あなたは何を売る?ネットショップで販売する商品を見つける、3つのヒント

更新日 : 2021/12/27
投稿日 : 2013/08/15

「BASE」では、2020年5月に累計ショップ開設数が100万ショップを超えたことが示すように、多くの人にとってネットショップをこれまで以上に身近なものにしてきました。

一方、「BASE」を使えば誰でも自分のネットショップを無料ですぐに持つことができるようになったものの、「ネットショップを運営してみたいけど、何を売ればいいかわからない」という方も増えてきた印象があります。

そこでこの記事では、そんな方のために、販売する商品のヒントになるような情報をお伝えいたします。

ネットショップで商品を売るために重要なのは、商品ではなくコンセプト

冒頭から趣旨がずれてしまうので申し訳ないですが、ネットショップで商品を売るために重要なのは、「何を売るか」ではなく「誰がどういうストーリーで何を売るか」ということです。

つまり“ショップのコンセプト”が重要なのです。

あなたのショップが「誰に、どんな価値を提供したいのか?」。それがあってこそ商品が売れるようになりますので、まだショップコンセプトなどが決まっていない場合、下記の記事も参考にしながら考えてみてください

参考記事:ネットショップを開業するために必要な7つの手順!これを見れば始め方が分かる

コンセプトがなく商品ありきになってしまうと、売れるものも売れません。どうやってお客様に「あなたのショップから買いたい」と思ってもらうか、そこが重要になってきているのです。

これからのECショップに必要なこと

かつてECショップというのは、モール型ECなどに代表されるような、「マスに広くリーチし、安くさまざまな商品をたくさん販売する」というモデルが主流でした。

しかしモノと情報が溢れるようになってきた昨今、その潮流は劇的に変わりつつあります

時代は、「マスから個へ。」これが今の潮流です。

今の時代に求められる商品とは?

引用:「BASE」社2020年12月期第1四半期決算説明会資料

では、今の時代に求められる商品とは何なのでしょうか?

それは、「高い熱量を持ったニッチなもの」や、「ユニークなコンセプトの商品や体験」「ここにしかないもの」といった、今までとは真逆の商品です。

これが、冒頭にお伝えした「コンセプトが重要」ということにつながります。

あなたがどんな想いで、どんな価値をお客様に提供するのか? そこが、今のネットショップに求められるものとなります。このことを念頭に置きながら、これから紹介するヒントも参考にしてネットショップで売るものを考えてみてください。

ネットショップで売る商品を見つける、3つのヒント

前置きが長くなりましたが、ここからはネットショップで売る商品のヒントを3つご紹介したいと思います。

ヒント1. 仕入れ商品か、オリジナル商品か

まず売る商品を考えるときに考慮したいのが、仕入れ販売をするのか、オリジナル商品の販売をするのか、ということ。

結論からお伝えすると、どちらの選択肢にも一長一短があり、絶対にこっちがいい!という答えはありません。

ただ、事実としてお伝えすると、「BASE」でショップ運営を行っているショップの約75%は、「オリジナル商品を販売している」というデータがあります。

引用:「BASE」社2020年12月期第1四半期決算説明会資料

オリジナル商品のメリットデメリット

オリジナル商品のメリットは、まさに先ほどお伝えした「ニッチでユニークなもの」に当てはまるため、消費者のニーズに沿っている、という点があります。

一方でオリジナル商品は、「製造にコストがかかってしまうこと」や、「大量生産のハードルが高い」「価格が高くなってしまう」などのデメリットが存在します。

ちなみに「BASE」では、オリジナル商品を在庫リスクなく作れるサービスとも連携しています。下記の記事も参考に、検討してみてください!

参考記事:オリジナル商品を在庫リスクなく作って、ネットショップで販売できるサービスをご紹介!

仕入れ商品のメリットデメリット

仕入れ商品は、オリジナル商品を作るのに比べて一見かんたんなように見えるかもしれませんが、そもそも売れる商品の目利き、他社よりも安く仕入れる営業努力など、成功させるハードルは想像以上に高いのが実情です。

とくに昨今では、先ほどご説明したように消費者のニーズも変わりつつあるため、コンセプトをしっかり立て、市場調査を行い、きちんとした戦略を立てていく必要があります。

一方、メリットとしては、商品を作る必要はないので、大量に販売したり、商品のサイクルを早くできる点などが挙げられます。

なお、商品を仕入れ方法はいくつもあります。下記の記事にまとめていますので、参考にしてみてください!

参考記事:ネットショップの商品仕入れで失敗しないために!仕入れから販売の7つの手順!

ヒント2. ネットショップで売れているジャンルを知ろう

ネットショップ運営を成功させる確率を上げるには、ほかの人たちがどういった商品を販売して利益をあげているのか、を知ることが近道です。

たとえば「BASE」でショップを運営しているところは、下記の通り、半分以上がファッションジャンルとなっています。

引用:「BASE」社2020年12月期第1四半期決算説明会資料

こういったデータも参考に、まずはジャンルを決めてみる、というのも一つの手かと思います。

ほかにも「楽天ヒット番付2019」といったページを見てみると、どんな商品が売れたのか、その傾向を推し測ることができます。

ヒント3. ネットショップで売れる商品の傾向を知ろう

じつは、ネットショップで売れる商品というのには、ある程度傾向があります。

そのため、そういったネットショップで売れる商品の傾向を知っておくことで、どういった視点で売る商品を考えればいいのかが見えてきます。

くわしくは「ネットショップで売れているカテゴリトップ10と商材選びの8つのポイント!」という記事で説明していますが、売れる傾向にある商品というのは、以下の8つのポイントに沿った商品です。

  • 限定品
  • 重い商品、かさばる商品
  • 特定の分野に特化した、専門の商品(マニアックな商品)
  • 地方でしか購入できない地域商品
  • 定期購入が見込める消耗品
  • 人前では買いづらい商品
  • 圧倒的に格安で購入できる商品
  • トレンド商品

何となく、イメージがわいてくるでしょうか?

とくに最後に挙げたトレンド商品は想像しやすいかと思います。例えば2019年であればタピオカが大ブームとなりました。(ネットショップでタピオカは難しいかもしれませんが考え方は同じです)

トレンドに乗った商品は、市場ニーズがどんどん高まってくるため比較的売れやすい商材となります。

売れているジャンルごとの販売商品例を紹介

ここからは、商品ジャンルごとに販売する商品例を紹介します。「何を売ればいいかわからない」と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

ファッションハンドメイドジャンル

「BASE」で一番出品されている割合が高い、ファッション・ハンドメイドジャンルについて紹介します。

例えば、ファッションや、ハンドメイドでは下記のような商品が考えられます。

・衣服(ジャケット・コート・トップス・ボトムス・スイムウェア・スーツ・ニット・子供服・肌着など)
・服飾雑貨(カバン・帽子・ストール・靴下・スニーカー・ブーツ・手袋・ハンカチなど)
・アクセサリー(ネックレス・ピアス・バレッタ・ブレスレット・指輪・カフス・ブローチ・ペンダント・イヤリングなど)
・他アクセサリー素材(チャーム・金具・ルース・カボションなど)

ファッション系は、最近では韓国服の輸入ショップが人気です。日本のブランドよりも価格が安い上に、見た目も奇抜でかわいいものがたくさんあります。

2017年には、日本での売上が200%伸びるほど爆発的人気を博した。 また、2017年から若者の流行語大賞で韓国に関する言葉が多くランクインするようになってきた。 特にファッションに関しては、「プチプラコーデ」「カジュアルコーデ」といった韓国由来のハッシュタグがインスタグラムで多く検索されている。引用:https://www.sixty-percent.com/id/blogs/women/44670

上記のように、Instagramをきっかけに韓国服がヒットしたといえます。

仕入れ方法

ファッションジャンルの仕入れ方法は下記があります。

・ヴィンテージや古着商品を販売する
・ハンドメイド商品を販売する
・OEMで商品を製造する
・ドロップシッピングで販売する

ファッション・ハンドメイド商品を販売するさいの注意点は、大きい商品・割れやすい商品などは初心者にとって梱包・発送の手間やリスクがかかることです。まずは、小さくて壊れにくいものを選んで商品を仕入れる・制作すると良いでしょう。

【初心者向け】まずはじめてみるのにおすすめのアイデア
・開業資金を少額ではじめたい場合は、直行便Appタオバオ新幹線などを利用してアクセサリーを輸入販売してみる
・ハンドメイドで商品を作れる人はハンドメイドからはじめてみる
・イラストを描ける人はオリジナルTシャツ・グッズの販売もおすすめです

ファッションカテゴリーでショップを運営するオーナー様のインタビュー記事

【ネットからリアルへvol.8】女の子の「かわいい」にこだわる。ファンに愛される<FUIUCHI>のブランド努力

<FUIUCHI>は、女の子の気持ちに寄り添うオリジナルハンドメイド・セレクトアクセサリーを販売しているブランドです。「自分を表現することが好き」ということをきっかけにアクセサリー作りにチャレンジして、副業で店舗を運営していました。

そのあと、順調に売り上げを伸ばして、ショップ運営一本にしぼったそうです。

もともと自己表現が好き、デザインが好き、という人は副業から趣味感覚ではじめてみてはいかがでしょうか。

エンタメ・ホビージャンル

エンタメ・ホビーのジャンルでは下記のような商品が販売できると考えられます。

・自分で創作しているキャラクターの商品
・自分の活動に付随するグッズ(アイドル・タレントのグッズなど)

自分で創作しているキャラクターがすでにある、自分自身が何かをすでに発信しているさいは、その活動に付随した商品を販売するのもおすすめです。

ただし、自分が創作していないキャラクターを使う、応援しているキャラクターを使って勝手にグッズを販売する行為は著作権の侵害になるため、NGです。

あくまでも、自分で作ったキャラクター・活動をもとにグッズを作成しましょう。

【初心者向け】まずはじめてみるのにおすすめのアイデア
オリジナルグッズ向けAppで商品を販売してみる
(pixivFACTORY、オリジナルプリントApp、Canvath (キャンバス)、スマホケース制作Appなど)

オリジナルグッズを簡単作成。受注生産で在庫リスクなくBASEでネットショップを運営する方法

エンタメ・ホビーショップを運営するショップオーナー様のインタビュー記事

【ブランディング支援施策】オリジナルキャラクター制作秘話インタビュー<サウナボーイ>×YAMADA ZOMBIE

食べ物・飲み物ジャンル

食べ物や飲み物で販売できる商品には下記のようなものがあります。

・焼き菓子
・生鮮食品
・地域のお土産
・冷凍販売
・お酒
など

食品は、販売許可をとる必要があるため、一般の方がすぐはじめるのは難しいです。
出店されている方は、すでに店舗で食品販売をしていて、ネットショップもはじめたいという方が多いです。許可については下記の記事を参考にしてみましょう。

ネットショップで食品を販売するために必要な営業許可を取得するには?

飲食ジャンルのショップオーナー様のインタビュー記事

売上激減期の麺屋武蔵を支えたのは、30分で作ったネットショップだった。人気ラーメン店がBASEを選んだ理由とは。

ラーメン店の事例を紹介します。
コロナ禍で売り上げが激減した有名店「麺屋武蔵」は、「お店に行くのが怖い」というお客さんの声をきっかけに仕方なく通販を決意したそうです。

最初は、お店の問い合わせフォームで注文をもらって伝票を手書きで…というアナログな対応をしていたところ「BASE」に出会ったそうです。

WEBリテラシーに自信がない方でも、30分かからないうちにお店を作成できた、拍子抜けするくらい簡単だったと語ってくださいました。

飲食店経営者の方でWEB知識がない…という方も一度試しにショップを作成してみてはいかがでしょうか。

コスメジャンル

コスメ・香水・スキンケア商品を販売したい場合は、許可が必要がほとんどです。

・化粧品製造販売業許可(医薬品医療機器等法第12条)
・化粧品製造業許可(医薬品医療機器等法第13条)

販売する場合の許可と、製造する場合の許可は別になりますので、理解しておくと良いでしょう。

化粧品のネットショップ開業のさいに知っておきたい許可や法律と、売れるためのコツ

【初心者向け】まずはじめてみるのにおすすめのアイデア
・化粧品販売は難しくても下記のような化粧に関係する小物類は販売できます。
(手鏡・ブラシ・化粧ポーチ・スポンジなど)
・こういった商品はタオバオ新幹線・スーパーデリバリーで安く仕入れられるため、化粧品小物の販売からはじめてみると良いでしょう

コスメジャンルでショップを運営されているオーナー様のインタビュー記事

【YELLの先には vol.1】馬油スキンケアブランド<0g>が語る、愛されるブランドを作るために本当に大切なこと

スーポーツレジャージャンル

スポーツ・レジャー用品を販売したいときは下記のような商品が考えられます。

・キャンプ用品
・フィットネスウェア
・リュック・バックパック

すでに店舗をもっていて、スポーツ・レジャー用品を販売しているひとはすぐにショップ開設ができますが、これから販売をしていきたいという人は下記の仕入れ方法を検討してみましょう。

中国輸入
OEM
ヴィンテージ・アンティーク商品の輸入

【初心者向け】まずはじめてみるのにおすすめのアイデア
・どの商品もまずは販売・配送・梱包のハードルを下げるために割れ物・大きいものは避けるのがおすすめです。
・例えば、クッカー・シェラカップ・折り畳みできる焚き火台・折り畳み椅子、テーブルなどからはじめてみてはどうでしょうか。
・ヴィンテージ・アンティーク商品の輸入では、ランタンなどが人気です。「バースデーランタン」といって相手の生まれ年に発売されたランタンをプレゼントするのがアウトドア愛好家の文化だそうです。

スポーツ・レジャーでショップを運営されているオーナー様のインタビュー記事

【YELLの先には vol.6】YELL BANKを利用し続けて2年。「好き」の詰まった<M-BROWN>のショップ作り

まとめ

以上、ネットショップで何を売るかについての考え方と、3つのヒントをお伝えしました。

冒頭にもお伝えした通り、近年ネットショップの潮流は急激に変わりつつあります。とくにSNSの発達によって、ショップオーナーのパーソナリティーや、ショップの世界観などが重視されるようになってきました。

そんな時代において、商品を売っていくためには、やはり「コンセプト」が非常に大切ではないかと思います。

しっかりと「自分のショップがどんな価値をお客様に提供できるのか」ということを定義した上で、ショップに適した商品を探してみてください。

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