。

上記は実際に弊社で運用しているアカウントの数値データになります。特に注目いただきたい点が、月間のインプレッション数です。

こちらは、オウンドメディアでいうPV数と同じような意義の項目になっています。

大体運用を始めて1年前後のアカウントで、月間2,000〜3,000万ほどのインプレッション(PV)を集めることができます。

SEO対策されたGoogleなどの検索プラットフォームと比べて、まだまだInstagramの市場は競合アカウントの少ないブルーオーシャンです。

そのため、短期間で先ほど紹介したように大きな影響力を持つアカウントに育てることができる可能性があるのです。

インスタで集客する方法としては広告もありますが、しっかりとアカウント運用を行うことで、広告費をかけることなく自社の商品をユーザーに届けることができます。

このように、ポテンシャルが非常に高いことこそが、Instagramをやるべき1つ目の理由です。

 

理由②情報収集のメインはGoogleからインスタへ移行

2つ目のInstagramを活用すべき理由は「情報収集がGoogleからインスタに移行しているから」です。

インスタが流行り始めた時は、主に友人とのコミュニケーションであったり、一部の有名人やインスタグラマーの投稿をチェックするために使うユーザーがほとんどでした。

実際にまだそのイメージが強い方も多いのではないでしょうか?

ただ、最近は明らかにユーザーの使い方が変化しています

実際にアンケートの結果でも、Instagramの利用目的は「友人・知人とのコミュニケーション」よりも「情報収集」の方が約2倍になっています。このトレンドは直近でもますます強くなっていることを日々感じます。

また、別のアンケートでは「流行のファッション情報」を収集する手段として GoogleよりInstagramが使われるようになったというデータもあります。

2016年時点ではまだまだ多数を占めていたGoogle検索も、2019年には10%以上減っています。今では消費者に関わるあらゆるジャンルでInstagramを使って情報収集をするようになっています。

つまり、BtoC向けに商品を販売しているショップオーナー様が集客したいユーザーは、GoogleでははなくInstagramで情報収集をしているため、必然的にインスタで集客した方が結果売上にもつながりやすいのです。

レコメンドによる購買行動が受動的に

また、Instagramの流行によって、購買行動のプロセス自体も大きく変わっています。

これまでは、何かしらのきっかけで商品を認知した後に、自らGoogleで検索をして情報収集を主体的に行い、「比較サイトやランキングサイト」を参考にして比較検討した後に商品を購入していました。

しかし、この能動的な購買プロセスはSNSの台頭によって一気に受動的に変化しました。

SNSはアルゴリズムに基づいて自分の興味関心に近い情報が自動で「レコメンド」されます。

そのレコメンドされた中からユーザーは自分が欲しいと思った場合は、その商品に関わるUGC(口コミ)を参考にします。そして自分の好きな人や信頼している人が、投稿でおすすめしている場合はその場で購入をする判断をします。

シンプルかつ受動的に自分の好きなものや欲しいものを購入することができるようになり、今ではそのような購買プロセスが当たり前となりました。

特に、今ではGoogleのランキングサイトや口コミはアフィリエイト目的のことが多く、あまり信用できないというユーザーが多いです。逆に、普段から信頼しているインスタアカウントの投稿(口コミ)を参考にする方がより主観的なリアルな情報が知れるため好まれるようになったのです。

結果的に、ユーザーの意思決定のプロセスは短縮化されてより楽になりました。

また、同時に情報収集のあり方も変化してきました。

ユーザーは商品購入の際に、そのブランドのInstagramアカウントや投稿(口コミ)を参考にするため、ショップオーナー様は自社アカウントをしっかりと運用することが何よりも重要になってきます。

少し前まで、Googleで検索してHPが出てこないブランドは怪しいと感じていたように、今ではユーザーは商品を買う際にブランド名をインスタ内で検索します。

その時に、そもそもInstagramアカウントが存在しなかったり、フォロワー数が少ない状態だと「人気のない怪しいブランド」だと判断されてしまいます。

また、一方でショップオーナーにとってはこの「Google→Instagram」の流れはチャンスでもあります
今までGoogleだと顕在層しか集客することができす、当然認知度の低いブランドやショップは集客においては不利でした。

しかし、Instagramの場合はレコメンドによって、自分たちの情報を多くの人に届けることができるので、ブランド自体の認知度が低くても、自分たちを求めているユーザーに適切に情報発信することができるからでう。

まさに、BASEを活用されているショップオーナー様にとっては、より平等なチャンスのあるチャネルだと言えるでしょう。

 

③商業利用に最適化されてきている

3つ目の理由はInstagramが「商業利用に最適化されてきている」ことです。逆に他のSNSは基本的に「エンタメ」を楽しむために最適化されています。

例えばYouTubeやツイッターは、エンタメコンテンツを楽しむための「体験」に最適化されており、基本的に「購入」に関わる機能は追加されていません

一方でInstagramはSNSのなかで唯一、エンタメではなく購買体験に最適化されてきています。

例えば最近実装されたマップ機能や店舗予約機能だけでなく、ショップ機能、ライブコマース機能などさまざまな「購入」に関わる新機能が追加されてきました。
今後もInstagramは確実に「購買体験」を向上するような機能が追加される方向性になるでしょう。

 

④ロイヤリティが高く商品購入に繋がりやすい

4つ目はユーザー側の「商品購入へのつながりやすさ」です。

Instagramは他のプラットフォームと比較してフォローしているアカウントに対するユーザーのロイヤリティ(信頼性)が高いため、商品購入に繋がりやすいです。

上の写真のアンケートにあるように、弊社のコスメ系のアカウントでアンケートを取ったところ「約80%もの人が投稿を見て商品を欲しいと思ったことがある」と回答しています。

他にもアンケートで「購入のきっかけになることの多い媒体は?」という質問に対して、5大SNSのなかで圧倒的に「Instagram」と答える人が多い結果となりました。

③で取り上げたように、そもそも機能自体も「購入」に最適化される中で、ユーザー自身も「購入」するプラットフォームとしても使っています。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000044549.html

まとめ
  • Instagramはネットショップオーナーにとって、必須プラットフォーム
  • 多くの人がInstagram の情報を参考にしている
  • 公式アカウントがないと怪しいと思われるかも!?

いかがでしたでしょうか?

正直今までのInstagramとは違った見え方をした方も、多かったのではないでしょうか。今回はネットショップオーナーがInstagramを活用すべき理由を4つの観点で解説していきました。

今回解説した内容のより詳細は、こちらのお役立ち資料にて解説しております。誰でも無料でDLできますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

また、この連載企画では、実際にInstagramを運用する際の抑えておくべきポイントやフォロワーを増やす方法なども事例交えながら別記事で解説していきます。ぜひ合わせて参考にしてみてください。

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