ハンドメイド作品が「売れるレベル」とは?完成度・改善点・判断基準をチェックリストで解説

ハンドメイド作品が「売れるレベル」とは?完成度・改善点・判断基準をチェックリストで解説

ハンドメイド作品を販売したいけれど、「自分の作品は売れるレベルなのか」と不安になる人は多いでしょう。趣味で作ったものと販売に適したものの間には、品質・デザイン・仕上がりに明確な違いがあります。

本記事では、ハンドメイド作品の販売初心者〜中級者が自信を持って販売に踏み出すために、売れる作品の基準や改善ポイントを具体的に解説します。

【この記事でわかること】

  • 売れるハンドメイド作品は、オリジナリティある見た目にくわえて実用性や強度にも優れている
  • 販売時に最低限クリアしたい完成度の目安は、仕上げ処理・接着・耐久性など
  • 趣味から副業にステップアップするには、ブランドコンセプトや価格設定、在庫管理といったビジネスとしての意識が必要
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目次

売れるハンドメイド作品とはどのくらいの完成度?

販売に適したハンドメイド作品には、仕上がりの美しさ・実用性・オリジナリティのバランスが求められます。細部まで丁寧に作り込まれた作品はリピート購入や口コミにもつながるでしょう。

細部まで美しさやクオリティを感じられる

ハンドメイド作品が「売れるレベル」に達しているかどうかは、仕上げの丁寧さと全体の統一感に表れます。糸のほつれや接着跡、塗装ムラなどの小さな欠点も、購入者にとっては品質の判断材料になります。

プロとして作品の完成度を高めるには、細部の美しさ・クオリティ・見せ方のすべてを意識することが大切です。作品単体の完成度だけでなく、梱包・タグ・メッセージカードなど「ブランド体験」全体で丁寧さを感じさせることが信頼につながるでしょう。

具体的には以下のようなチェック・処理を行ってください。

  • 仕上げ処理:縫い終わりの糸や接着跡が残っていないか、裏側など見えない部分まで丁寧に処理する
  • 均質性の確認:自然光・蛍光灯の下で見たときにムラや傷、個体差がないか・ピアスなど対になる商品の場合、左右差がないかを確認する。
  • 第三者視点での評価:写真に撮って全体の印象を客観的に見て、第三者視点で「売れるレベルである」と言えるかを確認する。
  • ブランド要素の評価:タグ・梱包・カードなど細部まで統一感があるかを確認する。

安全性と実用性に優れている

使ってすぐ壊れてしまうような強度不足の作品は、クレームになりかねません。ハンドメイド作品の場合、安全性に問題がないか市販品以上に入念に確認する必要があります。

また、ハンドメイド作品はアート作品ではないので、見た目が美しいだけでなく、実用的であることも大切です。以下のチェックポイントを参考に、安全面や実用面でチェックしてみてください。

  • 素材:用途に適した素材を使っているか。例えば日常使いするバッグなら厚手で丈夫な生地、家具なら耐荷重に優れた金具を選ぶなど、素材の強度を考慮する。
  • 安全性:肌に触れるアクセサリーなら金属アレルギーに配慮したパーツ(ニッケルフリー素材やサージカルステンレスなど)を採用しているか。誤飲の危険がないか、怪我をする心配がないか、実際に使用して確認する。

ほかの作品と差がつくオリジナリティがある

ハンドメイドマーケットには数多くの作品が出品されているため、他にはないオリジナルな魅力がある作品が選ばれやすくなります。流行のデザインを真似ただけの作品や、どこかで見たようなありきたりな作品だと埋もれてしまいがちです。

オリジナリティを出すために、自分らしいコンセプトや世界観を作品に取り入れましょう。

以下のチェックポイントをもとに、自分のブランドや作品がほかの作家と差別化できているか確認してみてください。

  • コンセプト:自分の作品のテーマやストーリーを言語化できるか。一言で「◯◯をコンセプトにした作品」と説明できるようにする。
  • デザイン:色使いや形状、モチーフなどに自分らしさが表れているか。他の人気作品と似すぎていないか客観的に比べてみる。
  • ターゲット:誰に向けて作っているか明確になっているか。例えば「可愛いものが好きな20代女性向け」など具体的に想定すると、世界観がぶれにくくなる。
  • オリジナリティ:キャラクター生地などを無断使用していないか、市販品を組み合わせただけになっていないか確認する。また、「誰でも思いつくデザイン」になっていないかも確認する。

初心者がやりがちなNG例と改善方法

趣味の延長で作った作品をそのまま出品しても、購入者には魅力が伝わりにくいことがあります。作品を客観視してクオリティを上げることで、「売れるレベル」へ近づけることができます。

初心者にありがちなNGポイントを知り、改善方法を押さえておきましょう。

接着・縫製が甘く強度が不足している

初心者に多い失敗の一つが、作りが甘くてすぐ壊れてしまう作品を出品してしまうことです。たとえば接着剤で留めただけのパーツが取れてしまったり、縫い目が粗くて使ううちにほつれてしまったりすると、購入者からのクレームにつながります。

実際に「すぐ壊れた」「作りが弱い」と感じさせてしまう作品は、売れるレベルとは言えません。改善策として、制作段階で強度テストを行い、不安があれば補強しましょう。

ハンドメイドの強度を確認するには、接着部分やつなぎ目部分を軽く引っ張ってみてください。布の場合、縫い始めと縫い終わりを返し縫いしているかのチェックも必要です。

金属パーツを使用した作品は、金具や留め具が華奢すぎないかも確認してください。アクセサリーの場合はペンダントトップやイヤリング金具の接続部分を、布製品の場合はスタッズやボタンのサイズや強度も確認しましょう。

また、耐久テストとして、完成後に買い手目線に立って何度か使ってみるのも大切です。例えばアクセサリーなら付け外しを繰り返してみることで、すぐ緩まないかチェックできます。布小物なら洗濯(または摩擦試験)して縫い目が大丈夫か確認しましょう。

糸の始末・バリ取り・タグ付けの忘れなど細部の甘さが目立つ

強度が十分あっても細部の仕上げが甘いと、作品全体の印象が悪くなってしまいます。細部まで手を抜かず丁寧に仕上げた作品かどうか、販売前にもう一度確認しましょう。

たとえば布製品の場合、糸処理ができているか確認してみてください。表から見えない部分も含めて出ている糸があれば、全てカットし玉結びを目立たない位置に隠します。端にほつれ止め液を少量付けると、使用中に解けないよう処理できます。

レジンアクセサリーや革製品の場合は、表面に埃や指紋が付いていないかチェックしましょう。光をあてながらいろんな角度から見てみて、ツヤ出しやトップコート塗布が均一か確認し、必要なら研磨して仕上げます。革製品は、コバ(断面)の磨きもチェックしてください。

くわえて梱包する際には、商品タグやピアスキャッチといった大事な付属品が揃っているかも、忘れずに確認しましょう。

「映え」を意識した見せ方ができていない

作品そのものが良くできていても、見せ方を工夫しないと作品の魅力が伝わらないことがあります。特にネット販売では、商品写真の出来が売上を大きく左右します。

商品のストーリーや使用シーンがイメージできるような写真を撮影すれば、売上アップも期待できます。初心者のうちは撮影に手が回らないかもしれませんが、以下の点に気をつけて「映える」見せ方を心がけましょう。

【商品写真撮影時のポイント】

  • 写真の明るさ:自然光を活用したりライトを使用したりして、商品の色や質感がはっきり分かる明るさで撮影する。暗すぎる写真はNG。
  • 背景:白や木目などシンプルな背景布・ボードを使うと商品が際立つ。世界観に合わせて小物や布を背景にしても良いが、商品が埋もれないよう注意。
  • 構図:商品の全体像だけでなく、ディテールや使用シーンが伝わるカットも用意する。アクセサリーなら着用イメージ、ポーチなら中に物を入れた写真など、購入後を具体的にイメージできる構図にする。
  • 絞り・解像度:ピンぼけや低解像度の写真は避ける。スマホで撮影する場合は、高画質で撮影し必要に応じてトリミングや明るさ補正を行う。

ショップ内の商品すべての写真でテイストを統一することで、ブランドの世界観が伝わりやすくなります。まずは背景や小物は共通のものを使って、明るさを揃えることからはじめてみてください。

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「まだ自信がない」人向け|ハンドメイド作家への第一歩

「自分の作品なんて売れないのでは……」と不安で、一歩を踏み出せない方も多いでしょう。ここでは、趣味のハンドメイドからの第一歩の踏み出し方を紹介します。

小さな成功体験を積み上げて自信につなげましょう。

SNSに投稿する

販売デビュー前の最初の一歩としておすすめなのが、作品をInstagramやX(旧Twitter)などのSNSに投稿して反応を見てみることです。場合によっては友人や知人から「欲しい!販売しないの?」と声がかかるケースもあり、大きな励みになるでしょう。

SNS上で第三者からポジティブな反応を得られれば、「自分の作品でも喜んでくれる人がいるんだ」と自信につながります。また、投稿を続けることでファンが増えれば、いざ販売を始めるときに最初の顧客になるかもしれません。

「#ハンドメイド好きさんとつながりたい」等のタグを付けると、作品を気に入ってくれる顧客の目に留まりやすくなるでしょう。

試作品販売・無料配布でフィードバックを得る

いきなり一般の人相手に販売する自信がない場合、作品を身近な人に試してもらうのも一つの方法です。友人や家族に試作品を使ってもらい、率直な感想や改善点をフィードバックしてもらいましょう。

「使いにくいところはないか」「壊れやすい部分はないか」「デザインの印象はどうか」などの点についてフィードバックしてもらえば改善に活かせます。

実際に販売してお金をもらう前に、材料費程度の試験価格で販売してみたり、知人にプレゼントして感想を聞いたりするのも有効です。

BASEを活用して販売を始めてみる

ハンドメイド販売の第一歩として、ネットショップ作成サービス「BASE」を使ってみるのもおすすめです。

BASEなら初期費用・月額無料で、スマホからでも手軽に自分のネットショップを開設できます。

デザインの知識がなくても豊富なテンプレートからおしゃれなショップが簡単に作れるため、作品やブランドの世界観を表現しやすいのも魅力です。

さらに、InstagramやTikTok、YouTubeなどと連携した集客機能も備わっています。フリマアプリやハンドメイドマーケットと違って、SNSの投稿から販売ページへの動線を作れます。そのため、販売初心者でも集客しやすい環境が整っているのです。

BASEなら、商品が売れたときの手数料以外に費用は発生しないので、気軽な気持ちで開設できます。閲覧数やお気に入り数などが数値で把握できれば、モチベーションにもつながります。

写真や商品説明文を工夫する

ネット販売では、商品ページの第一印象が購入率を大きく左右します。趣味レベルから一歩進むには、写真や商品説明文にもこだわってみましょう。

撮影した写真はフィルター加工などで色味や雰囲気を統一すると、ショップ全体に世界観が生まれてブランドらしさが演出できます。

作品のタイトルは検索されやすいワードを意識しながら商品の特徴を伝える内容にこだわりましょう。例えば「革財布」だけではなく「牛本革の三つ折り財布(カード20枚収納可)」のように具体的に記載して、ハンドメイドマーケット内検索やGoogle検索からネットショップにアクセスしてもらえるよう工夫します。

BASEで開設したネットショップなら、説明文を作成するのが苦手な人でも「BASE AIアシスタント」機能を活用できます。商品名と作品の特徴を入力すれば、400字前後の魅力的な説明文をAIが自動生成してくれるため、一から自分で文章を考える負担を減らせます。

「副業として形にしたい」人向け|継続的に売れる作品の基準

ハンドメイド販売で月数万円以上の売上を継続的に出すには、趣味の延長とは異なるビジネス視点も必要になってきます。ここでは、売上を副業レベルにしていくために意識したい基準を紹介します。

ブランドとして運営するためのコツを押さえ、継続的な売上創出を目指しましょう。

ブランドコンセプトと世界観が明確である

副業としてしっかり売っていくには、ブランド作りが欠かせません。まずブランドコンセプトを明確にしましょう。

「誰に」「どんなシーンで使ってもらいたいか」を突き詰めると、おのずとデザインや見せ方の方向性が定まります。例えば「働く女性の日常を彩るアクセサリー」や「アウトドア好きがワクワクする革小物」など、自分のブランドを一言で表してみてください。

コンセプトが固まったら、作品やショップの外観、タイトル、説明文、梱包資材のデザインに反映させましょう。一貫したテーマを演出できれば、ファンやリピーターが付きやすくなります。

適正価格である

ビジネスとして利益を出すためには、材料費や手間に見合った価格を付けるのはもちろん、市場での適正価格も意識して価格を設定することが大切です。まずは競合となる似たジャンルの作品価格を調べ、自分の作品のクオリティや独自性に対して買い手が納得できる価格帯を探ります。

また、副業規模でやるなら利益率にも注目しましょう。単価が低すぎるとたくさん売らないと利益にならず、制作が追いつかなくなります。かといって価格が高すぎるとそもそも買ってもらえず、十分な利益が出ません。

材料費+手間賃+諸経費を回収できる料金設定としつつも、市場の需要と供給バランスの中で最適な価格を見極めることが重要です。ハンドメイドの適正価格については以下の参考記事も参考にしてみてください。

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リピートされやすい豊富なラインナップがある

副業として売上を安定させるには、新規顧客を獲得し続けるだけでなく、リピーターに何度も買ってもらうことが大切です。リピーターを増やすためには、定番商品と新作・限定商品を組み合わせて充実したラインナップにすることがおすすめです。

定番商品とは、常に一定の需要が見込める看板商品で、素材やデザインを変えず継続して販売できるものが理想です。定番商品が充実していると「前に買って良かったから、別の商品も買おう」というリピート購入が起こりやすくなります。

また、リピーターにワクワクした気持ちを提供し、さらなる購買意欲をくすぐるためにも、新作や季節限定品を定期的に投入するのがおすすめ。定番と新作がバランスよくラインナップされたショップは、新規客にもリピーターにも魅力的に映るでしょう。

在庫管理や発送体制が整備されている

効率的にハンドメイド作品を販売するためには、正確な在庫管理や万全な発送体制の整備が欠かせません。

まず、材料や完成品の在庫数をきちんと把握し、ショップ上の在庫数表示を適切に更新する運用を整えます。人気商品は材料を多めに仕入れておく、制作時間がかかる場合は受注生産にするなど、注文が来てもすぐ対応できる準備をしておきましょう。

発送作業も、効率化を図りましょう。梱包手順をマニュアル化したり作業スペースを確保したりして、一度に注文が集中してもスムーズにさばけるようにしておくのが理想です。発送までの目安日数も商品ページに明記し、余裕を持ったリードタイムを設定しておくと良いでしょう。

ハンドメイド作家のステップアップ事例

「本当に自分にできるのかな……」という不安を乗り越え、趣味からハンドメイド販売に踏み出して成功した作家の事例を見てみましょう。実際の経験談から、ステップアップのヒントをつかんでください。

自分で使いながら試行錯誤することでオリジナリティのある作品が完成|Sea for me

環境に優しいみつろうラップをハンドメイド販売している「Sea for me」は、まったくの未経験から独自のブランドを立ち上げたショップです。オーナーは、市販のみつろうラップが高価でデザインも好みのものが少なかったことをきっかけに、「それなら自分の好きな柄で作ってみよう」と手作りを始めました。

布やみつろうなど材料選びから研究し、試行錯誤を重ねて完成させたみつろうラップは、自分好みのかわいい柄で作られており、キッチンで使うのがとても楽しくなる出来映えだったそうです。その「わくわく感」を多くの人に届けたいという想いから、ネットショップでの販売にチャレンジしたと言います。

みつろうラップを販売すると、楽しみながらエコに取り組める商品として共感を呼びました。とくにカラフルなデザインが人気を集めています。ハンドメイドのみつろうラップを自分自身が満足できるクオリティまで磨き上げたことで、商品としてのニーズが生まれた成功事例です。

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得意を活かしてクオリティの高い作品を制作|kin.iro.hitode

イラストレーターでもある浜口麻里奈さんは、自身の描く絵を活かしてオリジナル雑貨ブランド「kin.iro.hitode」を立ち上げました。もともと油彩画を10年ほど続けてきた浜口さんですが、「一般の人にとって絵画を買うのはハードルが高い」と感じ、自身のイラストを元にデザインした紙雑貨や布小物を制作し、2016年にBASEでネットショップを開設しました。

ネットショップ開設当初は、水彩画を印刷した5種類のペーパー(印刷物)を販売していたそうですが、「素敵だけど紙をどう使えばいいかわからない」という声を多く受けたことから、レターセットやハンカチなど実用的なアイテムを次々と企画・商品化していきました。

顧客の声を反映しながら少しずつラインナップを増やし、さらにハンドメイドマーケットへの出品、SNSでの発信、デザインフェスタといったイベントへの参加などを行い、精力的に活動しています。その結果、ショップ開設から約2年後には固定ファンもつき、少しずつ軌道に乗っていったと言います。

得意を伸ばしつつ柔軟に改善を重ねる姿勢が、作品のクオリティアップとブランドの確立につながった成功例と言えるでしょう。

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ハンドメイド販売のよくある質問(FAQ)

「趣味での創作から一歩踏み出したい!」と思い立っても、疑問や不安を抱えたままではなかなか行動できません。ここでは、ハンドメイド作家として活動を始めるときの疑問にお答えします。

ハンドメイドでよく売れるジャンルや商品は?

トレンドは移り変わりますが、アクセサリー類は定番ジャンルとして根強い人気があります。ピアス・イヤリング・ネックレスなどは市場規模も大きく、季節ごとに新作ニーズが生まれやすいのが理由です。

次に布小物やベビー用品も安定した需要があります。ポーチやバッグ、入園入学グッズ、スタイなど、生活実用系のハンドメイド品はニーズが途切れにくい傾向にあります。

また、キャンドルやアクセサリートレイなどSNS映えするデザインの雑貨も人気が高い商品の一つです。

「需要があって流行を取り入れやすいもの」「実用的でリピート購入されやすいもの」「SNSで話題になりやすいもの」が売れ筋ジャンルと言えるでしょう。

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ハンドメイドで売ってはいけないものはある?

ハンドメイドの場合、次のようなものが売ってはいけない商品に該当します。

  • 著作権や商標権を侵害するデザインや素材を使った作品
  • 危険物(刃物や火薬類など法令で規制される物)
  • 食品や化粧品(各種許認可や安全性の確認が必要)
  • 安全基準を満たさないアイテム

売ってはいけないものは各種販売プラットフォームやネットショップ作成サービスによって異なるため、利用規約や関連法令を必ず確認し、違反になる可能性があるものは出品しないよう注意しましょう。

「ハンドメイドを売っても、誰も買わないのでは?」という不安から一歩踏みだす方法は?

ハンドメイド販売に一歩踏み出す勇気が出ないときは、影響の少ない範囲から動き始めるのがおすすめです。

例えばまずは知人に販売したり、プレゼントしてみたりすることから始めてみてはいかがでしょうか。

次のステップとして、地域のハンドメイドイベントやフリーマーケットに出店してみるのも良い経験になります。対面販売でお客様の反応を直に感じられるので、自信につながるかもしれません。

それでもネットで不特定多数に売るのは怖い…という場合は、BASEのようなネットショップ作成サービスを活用してみてください。BASEは商品が売れるまで0円でショップを運営できるうえ、操作がシンプルでサポート情報も豊富です。ネットショップ運営未経験から、BASEでハンドメイド販売をはじめたオーナーもたくさんいます。

最初は1点からでも構わないので、思い切って出品してみましょう。案外すんなり売れるかもしれません。「怖い」の正体は「未知」であることが多いので、まずは小さく経験を積んで「未知」を「既知」に変えていきましょう。

まとめ

「自分の作品は売れるのか」不安なときは、完成度や見せ方など、売れる商品に必要なポイントが満たされているか一つずつチェックしていくことが重要です。ハンドメイドマーケットやフリマアプリなどは、手軽にハンドメイドを販売できるため初心者にも人気です。ただし、作品が埋もれやすいうえ、他の作家とクオリティや価格がシビアに比較されてしまうため、売れにくくなってしまうリスクがあります。

そこでおすすめなのが、ネットショップ作成サービスです。ネットショップ作成サービス「BASE」なら、自分だけのネットショップを初期費用・月額費用0円で作れるので、費用面のリスクを抑えつつ、他の作家と比較されにくい形で販売できます。BASEのショップ運営はスマホのみでも完結できるため、初心者もハンドメイド販売の第一歩を無理なく踏み出せることも魅力です。

また、Instagram販売 App」「TikTok Shop連携 App」など、SNSと連携してスムーズに販促活動できるのもBASEの大きな魅力です。

BASEを最大限に活用して、「好き」だけで終わらせず「売れる」を目指していきましょう。

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執筆・編集者
BASE U編集部
BASE U編集部

ネットショップ作成サービス「BASE」が運営しているオウンドメディア「BASE U」の編集部です。BASEに関する新機能の情報やオーナー様のインタビュー、そしておすすめの商品・ショップ情報を通して、ネットショップ運営に役立つ情報をお届けします。

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