「BASE」では、2020年5月に累計ショップ開設数が100万ショップを超えたことが示すように、多くの人にとってネットショップをこれまで以上に身近なものにしてきました。

一方、「BASE」を使えば誰でも自分のネットショップを無料ですぐに持つことができるようになったものの、「ネットショップを運営してみたいけど、何を売ればいいかわからない」という方も増えてきた印象があります。

そこでこの記事では、そんな方のために、販売する商品のヒントになるような情報をお伝えいたします。

ネットショップで商品を売るために重要なのは、商品ではなくコンセプト

冒頭から趣旨がずれてしまうので申し訳ないですが、ネットショップで商品を売るために重要なのは、「何を売るか」ではなく「誰がどういうストーリーで何を売るか」ということです。

つまり“ショップのコンセプト”が重要なのです。

あなたのショップが「誰に、どんな価値を提供したいのか?」。それがあってこそ商品が売れるようになりますので、まだショップコンセプトなどが決まっていない場合、下記の記事も参考にしながら考えてみてください

参考記事:ネットショップを開業するために必要な7つの手順!これを見れば始め方が分かる

コンセプトがなく商品ありきになってしまうと、売れるものも売れません。どうやってお客様に「あなたのショップから買いたい」と思ってもらうか、そこが重要になってきているのです。

これからのECショップに必要なこと

かつてECショップというのは、モール型ECなどに代表されるような、「マスに広くリーチし、安くさまざまな商品をたくさん販売する」というモデルが主流でした。

しかしモノと情報が溢れるようになってきた昨今、その潮流は劇的に変わりつつあります

時代は、「マスから個へ。」これが今の潮流です。

今の時代に求められる商品とは?

引用:「BASE」社2020年12月期第1四半期決算説明会資料

では、今の時代に求められる商品とは何なのでしょうか?

それは、「高い熱量を持ったニッチなもの」や、「ユニークなコンセプトの商品や体験」「ここにしかないもの」といった、今までとは真逆の商品です。

これが、冒頭にお伝えした「コンセプトが重要」ということにつながります。

あなたがどんな想いで、どんな価値をお客様に提供するのか? そこが、今のネットショップに求められるものとなります。このことを念頭に置きながら、これから紹介するヒントも参考にしてネットショップで売るものを考えてみてください。

ネットショップで売る商品を見つける、3つのヒント

前置きが長くなりましたが、ここからはネットショップで売る商品のヒントを3つご紹介したいと思います。

ヒント1. 仕入れ商品か、オリジナル商品か

まず売る商品を考えるときに考慮したいのが、仕入れ販売をするのか、オリジナル商品の販売をするのか、ということ。

結論からお伝えすると、どちらの選択肢にも一長一短があり、絶対にこっちがいい!という答えはありません。

ただ、事実としてお伝えすると、「BASE」でショップ運営を行っているショップの約75%は、「オリジナル商品を販売している」というデータがあります。

引用:「BASE」社2020年12月期第1四半期決算説明会資料

オリジナル商品のメリットデメリット

オリジナル商品のメリットは、まさに先ほどお伝えした「ニッチでユニークなもの」に当てはまるため、消費者のニーズに沿っている、という点があります。

一方でオリジナル商品は、「製造にコストがかかってしまうこと」や、「大量生産のハードルが高い」「価格が高くなってしまう」などのデメリットが存在します。

ちなみに「BASE」では、オリジナル商品を在庫リスクなく作れるサービスとも連携しています。下記の記事も参考に、検討してみてください!

参考記事:オリジナル商品を在庫リスクなく作って、ネットショップで販売できるサービスをご紹介!

仕入れ商品のメリットデメリット

仕入れ商品は、オリジナル商品を作るのに比べて一見かんたんなように見えるかもしれませんが、そもそも売れる商品の目利き、他社よりも安く仕入れる営業努力など、成功させるハードルは想像以上に高いのが実情です。

とくに昨今では、先ほどご説明したように消費者のニーズも変わりつつあるため、コンセプトをしっかり立て、市場調査を行い、きちんとした戦略を立てていく必要があります。

一方、メリットとしては、商品を作る必要はないので、大量に販売したり、商品のサイクルを早くできる点などが挙げられます。

なお、商品を仕入れ方法はいくつもあります。下記の記事にまとめていますので、参考にしてみてください!

参考記事:ネットショップの商品仕入れで失敗しないために!仕入れから販売の7つの手順!

ヒント2. ネットショップで売れているジャンルを知ろう

ネットショップ運営を成功させる確率を上げるには、ほかの人たちがどういった商品を販売して利益をあげているのか、を知ることが近道です。

たとえば「BASE」でショップを運営しているところは、下記の通り、半分以上がファッションジャンルとなっています。

引用:「BASE」社2020年12月期第1四半期決算説明会資料

こういったデータも参考に、まずはジャンルを決めてみる、というのも一つの手かと思います。

ほかにも「楽天ヒット番付2019」といったページを見てみると、どんな商品が売れたのか、その傾向を推し測ることができます。

ヒント3. ネットショップで売れる商品の傾向を知ろう

じつは、ネットショップで売れる商品というのには、ある程度傾向があります。

そのため、そういったネットショップで売れる商品の傾向を知っておくことで、どういった視点で売る商品を考えればいいのかが見えてきます。

くわしくは「ネットショップで売れているカテゴリトップ10と商材選びの8つのポイント!」という記事で説明していますが、売れる傾向にある商品というのは、以下の8つのポイントに沿った商品です。

  • 限定品
  • 重い商品、かさばる商品
  • 特定の分野に特化した、専門の商品(マニアックな商品)
  • 地方でしか購入できない地域商品
  • 定期購入が見込める消耗品
  • 人前では買いづらい商品
  • 圧倒的に格安で購入できる商品
  • トレンド商品

何となく、イメージがわいてくるでしょうか?

とくに最後に挙げたトレンド商品は想像しやすいかと思います。例えば2019年であればタピオカが大ブームとなりました。(ネットショップでタピオカは難しいかもしれませんが考え方は同じです)

トレンドに乗った商品は、市場ニーズがどんどん高まってくるため比較的売れやすい商材となります。

まとめ

以上、ネットショップで何を売るかについての考え方と、3つのヒントをお伝えしました。

冒頭にもお伝えした通り、近年ネットショップの潮流は急激に変わりつつあります。とくにSNSの発達によって、ショップオーナーのパーソナリティーや、ショップの世界観などが重視されるようになってきました。

そんな時代において、商品を売っていくためには、やはり「コンセプト」が非常に大切ではないかと思います。

しっかりと「自分のショップがどんな価値をお客様に提供できるのか」ということを定義した上で、ショップに適した商品を探してみてください。