個人でネットショップを開設する方法!失敗しない秘訣とおすすめネットショップ作成サービスは?

2020.08.26(更新:2024.07.10)

ネットショップは個人でも手軽に始められます。ネットショップを活用すると、オリジナルデザインの商品やハンドメイドはもちろん、セレクト商品などさまざまな商品を、多くの人に届けられるでしょう。

この記事では、個人でネットショップを始めるために、知っておきたい情報をまとめました。個人でネットショップを開設するメリット・デメリットや、個人向けのサポートが充実したネットショップ作成サービスなども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

ネットショップ開設で知っておきたい知識

ネットショップの開業で知っておきたい知識についていくつか紹介します。

ネットショップの種類は2種類

ネットショップの種類は、「ASP型」「モール型」の2種類が代表的です。

  • ASP型

自社の商品のみを扱ったネットショップを作成する方法です。他社の商品と比較されにくく、デザインや導線などもこだわれる一方で、集客がむずかしいのが懸念点として挙げられます。

  • モール型

1つの巨大なネットショップの中に、ショッピングモールのようにさまざまなショップが商品を出品する形態です。他のショップの商品と並ぶため、多くの顧客に見ていただける一方で、価格や質が比較されやすい部分は理解しておきましょう。

ネットショップの種類を解説!自分に合ったネットショップの種類はどれ!?

販売する商品によっては許可がいる

まずネットショップでは何でも売っていいわけではないことを知っておきましょう。下記のように販売するためには、許可や資格が必要なものも存在します。

扱う商品/サービス

関連法律

申請する許可/届出等

許可を申請する場所

中古品の買い取り・販売

古物営業法

古物商許可

所轄の警察署
生活安全課

食品の販売

食品衛生法

食品衛生法に基づく営業許可

所轄の保健所

健康食品の販売

食品衛生法
医薬品医療機器等法
薬機法種類による

医薬品医療機器等法に基づく許可
種類による

所轄の保健所
各都道府県の薬務課 種類による

酒類の販売

酒税法

通信販売酒類小売業免許
ネットショップで2つ以上の都道府県に販売する場合

所轄の税務署

医薬品の販売

医薬品医療機器等法

薬局開設許可
医療品販売許可
特定販売届出

所轄の保健所
各都道府県の薬務課など

化粧品の製造・販売

医薬品医療機器等法

薬機法 化粧品製造販売許可
ブランド化粧品を直接輸入販売する場合 医薬部外品製造販売許可
国内の製造業者や輸入業者からの仕入れの場合は不要

所轄の保健所
各都道府県の薬務課など

その他、下記の記事でも解説しているので確認しておきましょう。

ネット販売に必要な許可や資格まとめ!具体的な販売例とともに解説!

個人でネットショップを開設するメリット・デメリット

個人でネットショップを開設することで、どのようなメリット・デメリットを得られるのでしょうか。法人が運営する場合や、実店舗と比較しながら紹介します。

【メリット】コストを最低限に抑えられる

ネットショップ作成サービスの中には、初期費用・月額費用が0円で始められるものもあります。たとえばネットショップ作成サービスのBASE」では、スタンダードプランであれば初期費用・月額費用が0円で有料プランと同じ機能を利用可能です。

こうしたサービスを選んで登録すれば、売上が発生するまでショップ運営費用が発生しません。そのため、テナントの賃借料や光熱費などが必要な実店舗と比べると、リスクを大幅に抑えられるでしょう。

その上、個人でショップを運営すると従業員に支払う人件費も発生しません。仕入れや発送などにかかる経費やネットショップ作成サービスの手数料をのぞいた金額が収益として手に入るため、利益を最大化できるのも魅力です。

【メリット】マイペースに対応できる

運営業務を1人で担当するため、自分のペースで仕事を進められるのも魅力です。

仕入れ先や顧客とのやり取りでは、社内の判断を仰ぐといった手間が発生しません。そのため、ネットショップ運営を本業として高収益を目指す場合は、即座に対応することでスピーディーな取引が可能になります。

一方で、副業としてスキマ時間に楽しみながらできる範囲で、ネットショップ運営を進めることも可能です。発送までにかかる期間を長めに取ったり、顧客対応できる日時を提示したりすることで、トラブルを避けやすくなります。

このように、自分の進めやすい方法で取り組めるのが、個人でのネットショップ運営のメリットです。

【メリット】顧客と直接やりとりできる

商品購入後のフォローや問い合わせ対応で、直接顧客とやりとりすることになります。ときにはクレームが発生することもありますが、商品の感想を直接受け取れることは個人で運営するからこその魅力です。

顧客とやりとりする中で、ショップ運営のヒントが見つかるかもしれません。顧客の声を仕入れる商品やキャンペーン内容などに活かすことで、ネットショップへの集客をスムーズに行えるでしょう。こうした小回りの利く対応ができるのも、分業化せず個人でネットショップを運営するからこそのメリットです。

【デメリット】業務の幅が広く、負担が重い

ネットショップ運営は業務の幅が広く、求められるスキルも多種多様です。ネットショップ運営担当に必要なスキルには、たとえば以下のようなものが挙げられます。

  • デザイン作成
  • 原稿作成
  • 写真撮影
  • SNS運用
  • マーケティングスキル
  • 事務・経理スキル など

さらに、顧客の注文が集中して発送処理に追われた場合など、業務量が急増したときも他の人と分担できない点にも注意が必要です。自分のキャパシティを見積もって適宜アウトソーシングサービスを活用しながら、無理なくネットショップを運営できる方法を探っていきましょう。

ECサイト運営の基本スキル。知っておきたい基本業務や運営ノウハウを解説

個人でネットショップを開設する流れ

個人でネットショップを開業する場合、どのような流れで進めていけばいいのでしょうか。ここでは、以下の8つのステップにわけてご紹介していきます。

  • 事業計画の立案
  • 商品の仕入れについて
  • 販売可否の確認
  • 必要な届出・許可の取得
  • 開設方法を決める
  • ネットショップの構築
  • 個人事業主・開業届の提出
  • 確定申告(青色申告)の届出

それぞれのステップについて解説します。

事業計画の立案

ネットショップを開業する前に、まず事業計画の立案を行うことが大切です。事業計画、というと、ちょっとおおげさですが、ショップのプランを決めましょう、ということです。

具体的には、販売商品の選定やショップのコンセプト、予算などを決めていきます。

とくに、「何を売るか」「どんなコンセプトのショップにするか」という2点は、ほかのショップとの差別化にもつながりますので、慎重に考えたいポイントです。

【オーナーズインタビュー/Bull.Tokyo】ブランド作りにはコンセプトワークが重要

コンセプトは、ターゲットとする顧客をはっきりとさせた上で、「誰に・何を・どのように」商品を提供するのか、を考えることが基本です。

商品の仕入れについて

個人でネットショップの運営を行うさいに悩ましいのが、「仕入れをどうするか?」という問題。

「既製品を仕入れる」「オリジナル商品を作る」という大きく2つの選択肢があります。

既製品を仕入れる方法は、Webを利用したり、自分で足を運んだりと、さまざまな方法があります。下記のページも参考にしてみてください。

ネットショップの8つの仕入れ方法を、仕入れ手順とあわせて解説!

オリジナル商品を製作する場合、完全にオリジナルで作るのか、それとも既製品にデザインだけ入れるのか?によって、取り組み方が変わってきます。

BASE」であれば、デザインをアップロードするだけでオリジナルグッズが作れるサービスと連携しているので、かんたんに自分だけのグッズが完成します。

自分だけの「オリジナル商品」でビジネスをはじめよう。BASEと連携可能なオリジナルグッズ作成方法

販売可否の確認

ネットショップでは、さまざまな商品を売ることができますが、なんでも売れるわけではありません。

中には、販売登録が禁止されているものや、規制されているものもあるため、商品を仕入れる前に確認しておきましょう。

たとえば、BASE」で販売が禁止されている商品としては、覚せい剤や麻薬、鉄砲、アダルトビデオ、たばこ(ニコチンをふくむもの)、現金、偽ブランド品などが挙げられます。

くわしくは、以下のリンクをご確認ください。

登録禁止商品について

またお酒や高度管理医療機器、古物(中古品)といった商品を販売する場合は、事前に許可申請を行う必要があります。

販売しようとしている商品が、ネット販売可能かどうか、確認しましょう。

必要な届出・許可の取得

では、具体的に何の商品にどんな許可が必要なのか、例を挙げて説明していきます。

商品ジャンル

必要な許可

商品例

お酒(ARC.1%以上)

通信販売酒類小売業免許

酒類小売業免許

酒類製造免許

クラフトビール、日本酒、スパークリングワインなど

高度管理医療機器

高度管理医療機器販売許可証

コンタクトレンズなど

古物(中古品)

古物商許可証

中古品、トレーディングカード、アンティーク品など

食品

食品衛生責任者免許

食品衛生法に基づく営業許可証

 

このほかにも、商品に応じて、事前に許可申請を行う必要がありますので、販売したいものが決まったら、一度調べてみましょう。

ネット販売に必要な許可や資格まとめ!具体的な販売例とともに解説!

もちろん許可が必要ないものもたくさんあります。

開設方法を決める

個人がネットショップを開設する選択肢としては、「モール型ECサイト」かBASE」のような「ASP型ネットショップ」などがあります。

開設方法

メリット

デメリット

モール型ECサイト

・集客力が高い
・独自のポイントが使える
・安心感が高く、高額商品が売れやすい

・必要な費用が高い
・ライバルが多い
・開設まで時間がかかる
・操作方法を覚えるのが煩雑

<楽天市場><Yahoo!ショッピング><Amazon>など

ASP型

・低コストで開設可能
・専門的な知識が不要
・デザイン性が高い

・自分で集客を行う必要がある

BASE><カラーミーショップ><makeshop><Shopify>など

「モール型ECサイト」は、大きな企業がたくさん参入しているため、個人だと、資金力の面でかなり不利な戦いを強いられます。

また、契約も最低契約期間が決められていたりするため、個人で入るには不都合が多いです。

そのため、個人で開業するのであれば、「BASE」をはじめとする「ASP型のネットショップ」がおすすめです。

ネットショップを開業するならどのサイトがおすすめ?徹底比較しました!

ネットショップの構築

上記で選んだネットショップで、サイト構築を行います。具体的には、ショップのデザインや商品画像のアップ作業、商品の説明文の登録作業、などです。

ここで注意しておきたいのが、商品の登録やデザイン編集の大変さです。一般的に、商品を登録するために複数の項目を入力する手間がかかるうえ、デザインを作ること自体が難しいといえます。ネットショップ作成サービスのなかには、コードを書き換えないと編集できない、といったことも起こりえます。

しかし、BASE」であれば、すべての作業をスマホから行うこともできます。

むずかしい操作があると、それだけで、せっかく湧いてきたモチベーションを削ぐことにつながりますので、なるべくかんたんなサービスを選びたいところです。

なお、BASE」には、デザインテンプレートも無料のものと有料のものが用意されています。これらを使用すれば、誰でもとてもおしゃれなデザインにすることができます。

ブランドや商品の魅力を自由に表現!新しい「ショップデザイン機能」のご紹介

有料テンプレートで、おしゃれなデザインがかんたんに デザイン参考事例3選

個人事業主・開業届の提出

ネットショップ開業にあたって、個人事業主の開業届を提出することも頭に入れておきましょう。

開業届は、事業を開始した日から1ヶ月以内に、税務署に提出するのが原則です。とはいえ、1ヶ月を過ぎても、罰則などがあるわけではありません

まずは、ネットショップで商品を販売してみて、商品が売れるようになってきてから開業届を提出する、という方もいます。

開業届の書類は、ネットからプリントできるので、提出するさいは、事前に必要事項を記入しておくと、手続きがスムーズです。くわしくは下記の記事をご確認ください。

ネットショップに開業届は必要?書き方や提出の手続きについて解説

確定申告(青色申告)の届出

開業届の提出と一緒に出しておきたいのが、青色申告の届出です。

確定申告には、青色申告と白色申告の2種類があるのですが、青色申告は、開業届を出しておかないとできないので、気をつけましょう。

青色申告は、白色申告と比べると、確定申告時の手続きにかかる手間が増えますが、そのぶん控除額が高いので、節税対策にもなります。

これから、ネットショップ運営である程度利益を得られるようになってきたら、開業届とあわせて、青色申告の届出を行うことも、頭に入れておきましょう。

参考サイト:一般社団法人全国青色申告会総連合

個人でネットショップを開設する際のおすすめサービス

個人でもネットショップを開設できるサービスのうち、とくにおすすめのものを7つ紹介します。

※各サービスの料金プランや機能などは、2024年6月時点の情報です。

BASE

BASE」はショップ開設数220万以上(※2024年6月時点)を誇る、ASPカート型のネットショップ作成サービスです。

料金プランは初期費用・月額費用ともに無料の「スタンダードプラン」と、月商50万円以上の場合にコスト削減が図れる月額16,580円の「グロースプラン」の2つに分かれていて、使える機能はどちらのプランも共通しています。

ショップデザインや商品ページの作成に活用できる「BASE AIアシスタント」や、Google広告の運用を自動化できる「Google商品連携・広告App」を始め、ショップ運営を効率化できる機能が豊富に備わっているため、個人の業務負担を軽減できます。

また、売上は最短で翌営業日に振込可能で、資金調達サービス「YELL BANK」では将来の売上金を最大30万円まで利用可能なため、キャッシュフローもスムーズなことも魅力です。

BASEの使い方・出店方法とは?初心者でも出来るネットショップ開設・商品登録の手順

STORES

「STORES」もBASEと同じASPカート型のネットショップ作成サービスです。

初期費用・月額費用ともに0円の「フリープラン」が用意されていることも共通していますが、機能は有料プランの「ベーシックプラン」とは異なります。無料プランでは決済方法に制限があり、アクセス解析機能やショップページへの動画の埋め込みなども利用できません。

STORESの強みは、無料のデザインテンプレート48種が用意されていることです。ノーコードで自由にカスタマイズできるため、自分だけのオリジナルのショップデザインを形にできます。

Shopify

「Shopify」は全世界でサービスを展開する、カナダ発の有料ASP型ネットショップ作成サービスです。日本には2017年に参入していますが、一部日本語に対応していないものもあります。

料金は月額3,650円〜で、もっとも安価なプランでも多くの機能が開放されている点が魅力です。越境ECに強く、ショップページに記載されたテキストを翻訳したり、商品価格を顧客が住む地域の通貨へ自動両替したりといった機能が備わっています。

3日間の無料トライアルも実施しているため、海外向けネットショップの開設を検討している方は、ぜひ利用してみてください。

海外向けのネットショップはどこがおすすめ?始め方とともに解説!

カラーミーショップ

「カラーミーショップ」は有料のASP型ネットショップ作成サービスです。

低価格のレギュラープランは初期費用3,300円、月額費用4,950円となっていて、上位プランの一部機能もオプション料金を支払うと利用可能です。たとえば、カラーミーショップで販売する商品をAmazonにも出品できる「Amazon連携」機能は、月額1,100円+従量課金を追加で支払うと利用できます。

また、集客やカゴ落ち防止、客単価向上のための機能など、有料サービスだからこその手厚いサービスが用意されているのも魅力です。他のネットショップや実店舗との在庫・売上データの連携もしやすいため、規模の大きな事業を行う法人にはとくにおすすめです。

メルカリShops

フリマアプリの「メルカリ」が運営する、無料のモール型ネットショップ作成サービスです。ネットショップでありながら商品をメルカリに出品できるため、多くの顧客にリーチできる可能性があります。

メルカリとの大きな違いは、事業者向けの機能が備わっていることです。API連携に対応しているため在庫一元管理システムとも紐づけられ、商品登録はCSVファイルで最大1,000点までを一括で行えます。また、購入前のやり取りがクローズドな環境で行えるため、値下げ交渉が発生しにくいことも魅力です。

個人事業主の場合、ショップ開設に必要なのは銀行口座情報と本人確認書類のみです。2営業日以内に審査が行われ、ネットショップを開設できます。

Yahoo!ショッピング

Yahoo! JAPANが運営するモール型ネットショップ作成サービスで、初期費用・月額費用ともに0円で利用できます。販売手数料も無料なため、ショップ運営にかかる費用は決済手数料にくわえて、ポイント・キャンペーン原資負担料、アフィリエイト利用料のみです。

Yahoo! JAPANを始め、LINEなど、グループ各社のサービスからショップにリーチできるのが特徴で、商品を多くの人に見てもらえる可能性があるのが魅力です。一方で、巨大モールだからこそ他社の商品に埋もれてしまったり、価格を比較されやすい傾向にある点は理解しておきましょう。

イージーマイショップ

ASP型ネットショップ作成サービスです。初期費用・月額費用が無料のプランも用意されていて、無料プランでも商品ページの画像を50枚以上登録できます。ただし、サポートには対応していないため、トラブル発生時に自分で解決しなければいけない点には注意してください。

初期費用3,300円、月額2,970円以上の有料プランでは、商品への名入れやカスタマイズサービスにも対応しているのも他のサービスにはない特徴です。

また、Yahoo!ショッピングやGoogleショッピングと連携するオプション機能も備わっているため、ショップへの集客もしやすいのも魅力です。

個人のネットショップで成功するためのコツ

初めてネットショップを開業するにあたって、失敗しないためにはどうすればいいのか、気になる方もいると思います。

成功への近道をいくつかポイントを挙げて解説します。

初期投資はある程度行おう

初めてショップを開設する場合、最初は失敗を恐れるあまり初期投資を避けてしまうこともあります。

しかし、有料テンプレートは高いから無料にしよう、などといってネットショップでもっとも重要な項目の1つである、デザインを蔑ろにしてしまう可能性もあります。

予算を削ったことで望んだような集客につながらないかもしれません。

そこで、固定費など分野を絞って投資することをおすすめします。たとえばショップ開設時に使うロゴ・写真など、お客さんの目をひく部分にはなるべくこだわりましょう。また、集客するには最初に広告運用費をかけることも大切です。

固定費は抑える

一方で固定費は抑えるようにしましょう。

というのも、ネットショップ開設当初というのは、よほど爆発力のあるコンテンツがない限り、売上がすくないのが現実です。

そんなとき、ネットショップを持っているだけで、固定費として数万円もかかってしまうと、精神的に追い詰められてしまうからです。

一口にネットショップ作成サービスといっても、利用するサービスによって、毎月の固定費には大きな差があります。

サービス名

月額費用

BASE

0円または16,580円

STORES

0円または2,980円

MakeShop

12,100円または60,500円〜

カラーミーショップ

4,950円〜39,600円

Shopify

3,650円〜44,000円

楽天市場

25,000円~13万円

ちなみに注意が必要なのは、上記はあくまでも絶対にかかる費用であり、実際には上記以外にも決済会社と提携するのに費用がかかるサービスや、システム利用料などがかかったりする場合もあります。

BASE」では、月額費用だけでなく、初期費用もかかりません。費用が発生するのは、商品が売れたときのみです。無料のスタンダードプランでは販売手数料として3.6%+40円、有料のグロースプランでは2.9%がかかります。

BASE(ベイス)でかかる費用・手数料とは。計算方法、他社比較も解説

在庫は最低限にしよう

ネットショップ運営にあたって、怖いのは在庫リスクです。

ある程度ショップ運営に慣れてきて、売上の予測が立つ場合、それぞれの戦略によるので、在庫は一概に悪いとはいえませんが、個人で立ち上げたばかり、という場合は、在庫は極力減らしたいところです。

ネットショップでは、そういった在庫リスクをカバーすることもできます。

たとえばBASE」では、受注生産でオリジナルグッズの作成が可能なサービスと連携しています。

自分だけの「オリジナル商品」でビジネスをはじめよう。BASEと連携可能なオリジナルグッズ作成方法

また、「予約販売 App」を利用すれば、予約を受け付けることで、必要な分だけ製品を生産することもできるようになります。

くわしくは下記の記事をご覧ください。

入荷前の商品の予約を可能に。受注生産にも便利な「予約販売 App」

集客は低予算で始めてみよう

ショップで集客するにはオープン前〜直後の集客が肝心です。SNS運用などももちろん重要ですが、最初は最低限の予算で広告を出稿するのがおすすめです。

というのもSNS運用などで集客を行おうとするとどうしても時間がかかってしまうから。

低予算でもいいので、広告を打てば必ずショップにお客様がやってくるので、「売れたか売れなかった」など、結果をみて改善をすることができます。

ネットショップの仕入れ先・おすすめ一覧

以下ではネットショップで扱う商品のおすすめ仕入れ先を紹介します。

国内で仕入れる

・問屋や仕入れサービスを利用する
問屋(とんや)は製作者から安く商品を仕入れ、小売店に卸す業者のことです。最近はインターネット上の仕入れサービスも増えました。実店舗やショップを持つオーナーにしか売らないという問屋も少なくないため、まずは購入できるか調べるとよいでしょう。

・見本市に参加する
年に数回商品や業界ごとに行われるイベントです。問屋と同様に専門の事業者が中心のイベントですが、最近は一般消費者でも入れる見本市が増えています。

・クリエイターやメーカーと直接契約する
仲介業者を挟まず製作者と直接契約します。後々のトラブルが起きないよう、料金や著作権については最初によく交渉する必要があります。ある程度運営に慣れてからの方がおすすめですが、もし実現できれば原価率を抑えて利益を上げられるでしょう。

商品を準備する方法を知ろう|仕入れ商品

海外で仕入れる

・サイト経由で仕入れる
海外の卸売りサービスを利用します。代表的なサイトはアメリカの企業「ebay」や中国企業の「aribaba」です。基本的な利用方法は日本の仕入れサービスとも近く、うまく利用すれば海外にしかない商品を安価に仕入れられます。

利用には一定の英語力が求められるため注意が必要です。また日本と比べると輸送や梱包が大雑把な場合も多いので、商品が傷つく・トラブルが発生する場合もあります。

ネットショップの8つの仕入れ方法を、仕入れ手順とあわせて解説!

事例からみる「BASE」でネットショップ開設を成功させるコツ

BASE」でのネットショップ開業を成功させるため、次はショップの実例を見ながらコツを解説します。

店舗販売サービスの利用・SNS運用など、ネットショップを成功させるにはいくつか押さえたいポイントがあります。ブランドの方向性や扱う商品も踏まえつつ、参考にしてはいかがでしょうか。

きっかけはインフルエンサー!SNSでの発信が鍵になるかも

ハンドメイド・セレクトアクセサリーブランド<FUIUCHI>さんは、インフルエンサーに紹介されたことで一気に人気の火がつきました。

しかし、紹介に至るまでにはショップオーナーが日頃からコツコツとInstagramを運営した積み重ねがありました。

商品をより幅広いファンに届けるにはSNSの上手な運用が肝心です。

まずは毎日の投稿や魅力的な商品紹介などできることから始めましょう。インフルエンサーなど影響力のある方の手を借りれば、商品やブランドの魅力を発信できるでしょう。

【ネットからリアルへvol.8】女の子の「かわいい」にこだわる。ファンに愛される<FUIUCHI>のブランド努力

コンセプトは大事!自分の気持ちをヒントにほしいものを販売しよう

レザーアイテム・ジュエリーなどの複合ブランド<101010 -ten ten ten->さんは、「自分のためのモノ選び」がコンセプト。

ブランド名にもあるように、「自己満足度」「高揚感」「創造性」の3つで自分に10点満点をあげられるようなブランドを目指しています。

<101010 -ten ten ten->の商品は、「自分のようにこだわりを持つ方でも選ぶような商品を」というショップオーナーの考えのもとで製作されています。このように、「どんな人に買ってほしいか」「誰に届けたいか」という顧客のペルソナを考えることが重要です。

またコンセプトにあるように「買ったあとどんな気持ちになってほしいか」という感情もよりよい購買体験には重要です。商品やブランドを設計するさい、こちらもあわせて考えてはいかがでしょうか。

【ネットからリアルへvol.6】自分のためのモノ選びを提案。新しいものを生み出し続ける<101010 -ten ten ten->の魅力とは

思い切って投資することも大切!また、ファンとの交流も重要

サーフィンをはじめとしたアウトドア用のアクセサリーブランド<Free Hope>さんは趣味のアクセサリー作りから始まりました。

最初はブランドを大きくしようとは考えていなかったそうですが、注文が増えたタイミングで思い切って什器やロゴをオーダーメイドで発注。

「やっとお客様にちゃんとした“商品”を届けられる」という自信につながりました。

またショップオーナーは、Instagramをフォローしてくれた方に1人ひとり丁寧なメッセージを送っています。

このように、DMのやりとりを可能な範囲で徹底することでファンとの心の距離が縮まり、さらなる交流や購買につながりました。

「探してもないなら、自分で作ってみよう」軽い気持ちではじめたハンドメイドピアスショップ、軌跡と成功の秘訣とは

最初から広告費をかけたことが成功の秘訣?

思い切って最初から広告費をかけることもおすすめです。

<Ambiance Paper>さんの商品は商品撮影に使用する「背景紙」というあまり見かけないもの。ショップオーナーも当初は「売れなかったらどうしよう」と不安を感じましたが、広告を出したことでその日のうちに初めての売上が出ました。

Instagram広告Appなら1日500円から広告を出稿できます。投稿がそのまま広告になるので、追加の手間も必要ありません。最初は少額から広告を出し、ショップが軌道に乗ったら徐々に広告費を増やしてはいかがでしょうか。

【現役オーナーに聞いた】ネットショップを開設するならBASEがおすすめな理由

まとめ

売りたい商品とネットショップがあれば、個人でもかんたんにネットショップを開設できます。コストも最小限に抑えられるため、試しにネットショップを作成してみるのもおすすめです。

一方で、ネットショップ運営には多角的なスキルが求められる上、個人で運営する場合は業務量が増えても分担できる相手がいません。そうした負担があることを考慮して、自分にあったサポートや機能が備わったネットショップ作成サービスを探してみるといいでしょう。

ネットショップ作成サービスのBASE」なら、ネットショップに関する難しい業務や面倒な作業を簡単にできるため、ブランドや商品について考える時間をさらに増やせます。そうした手厚いサポートが評価され、「売上を伸ばしやすいネットショップ開設サービスNo.1)」にも選ばれました。今回紹介した内容を踏まえて、ぜひ「BASE」でショップ運営にチャレンジしてはいかがでしょうか。

最近1年以内にネットショップを開設する際に利用したカート型ネットショップ開設サービスの調査(2024年2月 調査委託先:マクロミル)

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