第3回
商品撮影の方法
更新日 : 2021/12/22
投稿日 : 2021/12/20

前回の記事で、ネットショップにおけるデザインのポイントを解説しました。

そのなかで、「商品写真」についても触れていたとおり、ネットショップにおいて、商品写真は、ユーザーが商品を購入するかどうかを決めるさいに、重要な判断要素になります。

この記事では、具体的な撮影方法や必要機材など、商品撮影に必要な知識を解説します。

商品撮影方法と必要なもの

商品撮影の方法はざっくり分けて3つあり、難易度や必要なものが違います。自分に適した方法で、商品写真を準備してみましょう。

撮影方法おすすめの商品難易度
①スマホ、背景紙などを使って自宅で撮影するアクセサリー、小さな雑貨類など初心者向け
②一眼レフ、撮影キット、照明などを使って本格的に撮影するバッグ・服飾品・フィギュア・少し大きさのある雑貨類など中級者向け
③スタジオで撮影を外注する服・服飾品・インテリア用品・家具など上級者向け

①スマホ+背景紙などで撮影

スマホと背景紙だけでも、キレイな商品写真が撮れます。背景紙をセットして、商品を引き立たせ、スマホで写真を撮る方法です。

手持ちのスマホにプラスして、背景紙だけ調達すればいいので、手軽さも魅力です。背景紙は「バック紙」などと呼ばれることもあり、数千円ほどで購入できます。

デメリットは、どの商品もかならずキレイに撮影できる、というわけではないということ。
スマホのカメラ機能は、一眼レフに比べると劣る部分も多いため、たとえば、サイズが小さな商品や、細かい細工がある商品を撮影するのは、むずかしいケースもあります。

また古いスマホだと、どうしても一眼レフより画質が落ちてしまうこともネックになります。
最新のiphoneなどであれば、そこまで気にならないクオリティで撮影することができます。

②スマホ(or一眼レフ)+撮影キット+照明などで撮影

より商品の魅力を伝えるためには、一眼レフや撮影キット、照明を使うと効果的です。
一眼レフは数万~数十万円と値段が張りますが、プロ並みに美しい写真が撮れます。

一眼レフとスマホの違いは、下記のような点です。

一眼レフスマホ
・拡大したときに、荒い画像にならない
・夜間撮影などもできる
・レンズを変更することで、写真の表現を変えられる
・特殊なフィルターなどが使えない
・PC用のアプリがないと、手軽に編集できない
・拡大したときに、画質が荒くなる
・暗いところの撮影には不向き
・望遠やカメラでできるレンズを変えて写真の画角や雰囲気を変えることがむずかしい
・アプリでかんたんに編集ができる
・アプリなどで、特殊なフィルターを手軽に使える

レンズもそろえれば、商品それぞれに合った、魅力的な写真が撮れるでしょう。とはいえ、一眼レフは必須ではなく、多くの商品では、スマホで十分なのが実情です。

撮影キットについて

撮影キットとは、商品撮影のための環境を整えたセットのこと。
ボックスタイプのものが一般的で、この環境下で撮影すると、美しい写真に仕上がりやすいのが特徴です。

参考:Amazonより

数千~数万円の商品が多く、「撮影キット」「撮影ボックス」などで検索すると、ヒットします。撮影キットは、サイズがさまざまなので、販売する商品のサイズに合うものを選ぶことがポイントです。

照明について

最後に、照明です。魅力的な商品写真を撮るためには、照明が欠かせません。撮影用のライトのほか、レフ板などもあるといいでしょう。

照明は、サイズや明るさにより、さまざまな商品があり、価格も数千~数万円と幅広いことが特徴です。

「撮影用 照明」「撮影用 ライト」などで検索すると出てきますので、商品のサイズや撮影したい雰囲気に合わせて、適切なものを選びましょう。

照明がない場合は、天気のいい日の午前中に、自然光を利用して撮影するのがおすすめです。

 

③スタジオで撮影を外注する

より本格的な写真を撮りたいなら、スタジオでの撮影を外注する方法があります。

自分で機材を用意する必要がなく、自宅に撮影スペースがない場合にも、おすすめです。
商品撮影 外注」と検索すると、さまざまなサービスが出てきます。

また、Instagramやクラウドワークスなどで、個人で活動している人を探すのもいいでしょう。
依頼するさいは、撮影する枚数や必要なカット、なんのための商品撮影なのか、などを明確に伝えることが大切です。

個人で活動している人の場合は、スキルやスタジオ環境が大きく異なるので、実際の作品やスタジオを見せてもらうといいでしょう。

 

商品撮影のポイント

自分で商品を撮影するさいには、下記の4つのポイントをおさえておきましょう。

  • ①基本的には、自然光で撮影する
  • ②写真は、なるべく多く撮る
  • ③商品を使ったさいのイメージがわきやすい写真も撮る
  • ④中古品の場合は、商品の不具合がある部分もきちんと撮る

まず商品は、自然光で撮影するのがおすすめです。できれば、午前中に東の部屋で、窓を開けて撮影するのがおすすめ。

商品によっては、フラッシュやライトを使ってもいいですが、わざとらしい明るさになってしまい、いまいち商品のよさを引き出せません

また、商品を撮影するさいは、1枚だけではなく、いろんな角度から撮影しましょう。
撮影する角度や、光の入り方の違いによって、商品の見え方は大きく変わるからです。

加えて、実際に商品を使ったさいのイメージがしやすい写真も撮っておきましょう。
食器ならば、ほかの食器と並べたときの写真や盛り付け例、アクセサリーならば、着用した写真があると、イメージしやすくなります。

あるといい写真の具体例 
ファッション服の表・裏画像、着用画像、服のタグ画像、裏地画像、生地・柄がわかる画像、スタイリングイメージなど
食品よりおいしそうに見える画像、実際に届く商品の中身の画像、梱包した状態の画像など
アクセサリーアクセサリー全体の画像、アクセサリーの部分ごとのアップ(チェーン・チャームなど)、アクセサリーの着用画像など
電化製品電化製品全体の画像、部分ごとのアップ(充電端子、ボタンなどの機能性のアピール)、使っているところが想像できる画像(スマホなら、手に持つなど)など
アンティーク商品全体の画像、商品の部分アップ、傷・汚れ部分のアップ、型番・年代のアップ、ロゴのアップなど

中古品を販売する場合は、不具合がある部分も、きちんと撮ることも重要です。
不具合部分を載せることで、ショップの信頼性が上がります。
販売後にトラブルになる可能性も低くなるので、隠さずすべてを見せること、がポイントです。

商品別OK・NG写真

実際に、商品写真のOK例とNG例を見てみましょう。

明るさが微妙

十分な光がない環境で撮影すると、明るさが微妙な写真になってしまいます。このような写真では、商品の魅力が十分に伝わらない可能性があります。
何度撮っても明るさが足りない場合には、ライトを買い足すなど、工夫をしましょう。

自然光で撮影する場合は、撮影する時間や方角に注意し、人工の光で撮影する場合は、ライトの数や向き、レフ板を追加するなど、検討してみましょう。

商品が中心にない

商品が中心にないと、バランスが悪く見えてしまうことがあります。
レイアウトを考えて、中心からずらすこともあるかもしれませんが、商品は、中心に置いて撮影するのが基本です。

とくに、背景に商品以外のモノを置く場合は、どの商品がメインなのかがわからなくなってしまうので、注意しましょう。

商品がぼやけている

ピントが合っていないと、ぼやけた写真になります。

また、手ブレによって、商品がぼやけてしまうこともあるため、三脚を使用するのも一つの方法です。

まとめ
  • 撮影方法はいろいろあるが、基本はスマホで十分!
  • 自然光を活用するのがおすすめ!
  • 使用シーンがイメージできる写真も撮影しよう!

以上で商品撮影のポイントは終了です。次は実際に撮影してみた商品を登録する作業について解説します!

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