前回の記事では、発送作業の簡略化についてお伝えしましたが、今回は、商品管理についてお伝えいたします。
商品管理というとイメージしにくいかもしれませんが、具体的には、在庫の管理や受発注処理などの簡略化です。
今回ご紹介するのはある程度規模が大きくなってきたら検討いただきたいのですが、こういった解決策もあるんだということを頭に入れておいていただけるといいと思います。
商品コード App
- 独自の商品管理コードを使いたい場合に便利
- 商品コードを、種類コードやJAN/GTINと一緒に管理できる
扱う商品の数が多くなってくると、在庫管理が煩雑になります。
在庫の種類が少ない場合は、商品名などで管理していくこともできますが、色やサイズが増えれば、管理はそれだけ煩雑になっていきます。
そんな場合には、「商品コード App」を活用してみてください。
「商品コード App」では、独自の商品管理コードを登録して管理できます。
「商品コード」のほか、「種類コード」「JAN/GTIN」を入力できるので、ミスのリスクを減らしつつ、効率的な管理が可能になります。
また、独自コードを活用すれば、外部の倉庫との連携などもスムーズにおこなえます。
CSV商品管理 App
- 商品の仕入れ数が多い場合の商品管理に便利
- CSVファイルで、情報を一括登録できる
商品を大量に仕入れることが多いなら、「CSV商品管理 App」を活用しましょう。
商品数が多いと、管理画面で1つずつ商品登録していくのはたいへんです。
このAppを使うと、新しい商品をCSVファイルで一括登録できるので、入荷作業を効率化できます。
既存商品の情報更新も、同様に一括で更新できるため、在庫数の更新などもかんたんにおこなえます。
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注文データダウンロード App
- 大量の注文情報を処理したい場合に便利
- 必要な注文情報を、一括でダウンロードできる
多くの注文を受けるようになると、注文情報を処理するのもたいへんです。
「注文データダウンロード App」があれば、注文情報を一括でダウンロードできます。
購入者の情報や、購入された商品の情報などがダウンロードできるので、発送の業務を効率化できるでしょう。
また、あわせて「商品コード App」もインストールすれば、「商品コード」や「種類コード」「JAN/TGIN」もいっしょに出力されます。
これらが同時に出力されることで、ミスなくスムーズに注文データを管理でき、在庫管理の更新作業もスムーズになります。
LogiMoPro App
- 発送業務をすべて外注したい場合に便利
- 発送作業をゼロにできる
「LogiMoPro App」は、BASEとLogiMoProの連携拡張機能です。
LogiMoProは、物流代行サービス。商品の出荷数が増えてきて、出荷業務を委託したいときにおすすめです。
商品の注文があると、LogiMoPro倉庫へ自動で出荷を指示してくれます。また、出荷されたら、BASE内の情報も自動更新されるので、とても便利です。
初期費用・月額固定費はかかりませんが、保管料などがかかるため、ショップの規模が大きくなったときに検討してみましょう。
NEOlogi App
- 海外へ発送する場合に便利
- さまざまな発送方法が選べて、費用もおさえられる
国外への配送を代行してほしい場合は、「NEOlogiApp」がおすすめです。
NEOlogiが運営する,外部連携サービスである「NEOlogi App」では、国内外150もの国へ配送できるので、越境EC向けのサービスといえます。
通関手続きやINVOICEの発行なども、すべて外注できるので、手間がかかることもありません。
また、DHL・FedEx・EMS・AIRMAIL・SALから、ニーズにあわせて配送方法を選べるので、物流コストの見直しも可能です。
「NEOlogi App」を利用するさいは、「英語・外貨対応 App」「送料詳細設定 App」をいっしょにダウンロード、また決済方法に「PayPal決済」を追加しておきましょう。
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コラム|商品管理の豆知識
商品を管理するうえで重要なポイントの1つが、商品の保管場所です。扱う数が多くなればなるほど、商品を見つけるのに時間がかかるようになります。
在庫管理の方法は、「フリーロケーション」と「固定ロケーション」の2つがあります。
「フリーロケーション」は入荷した商品を空いた場所に置くだけなので、在庫を整理する時間が必要ありません。
空いた空間を効率的に使えるので、少ないスペースでも活用できるのがメリットです。
一方、「固定ロケーション」の場合は、あらかじめ決めたルールにより、商品の置き場所が決まっています。商品ごとにスペースを確保する必要があり、在庫整理に時間がかかる点がデメリットです。
しかし、在庫を一瞬で把握でき、商品をなくしたりミスを少なくしたりできる点が、大きなメリットといえるでしょう。
商品管理を簡略化するためには、保管場所のスペースや手間などを考えて、管理方法を選ぶこともポイントです。