STEP2は商品/ブランド企画です。
ネットショップで売上をあげていくためには、何を売ってどんなブランドを作り上げていくか、この工程が非常に重要です。
と同時に、非常に難しく選択肢も豊富にあるため少しボリュームが多いですが「どうやって商品を選び」「どうやってブランドを作っていくのか」、について一つずつ解説していきます。
まず最初は「商品を準備する方法」について解説します。
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ネットショップで何を販売したらいいか、わからない……。
そんな方はまず、商品を準備する方法を知ることからはじめましょう。
何を販売したらいいか分からない人は、実は「何をうることができるのか知らない」パターンが多いです。
そのため、まずはどんなものをどうやって準備するのか?そこを解説していきます。
もしもう既に売るものが決まっている方は、次の記事に進みましょう!
目次
商品の準備方法について
ショップで販売する商品は、準備方法によって、2種類にわけることができます。
参考:BASEでは、8割弱のオーナーがオリジナル商品を扱っています。https://binc.jp/press-room/news/press-release/pr_20201127
この記事ですべてを紹介すると非常に長くなってしまいますので、この記事では「仕入れ販売」に絞って紹介します
仕入れ販売とは新品や中古品など、商品の状態を問わず、販売するために購入(仕入れ)した既製品。購入する場所(仕入れ先)により、難易度や方法が異なります。
国内仕入れ(難易度☆)
はじめやすさ | ☆☆☆☆☆ |
販売のしやすさ | ☆☆☆☆☆ |
利益率の高さ | ☆☆(10~30%程度) |
こんな人におすすめ | ・どんな商品を仕入れるか決まっていない人 ・初めて仕入れをする人 ・仕入れに慣れていない人 |
仕入れの費用感 | アパレルの場合:(最小)100円~ |
国内仕入れとは、その名のとおり、日本国内の販売元やサービスから商品を仕入れる方法です。
日本国内で仕入れられることから、言語やサービスに対する不安がなく、比較的取り組みやすい仕入れ方法です。はじめて仕入れをする場合、まずは国内仕入れからはじめてみるといいでしょう。
代表的な仕入れ方法は、4つあります。それぞれの特徴を挙げていきます。
ネット仕入れ
・インターネット上の仕入れができるサイトから、商品を仕入れる方法
・日本のサイトから仕入れるので仕入れやすい一方、価格的優位性がなく、商品が被りやすい点がデメリット
仕入れ先 | NETSEA(ネッシー) スーパーデリバリー 卸の達人 |
※スーパーデリバリーはBASEとの連携機能があります。
展示会仕入れ
・日本国内のさまざまな業界の展示会に参加して、直接商品を確認して仕入れをおこなう方法
・販売元と直接やり取りをするため、個人のネットショップは信頼を得られず取引できない可能性も
展示会情報:J-messe
※「展示会 仕入れ交渉」で検索してみましょう!
メーカーからの直接仕入れ
・メーカーや個人などの販売元に、直接交渉をおこなって仕入れる方法
・問屋を挟まないぶん、低価格で仕入れができる
・展示会仕入れと同様、実績のない個人のネットショップは、取引を断られることもある
※イメージがつきにくい場合は「メーカー仕入れ」で検索するとさまざまな情報がでてきますので、一度確認してみましょう!
問屋街仕入れ
・問屋の集まった問屋街に足を運び、商品を見て仕入れる方法
・東京には浅草のかっぱ橋道具街や、日暮里の繊維街など、6つの問屋街がある
・現金のみ、大量注文のみなど問屋街ごとに異なるルールがあるため、事前に下調べが必要
※こちらもイメージがつきにくい場合は「問屋街 買い物」で検索するのがおすすめ!
海外仕入れ(難易度☆☆)
はじめやすさ | ☆☆ |
販売のしやすさ | ☆☆☆☆ |
利益率の高さ | ☆☆(15~30%程度) |
こんな人におすすめ | ・流行の最先端をキャッチできる人 ・誰とも被らない商品を売りたい人 ・英語など語学に自信がある人 |
仕入れの費用感 | アパレルの場合:(最小)100円~ |
海外仕入れとは、海外の商品を日本に輸入して販売する仕入れ方法です。
日本語が使用できない場合がほとんどのため、慣れないうちは、言語や文化、通貨の違いによるトラブルなどが発生しやすく、国内仕入れに比べて、難易度が高いといえます。
しかし、日本では見たことがないような商品を仕入れられ、ほかのショップとの差別化を図ることができるため、国内仕入れで満足できなくなった場合は、チャレンジしてみる価値があるでしょう。
代表的な仕入れ方法と、それぞれの特徴を挙げていきます。
海外サイト仕入れ
・海外の卸売りサイトや販売サイトから、商品を購入して仕入れをする方法
・日本語表記がないサイトがほとんどのため、言語に自信がない場合は、Google翻訳などのサイトを利用しながら閲覧や問い合わせをおこなうことになる
・世界中のさまざまな商品を現地へ足を運ばず見ることができて、メッセージで価格交渉もできる
仕入れ先 | eBay Amazon.com(アメリカ版Amazon) iHerb |
※海外サイトですので、利用前には十分に下調べを行ってください。「サイト名+使い方/注意点」などで検索することをおすすめします。
海外に足を運んで、直接仕入れ
・商品を販売している現地のショップや展示会に赴いて、直接買い付け、仕入れをおこなう方法
・渡航費用はもちろん、言語力および交渉力が必要になる
・日本で未発売の商品を販売する権利(総代理店)を得られるのが、大きなメリット
・商品を開発している人と、商品の改良についての相談などが直接できる
・ネット仕入れとは違い、商品を直接見ることができる
※このワードで検索してみよう!
「海外仕入れ」「海外仕入れ 展示会」「海外買付 基本」
海外展示会の情報サイト
https://www.jetro.go.jp/j-messe/
代行業者仕入れ
・海外サイトや現地のショップとの交渉・対応を、専門の代行業者に依頼する仕入れの方法
・海外で商品を仕入れるときに、日本へ送れない商品がある、または日本への送料が高い商品の場合に有利
・ヨーロッパやロシアなど、日本には送れないがアメリカに送れる商品の場合に活用できる
・輸入代行会社によっては、商品の扱いが雑なところもあるため、大手の会社を利用するのがポイント
代行会社 | MyUS 輸入コム |
※こちらも利用は自己責任で行ってください。利用前には十分に下調べを行ってください。「サイト名+使い方/注意点」などで検索することをおすすめします。
中国輸入(難易度☆☆☆)
はじめやすさ | ☆☆ |
販売のしやすさ | ☆☆☆☆ |
利益率の高さ | ☆☆☆(15~50%程度) |
こんな人におすすめ | ・日本にはまだ無い商品を販売したい人 ・安い商品をたくさん販売したい人 ・多少のリスクや困難も許容できる人 |
中国輸入とは、海外仕入れのなかでも、商品の価格が安い中国にターゲットを絞って、輸入販売する仕入れ方法です。
仕入れ先のサイトが、一部日本語に対応している場合もあり、海外仕入れよりは難易度が低めです。
ただし、不良品や、発注したものと異なるものが届くなどのトラブルは、ほかの海外の国よりも多く、注意が必要です。ただし仕入れ価格が安く、利益は出やすいです。
代表的な仕入れ方法と、それぞれの特徴を挙げていきます。
中国サイト仕入れ
・中国の卸売サイトや販売サイトから購入する、仕入れ方法
・送料や手数料をふくめても、日本で購入するより安価で仕入れることができる
・商品に関するトラブルも多いため、お客様へ発送する前に、ていねいに検品する必要がある
代行会社 | AliExpress Alibaba.com 阿里巴巴1688 淘宝网(タオバオ) |
※こちらも利用は自己責任で行ってください。利用前には十分に下調べを行ってください。「サイト名+使い方/注意点」などで検索することをおすすめします。
代行業者仕入れ
・中国の販売元や卸売りサイトで、交渉から買い付けまでを代行業者に依頼する方法
・購入した商品を、日本に発送する前に現地で検品してくれる業者も多い
・中国語がわからなくても、問い合わせやトラブル対応をおこなってくれるので、安心して仕入れをすることができる
BASEと連携している事業者
下記2つの事業者はBASEと連携しています。代行業者を利用する場合はいずれかのサービスを利用することをおすすめします。
・タオバオ新幹線
阿里巴巴1688やタオバオで取り扱っている商品を購入できる、代行業者。
「BASE」と連携しており、タオバオ新幹線のサイト上で販売したい商品を検索、見つけたら連携ボタンを押すだけで、ショップに商品情報を掲載することができる。
・THE 直行便
中国最大級のECサイト「タオバオ」などから仕入れた商品情報を自動で取り込みスムーズに販売することができ、仕入れた商品の注文状況や配送状況などをご自身のネットショップの管理画面から確認することも可能
以上が仕入れ販売をするときに選択肢となる「仕入れ先」の紹介でした。おそらく知らなかった方法やサービスも多かったのではないでしょうか?
今後の記事で、実際にどういう商品を仕入れていくのか?などについても解説しますので、まずは色々なサイトを見て「こんなものも仕入れられるんだ」ということを頭に入れておきましょう!
- 仕入れ方法は「国内」「海外」「中国」とさまざま!
- リスクは事前に調べておこう!
- いろいろと検索して、できることからはじめよう!
アクションリストでショップ準備を完了させよう!
アクションリストを使って、0→10ガイドの中にでてきたアクションを完了させよう。
- 下記のボタンからアクションリストをダウンロードしよう
- ダウンロードされたZipファイル内のPDFファイルを開こう
- アクションリストに従って、ショップ準備を進めよう
- 関連URLの列には、参照元の記事や設定先のURLが添付してあるので、適宜参照しよう